きみの正義は の商品レビュー
労務ライトミステリ第二弾。 働く一般社員やアルバイトや、は、だいたいいい人ってのが救われる作品。笑 一作目に続いて、屋敷コーポレーションが今作でも問題を。。。 コロナ禍のテレワーク問題とかもぜひ今後、物語にしてほしい。 装丁も好きです。 #君の正義は #社...
労務ライトミステリ第二弾。 働く一般社員やアルバイトや、は、だいたいいい人ってのが救われる作品。笑 一作目に続いて、屋敷コーポレーションが今作でも問題を。。。 コロナ禍のテレワーク問題とかもぜひ今後、物語にしてほしい。 装丁も好きです。 #君の正義は #社労士のヒナコ #水生大海 #読書記録 「一気に変わることはできないし同じことをしているように見えるかもしれないけど、らせん階段を行くように少しずつでも上に進んでる。そう思うべき」
Posted by
「ショッピングセンターなど、入っている施設のことを指して、館(やかた)と呼ぶらしい。」...懐かしい。業界じゃ一般的なことだったんだな。 小売業の未払い残業代、飲食店経営会社の本社社員の介護のための時短勤務希望、耳を貸さない経営陣、そして問題の根底にある人手不足人手不足人手不足...
「ショッピングセンターなど、入っている施設のことを指して、館(やかた)と呼ぶらしい。」...懐かしい。業界じゃ一般的なことだったんだな。 小売業の未払い残業代、飲食店経営会社の本社社員の介護のための時短勤務希望、耳を貸さない経営陣、そして問題の根底にある人手不足人手不足人手不足...小売・サービス業の労働問題あるあるで溢れていて、読んでいて何度か苦しくなった。 ともすると小難しく回りくどくなりがちな、社会保険や労務について、予備知識が無い人でも楽しめるくらい読みやすくストーリーに落とし込まれていて、勉強になる。 そのうち実写ドラマ化しそう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「ひよっこ社労士のヒナコ」シリーズの第2作目 1. 春の渦潮 非正規職員の有期雇用から無期雇用転換にまつわる介護施設の調理員の話 2. きみの正義は 未成年労働者の話に予備校講師と工務店がクロスする 3. わたしのための本を 本屋の万引きとサービス残業問題 4. 藪の中を探れ 女性上司による部下への逆セクハラと仕返しの真実 5. らせん階段を上へ 1作目にも登場したブラック居酒屋経営者に時短勤務希望従業員やバカッター問題が絡む どの話も経営者がひどすぎ 社労士が出てくる幕はないが、ヒナコが学校現場の労働実態を見たらどう思うだろうか
Posted by
曲者の経営者たち。でも、自分が以前務めてた職場のことを思い返してみると、そんな調子だった気がするなぁと思う。法律を真面目に守っていたら潰れちゃう中小企業も多いだろう。そこを上手に導いてくれる存在なのだな。途中出てくる色々な規則は結構勉強になる。
Posted by
前作の「社労士のヒナコ」に続き、待望の続編「きみの正義は 社労士のヒナコ 」が発売され、少し時間が経過してしまったが、やっと読み終えた。 前作から少し成長した「社労士のヒナコ」が、悩みながら、事務所スタッフ等との連携で労働問題を解決する。また、国の労働法制の変化にも対応した内容...
前作の「社労士のヒナコ」に続き、待望の続編「きみの正義は 社労士のヒナコ 」が発売され、少し時間が経過してしまったが、やっと読み終えた。 前作から少し成長した「社労士のヒナコ」が、悩みながら、事務所スタッフ等との連携で労働問題を解決する。また、国の労働法制の変化にも対応した内容も多く、人事、総務、経理などの職場で働かれている方にはお薦めの1冊です。
Posted by
シリーズ第2弾。ミステリー風味のお仕事小説。連作短編集。 社会保険労務士の資格をとった雛子、まもなく28歳。小さな社労士事務所の一員となり、困難な案件を解決していく。 有期雇用から無期雇用、サービス残業、セクハラ、介護休業、バイトテロ等々。 仕事とプライペートとの境界がはっきり...
シリーズ第2弾。ミステリー風味のお仕事小説。連作短編集。 社会保険労務士の資格をとった雛子、まもなく28歳。小さな社労士事務所の一員となり、困難な案件を解決していく。 有期雇用から無期雇用、サービス残業、セクハラ、介護休業、バイトテロ等々。 仕事とプライペートとの境界がはっきりしないもの、言った言わないの争い、やらなかったことの証明、雇用者・労働者ともに言い分があり、どちらにも肩入れしていないところが良かった。 (図書館)
Posted by
有期雇用から無期雇用に伴う配置転換。 年少労働者の労働制限。 サービス業の一人正社員の過労。 セクハラと嫉妬。 介護休業とバイトテロ… 1作目に続き不条理が蔓延する会社のトラブル解決に走る、社労士ヒナコに今回も楽しく読ませてもらいました。 人の営みとどう折り合いをつけるかって永遠...
有期雇用から無期雇用に伴う配置転換。 年少労働者の労働制限。 サービス業の一人正社員の過労。 セクハラと嫉妬。 介護休業とバイトテロ… 1作目に続き不条理が蔓延する会社のトラブル解決に走る、社労士ヒナコに今回も楽しく読ませてもらいました。 人の営みとどう折り合いをつけるかって永遠のテーマ。
Posted by
社労士とはこんなお仕事なお話。 シリーズ第2弾。 社労士となってから1年が過ぎた主人公。 雇い主と従業員の間に入り現実問題と法律を上手にやりくりするのが社労士とのことですがなかなかのストレスな職業と思われます。 短編でとても勉強になります。
Posted by
社会保険労務士のお話は初めて読んだ。短編集で読みやすい。ちょっとした謎かけもあり面白かった。何より社労士の仕事がどのようなものなのか、簡単ではあるが知ることができる。労働基準法もいくつか出てきて勉強になる。
Posted by
ひよっこ社労士の2冊目。 本作では「有期雇用から無期雇用への転換」「年齢(人物)偽装」「チェーン店の人件費問題」「逆セクハラ」「介護と勤務時間」など、興味深いネタが取り上げられている。ただ、短編連作ということで、あまり深堀りされていないのが悔やまれる。
Posted by