鬼人幻燈抄 江戸編 幸福の庭 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
甚夜31才江戸にて。 義父に愛情を向けて欲しくて想念から鬼を作り出す娘の義父は甚夜の本当の父だった。 鬼と人の夫婦は妻が殺されて、鬼は妻の仇を討つか、仇の鬼だと思ってたのは妻が鬼と化した姿だった。鬼よりも人が怖いと言う話。夫婦共に甚夜の力となる。 人が絶望し、鬼になったもので、自分が幸せな時に篭ろうとするが、そこに人が入り込み、父子として暮らす。 最後は、のろけ爆発義父の短編集。
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シリーズ2作目。先は長い。 甚夜が気になっていたが、少しづつ雪解けしてるような感じがして良かった。 友達と言ってもいいような人もできてるし。でも甚夜は永遠の命だからいつか別れてしまわないといけない。それは切ないなあ。そうじゃない友達もいそうだけど。
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1作目で微妙?と思いながらも読み進めてみました。他の方も書いてましたが、1作目が壮大すぎる序章で本作から本筋がスタートする感じで始まってみれば読みやすかったです。主人公が来たる未来に待っている戦いに備えて力を付けていくと言う流れです。 これはこのまま同じように淡々と進んでいくのか...
1作目で微妙?と思いながらも読み進めてみました。他の方も書いてましたが、1作目が壮大すぎる序章で本作から本筋がスタートする感じで始まってみれば読みやすかったです。主人公が来たる未来に待っている戦いに備えて力を付けていくと言う流れです。 これはこのまま同じように淡々と進んでいくのかそうでないのか。。このまま読み進めてみようかと思います
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江戸から平成へ、百七十年もの途方もない時間を旅する鬼人の物語、鬼人幻燈抄シリーズの2作目『江戸編 幸福の庭』です。 第二の故郷・葛野を出て、甚太改め甚夜と名のるようになり十年の歳月が流れた。不穏な空気が漂い始めた幕末の江戸で、鬼退治の仕事を糧に精進の日々を過ごす甚夜。 前作の...
江戸から平成へ、百七十年もの途方もない時間を旅する鬼人の物語、鬼人幻燈抄シリーズの2作目『江戸編 幸福の庭』です。 第二の故郷・葛野を出て、甚太改め甚夜と名のるようになり十年の歳月が流れた。不穏な空気が漂い始めた幕末の江戸で、鬼退治の仕事を糧に精進の日々を過ごす甚夜。 前作のラスト、取り返しのつかない事件に気落ちしてしまいましたが、今作は鬼による怪異を甚夜が解決していく連作短編集的な感じ。この先はこのスタイルで進んでいくのかな?鬼による怪異もいろんなパターンがあり、読みやすくて伏線回収の仕方も結構好きでした。物語の根底に家族愛を感じるし、予想外にも結構ほっこりしてしまいました。 まだまだ続き、読みますよ〜楽しみです。
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葛野を出て10年、舞台は江戸へ。少しずつ甚夜に居場所ができたことが何より嬉しかった。『幸福の庭』はシリーズでも屈指のエピソードだと思います。戦いの末行使される甚夜の力は残酷な様であり救いでもあるとも感じました。
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あの終わりの続きでどんな殺伐としたお話になるかと思いきやめちゃくちゃ淡い、幸せの匂いがするエピソードが多くてびっくりした。 もちろんそれだけじゃないのだが辛い中にも確かな幸せがそこにある、という感じ。 いい意味で肩透かしくらった 2022.9.19 135
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シリーズ2作目、葛野を出て江戸へたどり着いたお話。実の父親との再開や付き合いを深めた人物達、義父のお話などだんだんと面白くなってきた。 早く第3巻を読まなければ。
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ファンタジー短編集 葛野を出、シリーズの本格スタート 幕末の江戸に居し、妹を伐つ日の為、力のみを追い続ける甚夜に、真心を持った人々との出会いが訪れる 闘いに明け暮れる甚夜が、鬼人として成長してゆく過程は我が事のように嬉しいです 彼の姿を追って、自分も成長させてもらっているのだ...
ファンタジー短編集 葛野を出、シリーズの本格スタート 幕末の江戸に居し、妹を伐つ日の為、力のみを追い続ける甚夜に、真心を持った人々との出会いが訪れる 闘いに明け暮れる甚夜が、鬼人として成長してゆく過程は我が事のように嬉しいです 彼の姿を追って、自分も成長させてもらっているのだろう 波乱の日本史の中、彼がどう過ごしてゆくのか 続きを楽しみに拝読します
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#読了 一巻が前日譚の役割で、ここから本編、甚夜の鬼退治が始まるって感じかな?鬼による怪異を甚夜が解決していく連作短編形式。 一巻よりお話が落ち着いてきて読みやすいし、新キャラクターも好み。ちょっとネタバレを踏んでしまったので、今後だれとどうなるのかが気になって先がものすごく読み...
#読了 一巻が前日譚の役割で、ここから本編、甚夜の鬼退治が始まるって感じかな?鬼による怪異を甚夜が解決していく連作短編形式。 一巻よりお話が落ち着いてきて読みやすいし、新キャラクターも好み。ちょっとネタバレを踏んでしまったので、今後だれとどうなるのかが気になって先がものすごく読みたい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
初めは、短編のお話がいくつもあるだけなのかと思っていましたが、実は想像していなかったところで人や物語が繋がっていて、ワクワクしながら読めました。 前作は、後半が辛くて悲しいものでしたが、今回は心が温まるようなほっこりする物語ばかりでした。それぞれのお話で鬼と関係している事件を解決していくのですが、話の展開がちっとも予想できないし、それだけでは終わらないので最後まで夢中でページを進めていました。物語も面白いのですが、登場人物も全員が魅力的でとても惹かれました。嫌な人がちっともいませんでした。 次はいったいどのような物語になるのでしょうか。早く本屋さんに行かなくては…! そして、読み終わるまでめくらないように我慢していたカバー。今回も素敵な仕掛けでした。めくってみると、一見寂しく見えるかもしれませんが、物語を知っていると思わず笑顔がこぼれてしまいます。
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