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サイレント・トーキョー And so this is Xmas の商品レビュー

3.7

57件のお客様レビュー

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    13

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

    3

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2021/05/30

最初は東京に爆弾を仕掛けた犯人は誰か…怪しい人が次々出てくるという定番のストーリーだと思って読んでいました。テンポも良く飽きることなく読んでいました。ただ…この本はそれだけじゃなくて…。とてもおもしろかったです。

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2021/05/26
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スラスラと読めました。初めての作家さんでした。 物語としては大掛かりな爆弾テロという割には あっさり終わった感じがしました。特に犯人の 動機は納得出来ませんでしたね。こんな事で 普通の主婦が他人を巻き添えにするのかって 感じです。話の途中で色んな人が出てきて グランドホテル形式の話しと思いましたが余りにも 短すぎてそこまで劇的な感まで至りませんでした。 犯人(?)に行き着くまでの捜査などを細かくして もうちょっと長くても良かったかも? 何かちょっと惜しい感じがしました。

Posted byブクログ

2021/05/05
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映画化したときに図書館で予約してた本。 大どんでん返しで面白かった…! 途中まで仁さんが犯人だと思っていました。 終盤の文章から見るに、プロローグは「架空の男性を犯人にした嘘のメモ」なのですね。 文章中の記録に網掛けがされていたのは、ミスリードのためでしょうか。見事に釣られました。 第六章に入ってから今までの伏線が次々回収されていく様が、読んでいて爽快でした。 解説も面白かったです。 コナンかな。

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2022/09/19

スラスラっと読めました。展開もハラハラするもので良かったです。 意外にあっさりしてたかなぁ〜 犯人の動機もちょっと、う〜んて感じで、それでテロ起こす!?みたいな所はありますが、娯楽作品として楽しめました。

Posted byブクログ

2021/11/19
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爆弾テロを題材にしたサスペンスです。一発目は犯人からの脅し。2発目ホンモノだぞ、と犯人から予告があり、総理大臣と話をさせろ、みたいな要求がある。総理は「日本国はテロに屈しない。テロリストとは交渉しない」と断じ、実際に渋谷でテロが起こり多くの死傷者を出す。このあたりの描写は、テロの予告があっているのにのこのこと出かけていく若者や、何も知らずにたまたま通りかかる会社員、嫌だなーと思っているのに友達に連れて行かれる女の子など、普通の人たちがテロに巻き込まれるバックグラウンドが書いてあってドキドキする。面白くはない。人間はなんて愚かなんだ・・・と思う。 しかしちょっと、主人公(と言っていいのか?)の須永の家庭環境の設定がしっくりこなかったな。母親との関係が。お父さんの人物像はなかなか面白かったけど。 国としてテロに対処する、とか、平和を守るということの意義を問題提起した小説・・・なのかもしれないけど、そこまで考えさせられるというよりはただのエンタテイメント・サスペンスでした。

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2021/02/14

現代社会に一石を投じるサスペンス。 明日起こるかもしれないようなリアリティーで、自分自身の普段の意識について考えさせられる。 ラストには衝撃もあり、一筋の希望もあり、読後感も悪くなかった。

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2021/02/11

映画化され、昨年12月4日から公開された作品の原作。 なるほど。本当は、映画を見に行こうと思っていたのですが、このコロナ禍。映画館に行くのは断念して、本で読むことに。 映画と原作では、中身が全く異なることが少なくありません。映画を見ていないので、映像化されたものがどういうもの...

映画化され、昨年12月4日から公開された作品の原作。 なるほど。本当は、映画を見に行こうと思っていたのですが、このコロナ禍。映画館に行くのは断念して、本で読むことに。 映画と原作では、中身が全く異なることが少なくありません。映画を見ていないので、映像化されたものがどういうものであったかはわかりません。なので、原作を読んてみての話ですが、なかなか切ない話。クライムサスペンスではありますが、これは時に政府に対する、一種の皮肉でもあるんじゃないかと思いました。 日本で、この作品のように、クリスマスシーズンの恵比寿や渋谷で爆発物が爆破したら、かなりの被害が出ますね。いやぁ、怖い。 タイトルが『サイレント・トーキョー』となっていますが、もともとは『And so this is Xmas』というものでした。クリスマスが舞台なので、もともとのタイトルの方がよかったような気もします。

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2021/01/15

映画を観てから読んだ。 ボヤっとしてた部分や、??だったところが ストンと腑に落ちて(あたりまえか)スッキリ。 そして今の時代にあまりにもピッタリすぎて。。。

Posted byブクログ

2021/01/09

何でもない日常とすぐ隣り合わせにいる闇、悪夢ののコントラストは見事。人間の死の状況を明確に書くことで、よりその現実が突きつけられる。日常って何?って少し考えてしまった。

Posted byブクログ

2021/01/01
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ドラマの脚本を読んでいる感じ…と思ったら実際に著者は脚本家の方なんですね。確かに映像にしたら面白いスリラー映画になるのかも。 著者が伝えたかったことは透けて見えたけど、直接的に表現されすぎていて、小説としては、はてな…という感じでした。

Posted byブクログ