人生で一番大事な最初の1000日の食事 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
離乳食づくりをどこまで頑張ろうかと考えるために読了。素人ながら、乳幼児の発達や科学的根拠に基づくアドバイスだと感じた。 ただその一方で、研究引用文献があまりにも少なかったことが非常に残念。 時期が来たら、1歳以降をまた読み直してもいいかも。 ・反応型授乳を心掛ける。泣きをすべて授乳で解決しない。 ・離乳食開始時期は6ヶ月を過ぎないように。 完母の場合、感染症予防や脳の発達などの利点を最大限に生かす上では、離乳食開始を6ヶ月まで待つのは効果的。ただし離乳食開始時期と成長の差との因果関係はない。 ・離乳食開始合図ではないもの:間違え こぶしを吸う→飲み込めるようになった合図ではない 食べ物に手を伸ばす→目新しいだけ 朝まで続けて寝ていたのに夜中に目を覚ます ミルクをもっと欲しがる ・食べる量は自分で決めさせる 満腹になったらそれ以上食べさせようとしない 無理に食べさせようとしてはいけない ・不健康な食べ物を家に持ち込まない ・適量を与える。おいしいものがあると無くなるまで食べ続けるのは空腹だからではなく、食べることに喜びを感じるから。 ・「足りない」よりも「あげすぎ」に注意 ・空腹以外の理由で食べ物を与えない。あくまで栄養であり、なぐさめや楽しみ、ごほうびではない ・離乳食目的はさまざまな食べ物に親しみ味わうこと。エネルギー摂取ではない ・フォローアップミルクは不要 ・甘味の少ない野菜(ほうれん草ブロッコリー)から順番に、ひとつずつ経験。 ・果物はすっぱいものから ・BFは1歳まで控えるのが望ましい(涙) 栄養表示要確認。シンプルな味わいのものがないため?砂糖塩注意 ・「何を」食べるかよりも「どうやって」食べるか。 ・注目すべきは赤ちゃんの表情ではなく、積極的に食べ続けるかどうか。初めて食べる味は未知のもの。嫌がっても不思議では無い。 ・経験する機会を増やす、繰り返し根気よく出し続ける。最初は嫌っていても、根気よく続けると、ほとんどがやがて受け入れて好きになる。続けることに効果がある。 ・果物を野菜に混ぜるのはNG、単品で食べさせる。味をごまかしたり隠すのはやめる。 ・完母の場合は鉄分に気を配る。 ・初めての食べ物や好きではなさそうなものを口にしたときこそ、満面の笑みで声掛け。
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1人目の離乳食を始める前に知識を入れたくて読みました。適切な時期や、食べ物との付き合い方について学びを得られます
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科学的根拠がきちんと明示されていて安心して読むことができ、妊娠中に出会いたかった本。 身近な人が子どもを持つことになったら勧めたい。 妊娠時の食事から記載があるが、私は誕生以降の項目を読んだ。妊娠中の食事がお腹の子どもに影響を及ぼしその内容はどんなものか?の記載があるが、私は信...
科学的根拠がきちんと明示されていて安心して読むことができ、妊娠中に出会いたかった本。 身近な人が子どもを持つことになったら勧めたい。 妊娠時の食事から記載があるが、私は誕生以降の項目を読んだ。妊娠中の食事がお腹の子どもに影響を及ぼしその内容はどんなものか?の記載があるが、私は信じていないし時間もなかったので読んでいない。 誕生以降の内容、特に授乳期の記載は非常に参考になった。 理由は授乳に関する科学的かつ体系的にどうしたら良いのかまとめられていたため。 私自身子どもが早産低出生で正期産の育児よりも気にすべきことが多い中、授乳に関する知識のなさを悔いたのでこの本を読めば一通り理解できると感じた。
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羊水は妊娠中の母が食べるもので味が決まるなんて知らなかった。出産後に読んだので反省&子供の食の好みが心配、、、離乳食でいろんな食材を食べてもらえるといいな。1歳の食事も大事!1歳になる時にまた読み返したい!
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エビデンスベースの良書。日本に合わない部分もあるが、各情報を取り入れるかどうか取捨選択しながら折に触れ確認したい === 食欲や好き嫌いは先天性で個人差が大きい 赤ちゃんの好みは早い時期(妊娠中から2歳くらいまで)に決まる。新しい味や食感を受け入れるのは離乳時。生後20ヶ月く...
エビデンスベースの良書。日本に合わない部分もあるが、各情報を取り入れるかどうか取捨選択しながら折に触れ確認したい === 食欲や好き嫌いは先天性で個人差が大きい 赤ちゃんの好みは早い時期(妊娠中から2歳くらいまで)に決まる。新しい味や食感を受け入れるのは離乳時。生後20ヶ月くらいから見慣れないものを嫌がる傾向 乳幼児は大人より甘いものをはるかに好み苦いものを嫌う傾向がある一方、よく食べたものには親しみを持ち好きになる。また新しいものを食べるときは大人が目の前で美味しそうに食べるのが有効 ■授乳 母乳は満腹感を高めるレプチンが多く含まれて成長が緩やかになり、それは将来の健康にもプラス。また授乳中の母親の食べ物を好むようになり好き嫌いが減る。粉ミルクだと長く寝るは怪しい 食欲の調整力を高めるにはデマンドフィーディングが有効。空腹感や満腹感の合図に応じて授乳する。満腹になった素振りを見せたらミルクを全部飲みきるよう促してはいけない(!)食べ過ぎる癖を身につけるリスクあり。ただし、赤ちゃんのタイプにより空腹をおぼえやすかったり逆に食欲に乏しかったりすることもあり、デマンドフィーディングだけに頼ってよいかは答えが出ていない また泣きやませるための授乳は将来的に感情的な摂食に繋がるため避けるべき ■離乳食 生後6-9ヶ月の間に固まりのある食べ物を与えられた子は食事の問題が少ない(ただし観察実験なので他の要因を否定できない) 食べる量は本人に任せる。満腹になったらそれ以上与えない。そもそも適量を与える。逆にお腹がすいた時だけあげて、なだめるために食べ物をつかわない 不健康な食べ物の制限は逆効果(特に10歳以上)。許されたからという理由で食べ過ぎる。制限は、子どもの目に入らないような制限が望ましい(が、制限しすぎてはいけない)。健康的な食べ物の選択肢を与えて能動的に選ばせる 甘みが少ない野菜から始める。果物は後から、また酸っぱいものから。市販のベビーフードは果物や甘みの強い野菜を加えているので注意。砂糖を加えたものは一歳から。塩は5ヶ月までは一日0.3g、6-11ヶ月では1.5g。幼い時から塩を口にすると塩っぱいものを好みやすい 栄養素で不足しがちなのはビタミンD(日光、しらす、ヒラメ、干し椎茸など)と鉄(レバー、カツオ、卵黄など)。動物性の食品のほうが鉄分の吸収率が良く、また早い段階で取り入れると好きになってもらえて将来の健康に繋がる。ビタミンAとCも程よく必要だが、Aは取りすぎに注意 離乳食は最初に嫌っても根気よく続けると好きになる。食べさせるときは笑顔で。大人が美味しそうに食べる。それぞれの味を感じるために混ぜない 子どもと同じテーブルで、なるべく同じものを食べる ■一歳から カロリー計算はざっくり意識する 乳幼児がタンパク質を取りすぎると肥満に繋がるので摂取量を管理する(日本の1-2歳児の推奨量は一日20g)乳製品由来だと特に体重増加に繋がる。エネルギーの半分以上は炭水化物からとる。2歳未満は砂糖は不要 脂肪は、ポテチやアイスクリーム、チョコレートなどの飽和脂肪酸は制限する。アボカドやナッツ、魚などの不飽和脂肪酸は必須 殆どの子が塩分とりすぎ。ベーコンなどの加工肉やスープの元、パン、チーズなどは注意 一回あたりの食事で出す量が多いと食べ過ぎてしまう 引き続き空腹と満腹に応じて与える。ただしコントロールしすぎず自由にもさせない。不健康な食べ物は、チョコレートをそもそも家に置かないなど、目立たないように制限する。時々好きなだけ食べるのは問題ない 家族みんなで食事する。朝食を食べる。一緒に買い物に行く 満腹をコントロールするホルモンは効果が出るまで10-15分かかるため、おかわりしたがっても少し待たせる。デザートを習慣にしない。満腹感について話し、意識させる 苦手なものも食べなくても気楽に出し続ける、プレッシャーはかけない
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文量は多いが、自分が気になる部分だけをざっくり読むことが出来る。様々な論文を元に書かれており、興味深い実験もありおもしろかった。 ①飲むことや食べることは親が強制してコントロールするのではなく、赤ちゃん自身に任せることが重要 反応型の食事が「食欲調整力の向上」と「健康的な体重増...
文量は多いが、自分が気になる部分だけをざっくり読むことが出来る。様々な論文を元に書かれており、興味深い実験もありおもしろかった。 ①飲むことや食べることは親が強制してコントロールするのではなく、赤ちゃん自身に任せることが重要 反応型の食事が「食欲調整力の向上」と「健康的な体重増加」に結びつく
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新たに得られた知識はありませんでした。 赤ちゃんが欲しがった時だけあげる、という授乳や離乳食のタイミングに関しては、体重が増えなかった場合は結局親が管理するんかいとか、お腹が空いた合図やお腹いっぱいになった合図もそんなん全母親が知ってるんじゃ…?ってことしか書いてないし、子どもが...
新たに得られた知識はありませんでした。 赤ちゃんが欲しがった時だけあげる、という授乳や離乳食のタイミングに関しては、体重が増えなかった場合は結局親が管理するんかいとか、お腹が空いた合図やお腹いっぱいになった合図もそんなん全母親が知ってるんじゃ…?ってことしか書いてないし、子どもが食欲旺盛かそうじゃないかのチェックシートもチェックするほどでもないようなざっくりしたものだしなんじゃこりゃ?って感じでした。 離乳食混ぜない。素材の味を。ってそんなんそりゃそれでいけたらいいけど食べなかったら味変したり混ぜたりして試行錯誤するもんじゃないでしょうか… 妊娠中に読んで、こんなもんなのかしら、うふふ。って読む程度のものです。
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妊娠中から幼児期までの食事に関して、根拠をもとに示された一冊。 母乳の利点(免疫力を高める、眠りの質を高くする、好き嫌いを減らす等)が科学的に示されていて納得できた。現在授乳中で、母乳とミルク両方あげているが、少量でも頑張って母乳をあげ続けようと思えた。 また離乳食が始まる時...
妊娠中から幼児期までの食事に関して、根拠をもとに示された一冊。 母乳の利点(免疫力を高める、眠りの質を高くする、好き嫌いを減らす等)が科学的に示されていて納得できた。現在授乳中で、母乳とミルク両方あげているが、少量でも頑張って母乳をあげ続けようと思えた。 また離乳食が始まる時期になったら、読み返したい。
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妊娠中や月齢に章立てされているので、必要な部分だけ繰り返し読めるのが良い。研究に基づいた信憑性のある情報。また著者はイギリス人だが食文化の違いに於いては、日本人の監修者による脚注がついているので取り入れやすいと思う。
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妊娠中の食事から、幼児期までの食事の内容と与え方について、根拠を示して科学的に解説している、非常にためになる本だった。 基本的には、無理をしない範囲での母乳育児と手作り離乳食推奨なので親には大変な面もあるとは思うけど、健康のためなら頑張る。
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