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賢さをつくる の商品レビュー

4.2

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

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2023/12/02

学校ではインプット力が重視され、社会に出るとアウトプット力が重視される。 インプット力は抽象化能力 アウトプット力は具体化能力

Posted byブクログ

2023/07/02
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僕は出身大学や職業からも、人から「頭が良い」と言われることが多い。でも自分では、人より秀でたところはもちろんあるけれど、なんとなく人より劣っていると感じる部分があることも確か。それを少し明確にしてもらえるような本だった。 筆者は頭の良さを ・「具体」と「抽象」の距離 ・「具体化」と「抽象化」のスピード ・「具体化」と「抽象化」の回数 の3つに分類する。 おそらく僕はこの中のスピードが強くて、距離が弱い。特に「抽象化」は得意だけれど、「具体化」は弱い。大枠大枠を捉えようとして、個別具体的な話はよく疎かになりがちになる。 大学受験は得意だったけれど、それ以降の学問で躓いたり、なんとなく仕事でうまくいかないことがあるのもこういったところに端を発しているのかもしれない。階層化や4W1Hをしばらく心がけてみようと思う。

Posted byブクログ

2023/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

印象に残っていること ・なぜ?は人にしてはならない、詰問に聞こえる(ポジティブなときは良い) ・なぜ?だけ右に向かう質問 ・階層構造が大事(整理するとき癖付けたい) ・具体と抽象の間のなるべく長い距離を素早く何回も移動することが頭のいい思考 ・知性とは、理想と現実をつなぐ力である。理想とは常に右側にあり、現実とは常に左側にある。 感想や気づき ・自分は圧倒的に「左」の人間だと思った。特に仕事においては、具体化していくことが得意で「右」にいくことがあんまりない。一方で、自己分析やキャリア形成を考えるときにはなぜ?と自問しまくって「右」をかなり考えるところがあるので、仕事にもその思考を使いたいと思った。 ・自分自身の特にキャリアのことは「右」「左」の行き来がかなりできてると思うので、仕事で対峙する顧客課題やその他の事象にも同様に整理するようにしたい。まずは思考してみる、という癖づけ・習慣づくりだと思う ・「知性とは〜」の一文がとても心に残ってる。自分という枠の中では知性ある思考や行動ができることが多いと思うけど、その程度だと思った。自分で描く「右」の幅が狭くて余白がないのでまだまだ視座が低いけど、余白をつくって幅を広げていくことができたら、少しずつ視座も上げていけそうだと感じた。 ・上司からも「具体と抽象の反復だよ」と言われた。とことん向き合いたい要素が詰まった一冊になった!

Posted byブクログ

2022/10/14

なるほど、と思ったのは ・MECEを作るときに、「それ以外」という言葉で正確さと簡便さを確保すること ・「なぜ?」の質問は、人に対して向けてはならない。詰問に感じる。ただし、ポジティブな課題に対しては良い。 改めて思ったのは、 ・学校教育の目的は、インプットとあるが、抽象化し...

なるほど、と思ったのは ・MECEを作るときに、「それ以外」という言葉で正確さと簡便さを確保すること ・「なぜ?」の質問は、人に対して向けてはならない。詰問に感じる。ただし、ポジティブな課題に対しては良い。 改めて思ったのは、 ・学校教育の目的は、インプットとあるが、抽象化して整理するためのトレーニング ・入社して間もない頃の仕事は具体性、やがて抽象化が進む

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2023/03/17

p.8 頭の良さは考え方や思考方法の差に過ぎず、自分で変えることができる。 p.23 学校と社会では求められる頭のよさの方向が違う。 学校はインプット重視。 社会はアウトプット重視。 特に年次が低いほどインプットを求められる。 p.29 インプット力は、抽象化能力 アウトプッ...

p.8 頭の良さは考え方や思考方法の差に過ぎず、自分で変えることができる。 p.23 学校と社会では求められる頭のよさの方向が違う。 学校はインプット重視。 社会はアウトプット重視。 特に年次が低いほどインプットを求められる。 p.29 インプット力は、抽象化能力 アウトプット力は、具体化能力 つまり、 学生時代の頭がいいは、インプットが得意→抽象化が得意。 社会人の頭がいいは、アウトプットが得意→具体化が得意。 そして、本当に頭がいい人は、抽象⇄具体の往復運動神経が良い。 p.94 目的と手段を間違えるなと言うが手段と目的は連続している。 例:仕事をする(手段)→お金を稼ぐ(目的) お金を稼ぐ(手段)→生きる(目的) このように目的としていた、お金を稼ぐと言う行為も、生きると言う目的の手段になっている。手段と目的の思考を繰り返すことでより面白い発想が生まれる。 [言葉イメージ] ■抽象化 遠い、本質的、概念的(数字にしづらい)、精神的、多面的(高次元)、目的、問題設定、マネージャー ■具体化 近い、実用的、五感的/数値的、現実的、一面的(低次元)、手段、問題解決、プレーヤー p.108 著者の考える頭の良さとは、「具体化と抽象化の往復運動」 この往復運動が得意。は次の3つに分けられる ①距離→具体と抽象の距離が長い ②スピード→具体化と抽象化のスピードが速い ③回数→具体化と抽象化の回数が多い どれか1つでもいいし、全てバランス的にでもいいが、このこれらが頭のいい人の条件。 ①距離が長い人は固定概念にとらわれない豊かな発想ができる。 ②スピードが速い人は、頭の回転が速い。例えば、具体的な質問に対して、本質や全体を考えた返答を即座にできる。 ③回数が多い人は、間違う回数も多い。しかし、たくさんの間違いにぶつかったから正解がわかる。 p.170 何故数学の勉強をするのか? 論理的思考を身につけるためっていうのが一般論ではあるが、著者曰く抽象化能力を身に付けるため。 数学は、りんご5個ずつを2人にって具体が、5×2になって x ✳︎ y になってf(x)ってなってどんどん抽象化されていく p.186 抽象化と具体化には5W1Hが最適。 whyだけが抽象化であとは全て具体化。 p.206 抽象化に使える魔法の言葉 ①なぜ? なぜ、と言う言葉を自分に問いかけるのは良いが、人に使ってはいけない。なぜと言う言葉は本質を突きすぎるため、解答者の負荷が高くなりすぎる。だから、ポジティブな面ではいいが、ネガティブな面では、言葉を変えたりもう少し具体化して質問する。 ②要するに 要約のトレーニングは読解力にも効果あり。 ③本当は? 真を捉えようとする ④目的は? なぜという言葉は強すぎるため、人に使うにはこっちが良い。 ⑤そもそも そもそもの次には、目的・理由・本質を問う質問がくる。 そもそもが口癖の人は抽象化思考。 p.212 具体化に使える魔法の言葉 ①4W1H(5W1Hからwhyを除いた) 最も具体化に使える ②例えば ③TPO 服装の話じゃなく、時と場合によるっていう考え方。抽象化思考の人は全てにあてはまる法則を見つけようとするが、実際はなかなか存在しない。そこで、この場合はこうっていう具体的な考え方も必要。 (白黒つけれない問題に有効) ・p.236 意見が対立するとき、同じ次元(考えのレベル)で解決することはできない。次元を上げるには、「両方正しいとしたら」を考える。 企業は利益を求めるべきだ。企業は価値提供のためにある。 この2つの意見はどちらも正しいため、解決することができない。そこで次元を上げる、両方正しいとしたら? 「利益を上げ、得た利益で社会に価値を提供すべき。」となる。 ・p.242 人は見たいものしか見ない。 そのために、虫の目(具体)と鳥の目(抽象)の2つの目を使って見る必要がある。 ■階層構造について 最も有効なフレームワークは階層構造 ・階層構造は左に具体例。右に抽象として使う。 ・MECEは気にする必要がなく、それ以外を使えば良い。 例:動物を分類すると、犬、猫、それ以外って感じでそれ以外についてはとりあえず議題から退ける。 ・左右に余白を残しておく。それで思考の距離が伸びる。 ・マインドマップは中心が最も抽象的で、端にいくほど具体化される。素晴らしいツールだが、中心以上に抽象化できない。だから1本だけ抽象化用の線を伸ばしておくのもあり。

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2022/04/18

賢さはつくれる。 考え方の違い。 具体的か抽象的か。 アウトプットとインプットの量が大切。 幹部候補生にはアウトプットができてきた高学歴を採用するため、高学歴でも仕事のできない人が出来上がってしまう。

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2022/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

※この本を読むメリット 1・「頭がいい」とはどういうことか理解できる。 2・「頭がよくなる」具体的方法が書いてある。 3・「頭がよくなる」ことで、自分の理想が実現できる。 この本を一行でまとめると? 「具体と抽象の往復運動を、長く・速く・多くすることで、頭がよくなる」 なぜこの本を読んだか? ①最近どうやら自分の頭が悪いらしいことにようやく気付き、 なんとかして頭をよくしたいと思ったので。 ②細谷功さんの「具体と抽象」を以前読んでいたので、関連していて自分の知見を拡げられると思ったので。 ③「頭がよくなる」方法を実践レベルで学べそうだったので。 この本から何を学んだ? ①「頭のいい人」とは、インプット力とアウトプット力のバランスがいい人。 インプット力とは抽象化能力。アウトプット力とは具体化能力。 「思考」とは、具体化と抽象化の往復運動。 「頭のいい人」とは、具体⇔抽象の往復運動が得意な人。 ②頭のよさを決めるのは、3つの動き。 1・具体化と抽象化の距離が長い→幅広く深い選択肢と、他人が思いつかないアイデアが得られる。 2・具体化と抽象化のスピードが速い→具体的な質問に対し、短時間で本質・全体を考慮し返答。(頭の回転が速い人) 3・具体化と抽象化の回数が多い→思考の結果はただの「仮説」。具体的な事実で何度も検証することで洗練されていく。 ③頭をよくする具体的な方法は、5W1Hで抽象度を変える質問を自分にすること。 1・「Why」だけが抽象化し、「目的」「本質」を問う質問。残りは具体化する質問。 2・思考には得手・不得手があり、あえて苦手な方向を意識することで、思考力が鍛えられ、今までなかったアイデアや行動力が生まれる。 3・思考は抽象化だけでは完結しない。具体化されて初めて価値が世界に現れる。抽象と具体を往復することによって理想を実現する。 この本を活かして今後どう行動するか? ①読んだ本は、抽象化と具体化の往復運動で要約し、このブクログに投稿する。 ②他人とのコミュニケーションにおいて、相手の抽象度を意識した上で、伝わりやすいように具体化と抽象化を往復した会話をする。 ③自分の考えを抽象化と具体化の往復運動でまとめて記事としてブログに投稿する。 雑感 具体と抽象というと、抽象を頂点としたピラミッドを想像しますが、著者の谷川さんは、あえてピラミッドを90度右回転し、抽象を《右》、具体を《左》としました。 具体と抽象には上下や優劣や順番がないことと、具体と抽象の意味を広げたいからだそうです。この本でそれは大成功していると思います。 実際、細谷功さんの本でも具体と抽象は両方大事だとは言っていますが、やはり抽象の方が上から目線で、私自身、抽象思考の方が大事だと思っていました。 「頭がいい人」と言われたい人に、「頭がいい人とは何か」抽象化して示し、「頭がよくなるにはどうするか」自分に5W1Hの質問をする、という実践レベルでも具体化してくれています。 優れたビジネス書とは、読んでおしまいではなく、この本のように実際に使えるレベルまで書いているものだと思いました。 私がレビューした以外にも、重要で書ききれない知見が多いので、是非とも実際に手に取って購入していただきたいです。

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2022/03/12

『頭のよさ』を定義づけする一冊。 そのような考え方があるのかと感心した。 頭がよいとは何か?頭をよくするには? 気になる人はぜひご一読を。

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2022/03/04

大変楽しい本だった。思考整理のヒントが具体的に記載されていて、今日から実践してみようと思える思考法が紹介されている。

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2022/01/25

2021年に読んだ本で、非常にわかりやすく今度も読みたい本 インプット力とは、「抽象化能力」のことである。  アウトプット力とは、「具体化能力」のことである。 思考とは、具体化と抽象化の往復運動である。   頭がよい人とは、具体化と抽象化の往復運動が得意な人のことである。 ...

2021年に読んだ本で、非常にわかりやすく今度も読みたい本 インプット力とは、「抽象化能力」のことである。  アウトプット力とは、「具体化能力」のことである。 思考とは、具体化と抽象化の往復運動である。   頭がよい人とは、具体化と抽象化の往復運動が得意な人のことである。 頭の良さ ・「具体」と「抽象」の距離が長い   ・「具体化」と「抽象化」のスピードが速い ・「具体化」と「抽象化」の回数が多い 右》とは、抽象的、概念的、本質的、高次元、長期的な方向である。 《左》とは、具体的、五感的、実用的、低次元、短期的な方向である。

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