2050年のメディア の商品レビュー
日本のメディアの近代史が読売とヤフーで構成されてたのがとても面白かった。 テレビの話がほとんど出てこないのも印象的
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これは、面白かったです。 自分、不器用なんで この本のように、取材を重ねて 当事者の言葉と認識を掘り起こして、 対峙する反対側の当事者にも取材して、 時代の俯瞰も加えて まるで歴史書という織物を作ってくれたことに 感謝感謝です。 新聞とヤフージャパンの競争が 大きな絵地図を眺める...
これは、面白かったです。 自分、不器用なんで この本のように、取材を重ねて 当事者の言葉と認識を掘り起こして、 対峙する反対側の当事者にも取材して、 時代の俯瞰も加えて まるで歴史書という織物を作ってくれたことに 感謝感謝です。 新聞とヤフージャパンの競争が 大きな絵地図を眺めるように理解できました。 懸命に働いた人たちの話は、すごみがあります。 時代を動かした感じがすごいや。
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新聞という紙メディアを変える試行錯誤について読売新聞、日経新聞、ヤフーへの取材を通して描いている。本1冊作るにあたっての下山進さんの取材量がすごい。各社ひたすら紙からデジタルへの転換に迷走するだけなんだけど、なんか力技の文章で無理矢理納得させられたように感じる。 一番面白かった...
新聞という紙メディアを変える試行錯誤について読売新聞、日経新聞、ヤフーへの取材を通して描いている。本1冊作るにあたっての下山進さんの取材量がすごい。各社ひたすら紙からデジタルへの転換に迷走するだけなんだけど、なんか力技の文章で無理矢理納得させられたように感じる。 一番面白かったところ インターネット最大の発明はハイパーリンクだ。 (下山進 慶應SFC教授)
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紙の新聞では未来がない。そんな子どもでも分かる未来が見えない人たちがいる。フィルム業界という先例がある。マスメディアは、イノベーションのジレンマを打ち破り、富士フイルムのような「両腕の経営」をしなければならいない。 しかし、できない。読売新聞の後進ぶりが目立つ。答えが見えて...
紙の新聞では未来がない。そんな子どもでも分かる未来が見えない人たちがいる。フィルム業界という先例がある。マスメディアは、イノベーションのジレンマを打ち破り、富士フイルムのような「両腕の経営」をしなければならいない。 しかし、できない。読売新聞の後進ぶりが目立つ。答えが見えているのに、できない人たち。これこそが「日本型組織の病」であろう。危機の時代には、組織につかった人間よりも、傍流で斜に構えて組織を見つめてきたクールな人間がふさわしいのだろう(日経の社長人事の例)。2020年代は、マスメディア激震の時代となる。 マスメディアが滅ぶは当然としても、日本社会や日本政治がカオスになるのは困る。われわれ国民に大きなマイナスにならないように、各社は滅んでor変身してほしいところだ。
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インターネット時代が来て、圧倒的な紙の部数だった読売新聞は変革に遅れる。インターネット時代の勝者となったはずのヤフー・ジャパンもスマホ時代への対応が遅れる。「イノベーションのジレンマ」はメディアにも当てはまる。 本書では読売新聞の取り組みを中心にメディアの変化を辿る。膨大な取材に...
インターネット時代が来て、圧倒的な紙の部数だった読売新聞は変革に遅れる。インターネット時代の勝者となったはずのヤフー・ジャパンもスマホ時代への対応が遅れる。「イノベーションのジレンマ」はメディアにも当てはまる。 本書では読売新聞の取り組みを中心にメディアの変化を辿る。膨大な取材による情報や横道のエピソードも面白いが、それに絡め取られずに大筋を読んでいく方が理解しやすいと思った。
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読売新聞、日経新聞、Yahooを中心に、2,000年代初頭からのメディア動向の歴史が分かります。 特に当事者からのインタビューを中心とした企業内情も生々しく、書かれています。 読売の山口社長については、あまり印象が強くはなかったのですが、認識を改めました。
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内容は未来の予測ではなく、これまでの20年の緻密なインタビューによるルポ。特にYOL事件、Nordot誕生の複雑な経緯のあたりは、メディアの人間としてリアルタイムに見てきた側だったが、ここまて深い背景を初めて知った。
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タイトルと内容がそぐわないように思うが、 ヤフー、読売、日経、共同のデジタルをめぐる攻防を知るという意味では、 秀逸であり、読み応えがあることは間違いない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「勝負の分かれ目」で、新聞社の技術革新の歴史を説いた著者が新聞とネットメディアの栄枯盛衰を語った本書。新聞記事はネットに「ただ」で流通しているが、新聞社は2017年時点で直近から1千万部の部数を減らし、その一方でヤフーなどが台頭した。ヤフーに危機感を抱いた読売、朝日、日経が組んだ「あらたにす」の失敗の原因や、共同通信が地方紙をまとめた47ニュースなどが取り上げられる。専売店が少なかった日経がデジタル化に素早く舵を切り、専売店の多さで日本一の部数を誇った読売が遅れているのは、なるほどと思った。 読売新聞の元社長らが積極的に取材に応じているためか、読売についての話が多い。法務部の読売と呼ばれ、その出発点はプロ野球の暴力団排除運動を行なった山口寿一氏。特に清武氏を追い詰めたシンガポールの法律を駆使した訴訟戦略の詳細などは、読売らしい徹底ぶりがよく出ている。その法務部もネット初期には、見出しに著作権があるかどうかの「ライントピックス」訴訟で、ベンチャー企業に敗れたりしている。 結局、電子化の流れはすでに逆行できないものだとしても、足で稼いでよく取材した記事が報われるような仕組みがどこかで作れないものか。ネット上の記事は確かによく読まれることもあるが、それは本当に報われているのか。そんなことを考えさせられた。
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2000年以降のメディア史は、インターネットの歴史でもあると思った一冊だった。メディアは抽象的に見ると、媒体に情報が掲載されて消費される。その媒体のあり方が激変させたのがインターネット。 PCの時代にはヤフーという巨大なメディア企業が生まれ、スマホの時代にはLINE、Faceb...
2000年以降のメディア史は、インターネットの歴史でもあると思った一冊だった。メディアは抽象的に見ると、媒体に情報が掲載されて消費される。その媒体のあり方が激変させたのがインターネット。 PCの時代にはヤフーという巨大なメディア企業が生まれ、スマホの時代にはLINE、Facebook、Twitterと国内では同規模のプレイヤーが生まれた。 一方、旧来の新聞社のようなメディアは100年に渡り、宅配制度によるビジネスで大きくなったため、変化の激しい時代に追いつけない状況にある。 このメディアで起こったことが、小売がEC、金融がFintechの括りで起きて他の産業でも芽が植え付けられつつある。これからインターネットが世界をどのように構造改革させていくか楽しみ。
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