50代からの人生戦略 の商品レビュー
★3.5(3.28)2020年1月発行。著者の本としては、ちょっとこれまでの本と比較すると内容が薄いかなぁと。タイトルを決めて、思いついたことを書きなぐったという感じで、これまでの本で書かれていることの主張とかなり重なっているなぁというのが感想です。これだけを読んだ人には良いのか...
★3.5(3.28)2020年1月発行。著者の本としては、ちょっとこれまでの本と比較すると内容が薄いかなぁと。タイトルを決めて、思いついたことを書きなぐったという感じで、これまでの本で書かれていることの主張とかなり重なっているなぁというのが感想です。これだけを読んだ人には良いのかもしれないが、ただタイトルからすると、著者がクリスチャンだから仕方がないですが、少し聖書の話が多いですね。50代の教養磨きは参考になりそうです。
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特段難解な話が書かれている訳でもなし,人生の転換期における様々な提案が平易な文章でまとめられる.もし自らの視点にない視点がそこに含まれていれば,参考にするか考えればよいだろう.
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残された時間である老後を幸せに生きるために50代から何を準備していけば良いかをまとめた本。 時間、働き方、職場の人間関係、お金、家族関係の切り口で著者の分析がまとめられており、どうやって自分を磨いていくかを述べている。 著者は間もなく60歳で自己の経験から述べられており、なるほど...
残された時間である老後を幸せに生きるために50代から何を準備していけば良いかをまとめた本。 時間、働き方、職場の人間関係、お金、家族関係の切り口で著者の分析がまとめられており、どうやって自分を磨いていくかを述べている。 著者は間もなく60歳で自己の経験から述べられており、なるほどと思える内容が多かった。 個人的には、著者のお金に関する部分があまりに消極的に思えたが、まあ考え方は人それぞれかな。 今後迎える50代に備えて、この本の内容を活用していきたい。
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とても読みやすい文章で書かれている。50歳以上の人には是非とも読んで欲しい。クリスチャンである著者は、随所に聖書の身ことばを引用している。
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同著者の「40代でシフトする働き方の極意」が良かったので、次のステージとなる50代に興味をもち購入。 かつて批判していた「働かないおじさん」にいつの間にか自分がなってしまっていたり、新しいプロジェクトの責任者になるのを躱したり、組織の矛盾や悪とは正面とは戦わない、といった、今の...
同著者の「40代でシフトする働き方の極意」が良かったので、次のステージとなる50代に興味をもち購入。 かつて批判していた「働かないおじさん」にいつの間にか自分がなってしまっていたり、新しいプロジェクトの責任者になるのを躱したり、組織の矛盾や悪とは正面とは戦わない、といった、今の40代以下から見たらやや暗くなる箇所はあるものの、理想論に走らず、現実をしっかりと見つめたアドバイスには非常に好感が持て、腹落ちするものでもある。
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「残り時間」、「働き方」、「職場の人間関係」、「家族関係」など共感できる部分があった。 特に"急ぎつつ待つ"には、なるほどと思った。
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50代になったら、さすがに会社生活もカウントダウン、これまでのペース、考え方では厳しい。環境も少しずつ変わるはず。そんな中、会社で冷遇されても、面白くなくても、会社を辞めるべからず、とのこと。辞める方がカッコ悪い、との本書の記述を忘れないようにしたい。 カイロス、過去は変えられる...
50代になったら、さすがに会社生活もカウントダウン、これまでのペース、考え方では厳しい。環境も少しずつ変わるはず。そんな中、会社で冷遇されても、面白くなくても、会社を辞めるべからず、とのこと。辞める方がカッコ悪い、との本書の記述を忘れないようにしたい。 カイロス、過去は変えられるとの考えは、50年生きていればこそ。これまで学んだこと、得たものをペースに大切なものは何か考えたい。
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50代で無理するこたぁない。出世も運なんだから、あとはどう人生に折り合いをつけつつ、楽しく幸せに生きていくかという現実的な戦略。外交官として歩みつつ事件に巻き込まれ、作家として成功した人生への満足と、家族と猫への愛が伝わってくる。
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50代でも強い意志が必用らしい! 家族関係を最優先にする 教育レベルの低下は戦後の米軍操作 50代の教養磨きか面白い もういちど読む山川理論 もういちど読む山川世界史 もういちど読む山川地理 ブルーバックス 素数入門、数論入門 不確定性原理 ゼロからわかるブラックホール
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先週56歳の誕生日を迎えましたが、今から振り返ってみると50歳になった6年程まえから私を取り巻く環境が少しずつ変わってきたことを感じます。末娘はまだ大学生ですが、長女は昨年就職し妻も私もやりたいことを見つけたように思います。共通の趣味を見つけられたのも収穫だと思っています。 そ...
先週56歳の誕生日を迎えましたが、今から振り返ってみると50歳になった6年程まえから私を取り巻く環境が少しずつ変わってきたことを感じます。末娘はまだ大学生ですが、長女は昨年就職し妻も私もやりたいことを見つけたように思います。共通の趣味を見つけられたのも収穫だと思っています。 そんな私にとって、この本のタイトル「50代からの人生戦略」及び本の帯に書いてあった「これからの生き方は残り時間から考える」は、大いに私の興味を惹いてくれました。この年でさえ体の衰えを感じますので、この先10年、20年後にどうなっているかは私の両親を見ているとだいたい想像できます。 確かに生活していくための「お金」は大事だし、そのためには働くことも必要だと思いますが、子育てを終えた後に、自分が何をしたいのかは人それぞれが考える戦略だと思います。それを考える上で、大きな挫折を受けながらも、本を出して自分の考えを世に出せる佐藤氏は尊敬するところがあります。私も60歳以降の人生戦略をこの数年でしっかりと建てておきたいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・50代から学ぶといいのは自分の地元の歴史や文化、地元愛や郷土愛や歳をとるごとに強くなる。50歳を過ぎて仕事にも余裕が出てきたあたりで始めるのが良い(p20) ・自分の「したいこと」と「やるべきこと」をそれぞれ5つずつリストアップしてみる、重なっているものが優先順位が高い項目(p23) ・時間術のコツとして、スケジュール表にかなり前もってプライベートな予定を書き込んでおいて、そのうえで仕事のスケジュールを組む(p26) ・時間は主観で長さが変わる、10歳の子供にとって1年は10分の1だが、50歳のヒトにとっては50分の1、10歳のころの5倍のスピードで時間が過ぎる。体感する時間は変わる(p35) ・転職,起業で成功できる50代はごく一部、55歳ならあと5年、ここを辞めずに我慢するメリットはとても大きい(p40) ・50代は殆どの人が「報われない自分」を意識させられる年代、そのとき考え方を上手にシフトできるかどうか、見方を少し変えて自分のペースで仕事ができると考えてみる(p46) ・キリスト教でいう「愛」には、男女の恋愛(エロース)、神の絶対的な愛(アガペー)、友人同士のお互いを尊重する友愛(フィリア)に分けられる、50歳を過ぎて異性との関係を築くなら、エロースではなく、友愛(フィリア)を追求すべき(p142) ・エンドには「終わり」という意味の他に、「完成」という意味もある。50代は自分の人生を完成させるためにゴールを意識する年代といえる(p205) 2020年4月11日作成
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