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麹町中校長が教える子どもが生きる力をつけるために親ができること
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麹町中校長が教える子どもが生きる力をつけるために親ができること

工藤勇一(著者)

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麹町中校長が教える子どもが生きる力をつけるために親ができること

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 かんき出版
発売年月日 2019/10/17
JAN 9784761274498

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商品レビュー

4

34件のお客様レビュー

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2024/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私の好きな「固定概念を疑ってくれる」そんな本でした。 私は今現在、親ではないので一度手放しますが、親になった時や教育に携わる機会があればバイブルになりそう。(甥や姪との関わりに取り入れたい) 最近触れている、認知行動療法にも出てくる“スキーマ”にかなり関わっていく親の関わり方。かねてから大切だと思っていたが、それを確たるものにさせられた。 =====特に“ハッ”とさせられた項目をメモがわりに====== 02.手をかけない子どもほど自律する →トラブルにならないように親が介入していないか。トラブルが起こったら子ども同士で解決させよう 08.子どもの問題は大人が勝手につくっている →大人が問題だと定義するから問題になる(不登校など)。子ども自身が気にしていないことは、あえて指摘しない 17.子どもを変える「タイムマシン・クエスチョン」 →何か起きた時には「いつになったらその行動を辞めるのか」自分自身で選ばせる 22.食べ物の好き嫌いがあったっていい →なぜ残すことが問題なのか?を明確にすべし。残さずに食べることを強要するより、食事の楽しさを知ることのほうが大切 23.汚い言葉遣いから、「言葉がどう伝わるか」を考えさせる →汚い言葉遣いが問題なのではなく、その言葉によって相手がどう思うかを大切にする 26.家庭学習の習慣は、子どもの時間を奪うだけ →学習の目的は「わからない」を「わかる」ようにすること。宿題って本当に必要(わかることをやることが必要?)社会人には働き方改革があるのに、子どもにはないのはどうして? 最後の卒業生代表の挨拶文。「リスペクト」と「ゴール」 本質的に大切なことは社会でも学校でも変わらず、すごく限られたものであると感じた。

Posted by ブクログ

2024/06/25

個人的に好きな工藤校長の書籍。 ただ、漫然と勉強するだけが正解ではないということをたくさん学べる。 子どもも大人も自分で自分なりに、進む道を導いていける力が必要なんだと思う。

Posted by ブクログ

2024/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子育てする身として日々の自分の子どもに対する向き合い方を見直すきっかけを与えてくれた。 いくつか印象的なところを列挙すると ・手をかけないほど、子どもは自律する  例えば子どもが公園で遊んでいる時に、他の子とおもちゃの取り合い等でトラブルとなった時、親が「おもちゃを貸してあげなさい」や「仲良くね」だったり積極的に介入することは、子どもどうしで解決していく芽を潰してしまっている。子ども達はこういったトラブルの中で、自然と多くの者形成を学び、「自分で解決する」という意識を持つ。 ・どんな環境でも挑戦できる強い脳は作れる 人は「心的に安全な状態」だと、脳内の思考・注意や、感情のコントロールを司る部分がうまく機能し、思うように行動できる確率が高まる。 ・なんでもかんでも叱らない 命に関わること、人権に関わることで生徒が問題を起こした時は、厳しく叱ります。叱る内容に優先順位があるのです。 ・叱る時は「子ども基準」で考える 「そもそもうまくできないのが当たり前なんだよ。でも、もしそれであなた自身が困っているなら、工夫して変えていかないといけないよね。どうすればいいと思う?」というような、安心感を与える言葉がけが必要です。 ・子どもを変える「タイムマシン・クエスチョン」 例えばここに問題行動を起こす、中学2年生の男の子がいるとします。その子に未来を想像させるのです。「20歳になった君は、どんなことをしていると思う。」、、、、「じゃあ、大学生になった君は、今みたいな行動をすると思う?」、、、、「そうか、そりゃそうだよね。じゃあ、いつ頃、(何歳頃に)、君はその行動をやめているの?』 ・偽善者でいいんだ 「偽善者かどうかを考えることこそ無駄。そもそも、人によく思われたいって素敵なことでしょ。」

Posted by ブクログ