ムゲンのi(下) の商品レビュー

知念実希人(著者)

2022/05/02

上巻よりは若干ファンタジー部分が減ってミステリー部分が増えた感じがするが、世界観は同じ。
数々の事件の謎、物語の中のかすかな違和感が解明されていくのは楽しい。ただやっぱりファンタジー部分を読むのがしんどい。映像で見たら分かりやすいのだと思うが、次々に展開する場面についていくのが大変。
夢幻の世界のルール、ククルの正体など説明っぽい文章が多く、物語の中でルールの辻褄合わせに苦労したのかなと思った。

2022/04/21

想定外の展開に驚きを感じた。読み終わるのに少し長くかかった。ファンタジーは好きな分野だけど、説明的な部分を多く感じ、なんとか読了。

2022/04/11

なんとファンタジーな！
通勤の友に選んだが、下巻から一気に自宅で読んでしまい、「友」にはなれなかった。
ゆめの世界で冒険することに憧れる方は是非手に取っていただきたい。

2022/03/29

「夢幻のI 上」の続きの１冊。推理要素が濃くなっていく中で、人の感情や相手に伝わる想い・悲しみ・苦しみが、細かく描かれていく。少年Xについて追っていくうちに、愛衣自身が見えていなかった景色が明らかになっていく。しかし、読み終わった後には涙が止まらなかった。家族の愛衣に対する深い愛情。書籍の題名である、「ムゲンのI」についての意味にも深いものがある。

2022/03/24

楽しみだった下巻

山ほどの謎が解きほぐされていく。そしてそれに伴い落胆が深まる。ファンタジーだ。つまり、私にはおもしろくなかった。残念。

2022/03/04

上巻と同様ファンタジーであるが、謎が解けると心が晴れやかになっていく。そして最後まで読んでタイトルの意味が分かった。

2022/02/28

夢幻の世界で、ユタとして成長する愛衣。眠り続ける「イレス」患者達を、現世界に手繰り寄せる、ファンタジー。

患者達にまつわる殺人事件、そして「少年X」へと立ち向かうミステリー。

漱石の「夢十夜」には、心酔しておいて、知念さんの、渾身のスピリチュアル的ファンタジーは、、というのは、全く自分ながら身勝手だと思う。

ちゃんと帯にも　ミステリー×ファンタジーって書いてあったのに、心構えが足りなかったのが、敗因だよね。

2022/02/25

上巻と同じでファンタジー要素が強く、少し読みづらい部分もあった。でも、やっぱり知念実希人さんの作品は物語にとても厚みがあって、ハズレがないと思った。私がこれまでに読んだ知念さんの本は全て、複雑なストーリーの中で「愛」がテーマになっており、それが小説の中で繊細に描かれているため、読み終わった後は切なさとともにあたたかい気持ちになる。

2022/02/23

上で書かれてた伏線がどんどん解明されていき、真実が分かるにつれてドキドキが止まらなかったです！！
特に最後はとっても感動してしまいました、、
題名の「無限のi」。
なるほどなととても考えさせられました。
とってもおすすめです！！

2022/02/23

下の中盤からなんとなく結末が読めた。
ファンタジー感が強く、はじめは戸惑ったが、下までくると慣れた。でも、イレスの患者を増やしわざわざ上下にせずとも一冊でまとめて終われそうでは？と思った。