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麹町中校長が教える子どもが生きる力をつけるために親ができること の商品レビュー

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34件のお客様レビュー

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2021/01/05

徹底的に、子どもが生きる力をつけることを軸に論が展開されていました。大切なことだと思いました。また、その上で、いろいろうまくいかなくても、子育てで一番大事なのは、親子が幸せな関係であることだから、笑顔でいられたらそれでいい、と書かれていて、救われました。

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2021/01/01

とてもわかりやすく、読みやすいです。 子育てのゴールは何か。 きちんと考えて子育てするべきだと思いました。 当たり前に口にしていた言葉の目的、ちゃんとわかってるかな?「みんな仲良く」それはなぜ?その言いつけを守れない子供はどう思う? そうだよなぁって思う事がたくさんでした。 ...

とてもわかりやすく、読みやすいです。 子育てのゴールは何か。 きちんと考えて子育てするべきだと思いました。 当たり前に口にしていた言葉の目的、ちゃんとわかってるかな?「みんな仲良く」それはなぜ?その言いつけを守れない子供はどう思う? そうだよなぁって思う事がたくさんでした。 同時に自分は引かれたレールを生きてきた何も考えてない人間なんだなと思いました。

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2020/11/25

長年にわたり色々な子どもたちを見てこられた中学校教師であり、2人の息子さんを育て上げた父親として、学校と家庭の両視点で子どものために本当に必要なことと、過度に気にする必要のないことなどを紹介している。

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2020/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いろいろな子育て・教育本を読んでいると、なんだか共通したものに行きつくなと思う。それが、子どもを尊重すること。教育の目標は、自律できるようにすること。そのためには、子どもに任せる部分を増やすこと。親はいい加減でよくて、ダメなところも見せて良くて、家族みんなが笑っていることが最高だよね。っていうメッセージが心にすとんと落ちました。この本の中では、前半がとくにそんなメッセージだった気がします。だんだんに先生としてかかわってきた中学生のことも絡めて・・・となっていたように思います。自分は大したことがない人間なのに、子育てしていると、子どもにはあれもこれもできてほしいと思ってしまうんですよね。思うようには育たないということを本当に肝に銘じて、サポーターになっていけたらと思えました。

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2020/08/30

https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761274498

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2020/05/22

自律に向かって。 学校の仕組みをどうすればいいのか?を考えて中学校を運営してきた校長先生の子育て論。 失敗していいんだ、と思える場があると子供は安心して大きく成長する。 親も教師も完璧じゃなくていい!失敗して構わない。子供は感じとる。善意の上での悪の話。 未熟な子ども。トラブ...

自律に向かって。 学校の仕組みをどうすればいいのか?を考えて中学校を運営してきた校長先生の子育て論。 失敗していいんだ、と思える場があると子供は安心して大きく成長する。 親も教師も完璧じゃなくていい!失敗して構わない。子供は感じとる。善意の上での悪の話。 未熟な子ども。トラブルがあって当然。いろいろな子どもがいることで沢山の学びがある。問題があるから、学びがある。生徒指導は学校の規則に合わせる事が目的ではなく、その子がこの問題をどう自律するための学びに繋げるかを指導する。 発達障害の生徒にもそう。学校の規則にはめ込む支援ではなく、その子が将来生きていく上でどう環境を整えてあげるかを支援する事が大事の話。 子どもは大人に叱られてその行為を止めるのではない!「じゃあ、いつやめるの?」未来を想像 学校は選択肢の1つ、不登校問題。いじめはある。親と学校が一枚岩になる!学校問題の話。 みんな違っていい!でも全員を大切にするよ。 違いを認めてリスペクトする!自分達で企画運営実行。自律に向かって成長した。生徒達の素晴らしい話。 学校を改革するなら対話しかない。なくそう!でななく進化させましょう!っで無駄を少しずつ縮小。巻き込んで対話。学校改革話。 大変勉強になりました!

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2020/03/11

また何度も読み返したい。 気付きをいくつもくれる。 出来る事から少しずつ、子供との関係を良くしていけたらいいと思った。

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2020/02/08

いや、もう、ほんと、そうなんだけどさ… わかるんだけどさ… やっぱりダメダメだなー私、って思ってしまって、苦しくなっちゃったよね。 要は、自分で考えて決められる子供にするために、親はサポートしていかなきゃいけないってことなんだけどさ、、、そんな簡単にできたら苦労しねーよって話で...

いや、もう、ほんと、そうなんだけどさ… わかるんだけどさ… やっぱりダメダメだなー私、って思ってしまって、苦しくなっちゃったよね。 要は、自分で考えて決められる子供にするために、親はサポートしていかなきゃいけないってことなんだけどさ、、、そんな簡単にできたら苦労しねーよって話で。 子供と共に親も成長していかねばならないってことだな。精進します。

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2020/02/07

学びたいスキルがいくつかあったけれど、今までの工藤先生の本とはちょっと違い、他者を知り、他者を認めて、自分も成長する、親というよりも子供に向けた本に感じた、親向けの本だけど。 P25 子は親の鏡 ⇒http://www.sunlotus.org/myo/myo01.html ...

学びたいスキルがいくつかあったけれど、今までの工藤先生の本とはちょっと違い、他者を知り、他者を認めて、自分も成長する、親というよりも子供に向けた本に感じた、親向けの本だけど。 P25 子は親の鏡 ⇒http://www.sunlotus.org/myo/myo01.html P90 学校で子供を叱ったときのフォロー 午前中に叱ったら、午後一番。 午後に叱ったら、次の日の朝一番の授業前に 教室に一人作業をし、 その生徒が入ってきたときに声を掛ける。 あとは普通に接するだけ。 叱ったことを掘り返して、 特にフォローしたり説明したりする必要はなく、 一言二言、他愛もない会話ができればそれでOK。 君のことが嫌いなわけじゃないよ。 と、言葉や態度で伝えることが大切。 P92 ★★★ 子供を変える、  「タイムマシン・クエスチョン」 問題行動を起こす子供に対して、 どなったりおどしたりするなど 恐怖を感じさせる方法では、 けっして子どもの行動を変えることはできない。 https://ameblo.jp/honda-counseling-office/entry-12415779972.html ★未来を想像させる。 「20歳になった君は、どんなことをしていると思う?」 「大学生になっている」「バイトをしている」 彼は自由に想像し、答えます。 ここからがキモで、 先生「じゃあ、大学生になった君は、  今みたいな行動をすると思う?」 生徒「もちろんしていないよ」 先生「なぜ?」 生徒「格好悪いから」 先生「そうか、そりゃそうだよね。     じゃあ、いつ頃(何歳頃)、     君はその行動をやめているの?」 ここで子供たちは、 「大人に叱られて、その行為をやめるのではない」 と、気づくことができる。 将来、自分の意志で問題行動を やめている自分がいることを自覚する。 P104 偽善者で良い。 偽善者かどうかを考えることこそ無駄。 そもそも、人によく思われたいって素敵なことでしょ?

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2020/01/30

これから必要なのは「自律」(自ら考え、自ら判断し、自ら行動する資質。自分をコントロールする。) 学校の本当の目的、子育ての本当の目的を考える。 子育てで一番大事なのは、親子が幸せな関係であること。 子どもの主体性を取り戻していくことが重要。 手をかけないほど自律する。 「...

これから必要なのは「自律」(自ら考え、自ら判断し、自ら行動する資質。自分をコントロールする。) 学校の本当の目的、子育ての本当の目的を考える。 子育てで一番大事なのは、親子が幸せな関係であること。 子どもの主体性を取り戻していくことが重要。 手をかけないほど自律する。 「子は親の鏡」 不幸になるような理想はいらない。 「失敗しても大丈夫」という安心な環境があってこそ大きく成長する。 メタ認知力(自分を俯瞰的、客観的に見る能力)がカギ 親はいい加減くらいがちょうどいい。 子どもは親が気にすることを気にする。どう生きるかは子どもが決めること。 子どもの問題は大人が勝手に作っている。 子どもが気にしていないことは、あえて指摘しない。 親が物事を否定する姿を見ると、人のせいにする子になる。 よくない行動を叱ることはたしかに必要な場面もありますが、それで子どもが簡単に変わったりしません。本当の厳しさとは、この人には信用されたいと思わせること。信用とは簡単に手にはいるものではない。 ほめるときに注目したいのは、結果が出るまでのプロセス。将来にわたってコツコツと努力できる。 叱る内容には優先順位がある。 叱るときは子ども基準で考える。 叱ったあとの切り換えははっきりと。 「タイムマシン・クエスチョン」子どもに未来を選ばせる。 差別する心は消せなくても、差別しない行動はできる。 心のあり方よりも、実際にどんな行動をするかのほうが大切。 「人によく思われたい」って普通でしょ?偽善者かどうかなんて考えるのが無駄。 行動の積み重ねでこそ評価される。 言葉というのは、受けとる相手がどう思うかが何より大事。

Posted byブクログ