絶望スクール の商品レビュー

石田衣良(著者)

2019/11/29

①動物虐待
②無謀運転者からの息子をひき逃げで亡くした夫婦
③ひきこもり
④悪徳日本語学校

マコトの奔走を描くシリーズ。
楽しくは読めるが、爽快さは薄れてきたな。
そろそろ展開にネタ切れ感も．．．。

2019/11/15

マコト君は歳を取らないのに世の中は進んでいく～「目白キャットキラー」小学校のフェンスに殺した猫を飾り付けた奴を見つけるまでは自分が過去に犯した事を忘れられない高校生が、仲間を装って近づき、犯人の飼っていた猫の名前を手掛かりに追い詰める「西池袋ドリンクキラー」Ｇボーイズの息子が通学路を暴走する黒いポルシェに煽られて手首を骨折したが、その車の情報を持つ夫婦は自分の子を轢き殺した犯人捜しを条件に出してきて、Ｇボーイズの集会に行くと顔を背けるメンバーがいた「要町ホームベース」引きこもりを独り立ちさせる会社は法外な会費を要求し、退会するには４５０万円の違約金が必要だと脅してきたが、充分な説明をしなかった点が突破口になりそうだ「絶望スクール」元Ｇボーイズの特攻隊長のアジア多国籍料理店のアルバイトのベトナムからの留学生ミンはガールズバーでも働かされているが、その兄は池袋の日本語学校で賭けポーカーに負けて失踪中だったが、同級生の一人が特殊詐欺の受け子や窃盗団に誘い込む手口だと教えてくれ、狙いを窃盗団に絞った～私の中でマコトはＴＯＫＩＯの長瀬じゃ！まだ、青年で通るけど、物語中のマコト君は歳を取らない。日本語学校の闇はもう二十年以上前から気がついていたけどなぁ、巧妙且つ悲惨になる一方かな。結局、キング＝Ｇボーイズの力を借りないと解決できないんだよね、アコト君って思ったが、キングからの依頼もあったね

2019/11/05

IWGPシリーズ最新作

安定の「マコト節」（笑）

「動物虐待」「危険運転」「引きこもり」「留学生からの搾取」４つをテーマに
相変わらずフットワークの軽いマコト
クールなキング
お約束の大団円

安心して読めるシリーズ

2019/11/04

動物虐待、飲酒運転、引きこもりビジネス、留学生ブラック労働。弱者につけ込む卑劣なやつらは、マコトとGボーイズが許さない! 現代の社会の暗部を抉る全4話を収録。

ＩＷＧＰシリーズ１５作目。冒頭の動物虐待篇は猫好きとしては耐えられないので結末だけ読んだ。あとの３篇はだいたいいつも通りの展開。マンネリもここまでくると爽快で、安心感がある。たぶん今後も新作が出るたびにこのシリーズは読むだろう。
（Ｂ）

2019/10/30

いつも通り、安定してます。
そろそろ、マコトも恋愛したり、結婚したり、子どもができたり…したら、また世界が広がってストーリーもおもしろくなりそう。

2019/10/21

やっぱりやめられないこのシリーズ。

動物虐待、飲酒運転、引きこもりニート、外国人留学生をテーマにした4話収録。

タカシがカッケー!

2019/10/13

ドラマで慣れ親しんでいた池袋ウエストゲートパークの最新刊。つい窪塚洋介と長瀬の光景を思い浮かべながら読み進めてしまう。

本作は留学生ビジネス、ひき逃げ事件、引きこもりなどなど現代の社会問題に焦点を当てている。

大きな波や展開はないけど、最後の留学生ビジネスの話を読んだ後は、都内のコンビニに溢れる外国人アルバイト達の生活に思いを馳せずにはいられなくなる。

2019/10/08

久々の新作。最新作だけあって世の中の流行をさりげなく取り入れているのがすごい。トラブルシュートのネタも社会問題的なテーマが増えてきた気がする。短編集もいいけど、そろそろ長編が読みたい。

2019/10/02

ニュースだけではわからない現代。
「動物虐待」「危険運転」「引きこもり」「留学生からの搾取」
お節介で優しい池袋のトラブルシューター“マコト“が池袋の街で起こる様々なトラブルに立ち向かう。

ストーリーのマンネリ化？
そんなのはどうだっていい。
マコトのフィルターを通して、見える景色、人が好き。
自己中心的で、金儲けしか考えていない人がいる中で、マコトのように人情、義理を大切にする姿勢にホロリとさせられる。

2019/09/22

今回も最高だった♪
『要町ホームベース』が一番好きだな。
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それにしても、IWGPは知らない事をたくさん教えてくれる。
大きく報道されるものから、わざわざアクセスしないと知り得ないような時事ネタ。
IWGPがある限り、僕は学び続けれる。
本当に大好きな物語です。