AI崩壊 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
映画脚本の書籍化だけあって、しっかり分かりやすくエンタメにまとまってるなぁ、という印象。その分、テーマであるAIと人間の共生についてや、対警察との頭脳戦は底が浅いとも感じましたし、わざとらしい展開も多かったですが、疾走感をもって読み進められたので、まぁそれはそれで……。 映画は観ていないのですが、おそらく登場人物ごとの視点が次々切り替わっていく方式なんでしょうね。作中でも視点がコロコロ変わるので、没入しにくかったのが少々残念。西村さん……主人公だと思ってたらまさかの途中退場……orz 最後の最後でAI崩壊ならぬ涙腺崩壊しかけたのを、電車の中でぐっと堪えました。
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奥さんの望さんを救いたくて懸命に作った医療AIのぞみ。結局望さんは救えなかったけど、多くの人を助けるのぞみがテロで暴走するお話。 近未来的なお話で楽しいですが、展開早すぎてあっという間に終わります。隙間時間にオススメ。♪( ´▽`)
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こなれてない表現も多々あるも映画を観ているみたいでワクワク、ドキドキで面白かった。原発神話持ち出すまでもなく、世の中に絶対安全はないけどA Iに頼らざるを得ないんだろうなぁ、私は今もガラケーだが…極端だけど桜庭の考えも理解できる。「正義こそが天使にも悪魔にもなる。そして人は、A ...
こなれてない表現も多々あるも映画を観ているみたいでワクワク、ドキドキで面白かった。原発神話持ち出すまでもなく、世の中に絶対安全はないけどA Iに頼らざるを得ないんだろうなぁ、私は今もガラケーだが…極端だけど桜庭の考えも理解できる。「正義こそが天使にも悪魔にもなる。そして人は、A Iは、その正義を扱うことができるのだろうか…」
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AIの進化が早すぎて脅威を覚える反面、AIの本質を考えれば、結局計算の延長線上が限界なのではないかとも思う。意思決定には、曖昧さや不合理さが絶対必要で、最後の「えいっ!」と目をつぶって選ぶ人間の潔さや適当さがいかに再現難易度が高いことなのかにも驚く。ただ、こういう想定がたくさんあ...
AIの進化が早すぎて脅威を覚える反面、AIの本質を考えれば、結局計算の延長線上が限界なのではないかとも思う。意思決定には、曖昧さや不合理さが絶対必要で、最後の「えいっ!」と目をつぶって選ぶ人間の潔さや適当さがいかに再現難易度が高いことなのかにも驚く。ただ、こういう想定がたくさんあることは、ある種AIのさまざまな予防的機能の開発に大きく貢献しているのだと思うと、やっぱり人間の想像力って偉大だし不思議だなあ。
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AIの暴走を描く近未来の物語。単なるAI vs 人間ではなく、人間の温かさに焦点があてられていた。人間の温かみや、人間の誠実さがはっきりと描かれ、感動する物語となっていた。
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AIに頼り切る人間たちの描写にはゾッとさせられた。自動運転でないと自分たちでは運転できない子だったり、近い未来で起こり得そうだ。 映画化したときの予告で、桐生の逃走劇と銘打たれていたので「犯人は桐生でないんだろうな」「天才といわれている桜庭がきっと犯人なんだろうな」と早い段階で想像できてしまったのが少し残念… のぞみがラストに家族写真をみて自我を取り戻すという展開も少しモヤッとしてしまった。 登場人物は皆とても魅力的だった。 富永記者と心ちゃん、合田さんの関係が後で繋がっていったり、合田さんと奥瀬さんのバディだったり
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近い未来に起こりうる!? 便利と背中合わせの恐怖。 AIのテクノロジーと登場人物がもつ人間臭さのアンマッチが物語を盛り上げる! テンポよくストーリーが進み一気読み。 お互いの良さが活きる世の中になれば。 と、考えさせられる。
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コンピューター社会になりつつ今、このままAIに任せていいのだろうか、いつかAIが崩壊したらどうなるのだろうかといった不安も背中合わせだと思う 一方で、便利な世の中になっている事実も否めない タイトルの通りとても興味のある内容だった
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現代サスペンス 「プラチナデータ」や「スマホを落としただけなのに」などITに関するサスペンス本が好きなので読んでみました。 情報技術が発展し情報社会となったいま、AIはどうあるべきか。人間が扱うことの危うさを考えさせられる一冊です。 印象に残った文 「AIは天使にも悪魔にもな...
現代サスペンス 「プラチナデータ」や「スマホを落としただけなのに」などITに関するサスペンス本が好きなので読んでみました。 情報技術が発展し情報社会となったいま、AIはどうあるべきか。人間が扱うことの危うさを考えさせられる一冊です。 印象に残った文 「AIは天使にも悪魔にもなる。 そう思っていたが、それは正しい表現ではなかった。 正義だ。正義こそが天使にも悪魔にもなるのだ。 そして人は、AIは、その正義を扱うことができるのだろうか……。」
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ネタは良いけれど、展開が読めてしまって結末までかなり冒頭からわかってしまう...小説としては凡庸な感じ。映像化すると面白いのかも。
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