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トヨトミの野望 の商品レビュー

4.3

79件のお客様レビュー

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2020/12/23

ビジネスの厳しさや大手企業の内事情などのリアルが描かれていた。 剛腕武田の考え方一つ一つに響くものがあった。

Posted byブクログ

2020/12/10

大企業の経営の内部を知ることができる。 ほぼ実話とのことで、実際の企業や人をイメージしながら読むとなお面白い。

Posted byブクログ

2020/12/09

素晴らしい経済小説だと思いました。 好きなシーンは、部下が濡れ衣で窮地に追い込まれたとき上司がなりふり構わずかばう場面が今でも印象的。迷えるビジネスマンにはとてもお勧めの本だと思います

Posted byブクログ

2020/11/24

【あらすじ】 愛知県豊臣市に本社を構える世界的自動車企業、トヨトミ自動車。フィリピンに左遷されていた武田剛平はどん底から這い上がり、社長に昇りつめた。創業家とはなんの関係もないサラリーマン社長はその豪腕で世界に先駆けてハイブリッドカーの量産に挑戦する。 いっぽう、創業家出身の豊臣...

【あらすじ】 愛知県豊臣市に本社を構える世界的自動車企業、トヨトミ自動車。フィリピンに左遷されていた武田剛平はどん底から這い上がり、社長に昇りつめた。創業家とはなんの関係もないサラリーマン社長はその豪腕で世界に先駆けてハイブリッドカーの量産に挑戦する。 いっぽう、創業家出身の豊臣統一は入社以来、豊臣家の七光りと陰口を叩かれながらも、いつの日か武田剛平を越えてやろうと野心を抱いていた。 自動車王国アメリカでのロビイング、巨大市場中国の攻略、創業家との確執──世界と戦う企業の経済戦争を描いた衝撃フィクション! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 愛知県民なら(日本人なら、と言ったほうが正しいかも)誰もが知っている、「あの超巨大企業」を舞台にした企業小説です。リアリティと迫力がすごいです。一気読みでした。 「創業者一族が社長を歴任すべきか否か」という問題は、中小企業を中心に会社経営における大きな問題だと思います。私の地元の某有名食品会社も、昭和の時代までは創業者一族が牛耳る会社で、他の会社では考えられないような社内ルールがあったとのことです。 また、カリスマ的存在が去った直後からがその会社の大きな危機と考えるべきとも思いました。カリスマ的存在から引き継ぎを受けた者が、残された成功体験とウイニングロードに乗っかることで油断し、新たな問題に対してどうしても対応が遅くなる…。必ず起こる話だと思います。誰が悪いという問題ではなく、世の必然とも言えると思います。だって、どうしてもYESマンで慣れてしまって、自分で考えることを忘れてしまうのだから。某巨大企業の優秀な社員さんならそんなことはないのかもしれませんが…。さて、この小説はどこまで真実なんですかね笑 続編も楽しみです。すぐに読んでしまいそうです。

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2020/11/17

面白い。ノンフィクションかどうかはわからないけれどもそう感じさせるリアリティがある。主人公の武田が魅力的。統一も憎めない。出てくるキャラクターが全部魅力的。

Posted byブクログ

2020/10/30

読めばどこの企業を描いてるか一目瞭然な、某自動車会社をモデルにした小説なのだが、とても面白かったしワクワクさせてくれる物語だった。登場人物も個性豊かなキャラが溢れていて終始飽きずに読んだ。内情は実際のところどうか分からないが、とてもリアルに感じる。

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2020/09/25

99%ノンフィクション、と思って読むとさらに面白い!! 破天荒なトップと、その側近がなんとも魅力的。

Posted byブクログ

2020/09/10

フィクションでありながら事実と照らし合わせて描かれているので、結論としては分かってるけど、え?どうなるの?というドキドキ感がある。歴史物もそうだけど、同じ物語でも誰を主人公にするかで全く変わってくるのがおもしろい。

Posted byブクログ

2020/09/07

洗練されているような大企業も人間臭いドラマが勿論あります。サラリーマン社長と創業家出身の社長の考え方は違うけど、長い目で見てみると案外上手く行っているような気がします。

Posted byブクログ

2020/09/06

いやー、面白かった! 名古屋発の日本を代表する自動車メーカー「トヨトミ自動車」の内情をドラマとして描いている。 どう見てもトヨタ自動車がモデルなんだけど、どこまでがフィクションなんだ?と思うくらいドラマチックで面白い! 豊臣系ではない武田社長の豪胆な人物像、社内政治の泥臭さ、ロビ...

いやー、面白かった! 名古屋発の日本を代表する自動車メーカー「トヨトミ自動車」の内情をドラマとして描いている。 どう見てもトヨタ自動車がモデルなんだけど、どこまでがフィクションなんだ?と思うくらいドラマチックで面白い! 豊臣系ではない武田社長の豪胆な人物像、社内政治の泥臭さ、ロビイストの重要さを感じさせる堤の存在、創業者直系社長となる豊臣統一の苦悩。全てが面白い。 日本一の企業ですら色んな苦労があるのか、アメリカは相手にするのは大変だ、時代の流れに変化しないと生き残れないな、などなど感じるところが多々。 作者は経済記者をやってる覆面作家らしいけど、文章も上手で、物語の展開のさせ方や場面転換の巧みさは見事。最後まで飽きずに一気に読んでしまった。 続編の「トヨトミの逆襲」も期待したい。良書。

Posted byブクログ