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いい感じの石ころを拾いに の商品レビュー

3.7

20件のお客様レビュー

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2024/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルと装丁に惹かれて購入。 生産性も意味も何もなく、ただただ自分がなんかいい感じだと思った石を黙々と拾うだけのお話。好きなこととか趣味ってそういうのでいいのかも。私もいい感じの石ころ、拾いに行きたくなりました。

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2024/06/25

久しぶりに宮田さん。いつもの宮田節は少ない代わりに、石ころ拾いの情熱と葛藤が伝わってくる。面白かったが、石ころ拾いをしようとは思わなかった。著者のように、その筋には有名な場所で拾うとはまるのだろうか? 水石の専門家を訪ねたくだりは、何だか最後まで話がかみ合っていなかったな~。専門...

久しぶりに宮田さん。いつもの宮田節は少ない代わりに、石ころ拾いの情熱と葛藤が伝わってくる。面白かったが、石ころ拾いをしようとは思わなかった。著者のように、その筋には有名な場所で拾うとはまるのだろうか? 水石の専門家を訪ねたくだりは、何だか最後まで話がかみ合っていなかったな~。専門家(?)の山田氏、久世氏、渡辺氏、石ころ拾いに同行した人に影響を受けながら、「いい感じ」の模索はこれからも続きそうだ。解説の武田氏曰く「この本に意味があるかと問えば、もしかしたら、ないんじゃないか」がとても印象的。

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2023/05/08

第85回アワヒニビブリオバトル「【1日目】おうち時間DEビブリオバトル」4時間目 総合で紹介された本です。 オンライン開催。 2022.05.03

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2022/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

運悪く、本書について女性差別がどうこう云っているレビューに接してしまってから読みはじめたので、非常に幸先が悪かった。金輪際見るべきものではないと痛感。 「こちら石拾いがお好きな作家の宮田さんです」と紹介するのと、「こちら蔑視表現が散見される作家の宮田さんです」と紹介するのとでは、明らかに受け手の印象が異なる。言葉は受容者がいて成立するもので、書籍だって例外でない。「差別だ!」の大声で「差別…かねぇ」と訝るつぶやきが抑止されるのってすこぶる具合が悪い。 ま、それなら読むまえにレビュー見るなという話ですけれども。 本書、強い共感を籠めて読みました。海辺や森林に足を踏み入れるたび、落ちている有象無象を持ち帰る習癖がある私には宮田さんの流儀がよく分かる。なんかいい石を見つけて拾っちゃうんですよね。名所を知れたのでほうぼう旅したいとおもいます。

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2022/10/23

石。奥深い世界ね。道端の石から宝石まで。拾った時は特別だけど手放したらどうとも思わないっていうのも味噌ね。ハマる人もいる…趣味とは深遠な世界。

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2022/08/31

ひたすらに「いい感じの石ころ」を探す話。 (どことなく「孤独のグルメ」と近い匂いを感じる) 著者にとっての「いい感じの石ころ」とは、宝石や鉱石のような価値がある石ではなく、化石などでもない。海や河原に転がっているただの石ころで、見た目や手触り、たたずまいが「いい感じ」と思ったもの...

ひたすらに「いい感じの石ころ」を探す話。 (どことなく「孤独のグルメ」と近い匂いを感じる) 著者にとっての「いい感じの石ころ」とは、宝石や鉱石のような価値がある石ではなく、化石などでもない。海や河原に転がっているただの石ころで、見た目や手触り、たたずまいが「いい感じ」と思ったものである。 話が進むにつれ、はじめは漠然としていた「いい感じの石ころ」の定義が徐々に判明していくが、最後までそれを決めつけることなく、フンワリとした部分も残されたままなのがいい。 自分にしか分からない美しさや価値観を語ってるのがとても面白いし、それを共有できる石ころ好きの方々(専門家含む)のお話もとても面白い。 石ころ鑑賞の楽しみ方なども人によって様々で、「いい感じの石ころを拾う」という行為は、とても自由で、優劣や正誤もなくて、自分との対話で、すごく贅沢なアクティビティ(?)だと感じた。 もちろん私も、海や河原で石ころを拾いたくなった。

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2022/03/29

読みやすかった〜面白かった〜 終始ゆるくて、石への好きポイントとか魅力がわかる!と思いながら読んだ たまにくる女性蔑視発言はちょっといただけないけど、何年か前の本なので仕方ない

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2021/03/13

「きみがこの本読んだなら」に出てきた本。 石を集める気持ちはわからないでもないけれど、万人受けする本ではないでしょう。

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2021/03/09

面白かった! 私もまさに「いい感じの石ころ」が好きで、新婚旅行の屋久島でも思う存分石拾いタイムを設けてほくほくした思い出があるので、言葉にしてもらえて何度も「そうなんです!」とスッキリ。 石界にも色々あるんだな、、自分の石に対する気持ちを自問自答しながら、日本全国ただ石ころ拾いに...

面白かった! 私もまさに「いい感じの石ころ」が好きで、新婚旅行の屋久島でも思う存分石拾いタイムを設けてほくほくした思い出があるので、言葉にしてもらえて何度も「そうなんです!」とスッキリ。 石界にも色々あるんだな、、自分の石に対する気持ちを自問自答しながら、日本全国ただ石ころ拾いに行って帰ってくる紀行文? 今をときめく武田砂鉄氏がまだ会社員で担当編集しており、出張(石ころ拾い)に同行する度上司に白い目で見られるなど現実社会との繋ぎ目っぽくて面白い。巻末の解説文で「ただ、石ころを拾いに行って、拾って、帰ってくる」その意味のなさ、役に立たなさがいいと書かれており、内田百閒の阿房列車にも通づるものを感じてさらに好きになった。 なんにしろ平和な気持ち。石ころきれいだな〜

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2020/10/31

宮田さんといえば、私にとっては破壊的な旅エッセイの人だけど、これは石拾いの本。 この方は、旅エッセイでも東南アジアのヘンテコリンな物に強い関心を示していたし、ベトナムのホンノンボのエッセイもあるし、ちょっと変わった洗練されすぎないものが好きなようだ。 文章は、メジャーになってか...

宮田さんといえば、私にとっては破壊的な旅エッセイの人だけど、これは石拾いの本。 この方は、旅エッセイでも東南アジアのヘンテコリンな物に強い関心を示していたし、ベトナムのホンノンボのエッセイもあるし、ちょっと変わった洗練されすぎないものが好きなようだ。 文章は、メジャーになってからかつてほど破壊的でなくなったけど、やはり楽しく読めた。 私も石は好きだけど、拾いに行こうとは思わない。でも無心に拾ってしまう人の気持ちは判る。 こういうのもっと読みたい気もするけど、続くと飽きるかなぁ?

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