きみの正義は の商品レビュー
さまざまな労働問題に挑むヒナコの「法律は守らなければなりません」という毅然とした姿勢がすがすがしい。そして、前作から今作、今作の中でも前半より後半になるにつれ、頼もしさが増している。 いろんな労働問題について、社会人になってかなりの年数が経っていても知らないことも多いことに改め...
さまざまな労働問題に挑むヒナコの「法律は守らなければなりません」という毅然とした姿勢がすがすがしい。そして、前作から今作、今作の中でも前半より後半になるにつれ、頼もしさが増している。 いろんな労働問題について、社会人になってかなりの年数が経っていても知らないことも多いことに改めて気づかされる。 法律は「実情、必要、要望で変わっていく」という所長の言葉が印象的。だから、知らなければならないし、声を上げなければ変わらないのだと考えさせられる。 前作同様、スイスイ読めて面白かった。3作目も読むのが楽しみ。
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シリーズ2作目面白かった 他の方も書いてましたが、主人公の成長も 感じれて楽しく読めました 話の中とはいえ色々な会社が、様々な問題があるんだな~と思いました
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シリーズ続編。 前回の新人ぽさが抜けて仕事をこなしていく姿が微笑ましい。 やっぱり気になったことは見過ごせず引っ掛かりを解いていく。知識と経験が増えた分かけひきができるようになりそこが面白かった。
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社会保険労務士の雛子の活躍を描くお仕事小説。あまり馴染みのない仕事のように思えるけれど、社労士が関わる相手はそれこそどのような仕事をする人に関してもあてはまるので、他人事ではないかも。それぞれの立場と言い分をうまくすり合わせ、誰かを切り捨てることにはならない解決法を見つけていく社...
社会保険労務士の雛子の活躍を描くお仕事小説。あまり馴染みのない仕事のように思えるけれど、社労士が関わる相手はそれこそどのような仕事をする人に関してもあてはまるので、他人事ではないかも。それぞれの立場と言い分をうまくすり合わせ、誰かを切り捨てることにはならない解決法を見つけていく社労士の仕事は大変なのでしょうが。清々しい気分になる読み心地です。 お気に入りは「わたしのための本を」。本好きならやはり気になるのはこの作品です。本屋さんの苦境は現実でも問題になっていることですが。ただ売ればいいわけではないこのような本屋さんの存在はあってほしいし、なくなってほしくないですね。だからこそこういう犯罪は、明確に裁けなかったとしても許せませんね。
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前作と同じく結構モヤモヤする終わり方が多いですが、少しずつ成長していくヒナコの姿に、自分も頑張ろうと思いました。
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逞しく成長している。事務所ではひよこちゃんなんて言われているけれど、クライアントに対して言うべきことははっきりと言う、社労士2年目の雛子。 前作よりも、ミステリー風味が加わっている。 社労士ミステリー小説!
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66ひよこは正しい。正しいことはちゃんとしないといけないと思う。腹が立つのは、制度を利用して利益だけ得ようとする輩がいること。不正受給とか従業員保護とか。わかってますよ。でも卑劣な人もいるっていうこともわかってほしいなあ。
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前作と比べてヒナコちゃんが成長してて良かった◎ いっつも労働者側で考えてしまうけど使用者側も大変だなぁ〜〜
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社労士雛子の2冊目。2年目を迎えてやまだ社労士事務所で仕事に精を出す雛子がまたしてもクライアント先で謎に遭遇してしまう⁉️ 今回も連作短編だが物語はだんだん謎解きに重きを魅せてくる
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ヒナコちゃんはヒヨコちゃんだったのか。。ひよっこのほうも読んでみたい。お仕事小説は好きだな。楽しく読めた。 本屋さんのプライドっていいな。 正論って大人になるほど苦手になる。
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