絶望スクール の商品レビュー

石田衣良(著者)

2021/01/15

動物虐待、危険運転、引きこもりビジネス、留学生の学校など新聞やネットのニュースに出てくる事件や問題に今回も切り込んでいる短編集。１つの社会問題でも１冊分になりそうなところをあっさりとテンポ良く進めて解決していくところ
が軽くはあるけど問題提起としては重いんだよなと思う。たぶんその中には好奇心もあるのだろう。ワンパターンではあるけどつい読みたくなる魅力は今の社会を知りたいという一種の好奇心からというのもあるのだろう。

2020/12/21

116久しぶりの池袋。変わらず鮮やかな手口と友情でスカッと。でもマコトの頑張りだけではこの一冊に込められた問題は解決しないんだよね。読者の皆さんが同じ問題意識を持ってると思いたいね。

2020/11/17

IWGPシリーズ第15弾。
目白キャットキラー　猫に対する残虐行為はやばすぎる。
西池袋ドリンクドライバー　通学路での暴走車の話。
要町ホームベース　引きこもり自立支援企業の話。
絶望スクール　不法外国人問題の話。
どれも現代社会における話となっていて話題性になっている。

2020/09/27

今回も様々なトラブルをスカッと解決！(^o^)どれもこれも胸が悪くなる話だけれど、マコトとタカシが見事に片付けていく様が心地好い♪でもやっぱりマコトのかあちゃんが一番好き( v^-゜)♪

2020/09/02

図書館で【七つの試練】と一緒に借りてきたので、一気に読みました。
2018.8～2019.5　この期間に書かれたのものなので、その時代の世相を反映した４つのエピソード。
動物虐待、酒酔い運転の事故、ひきこもり、外国人留学生。
それぞれに、私には無縁の世界のように思えるが、現実に日本で起こっている事なんだよね・・・まあこちらは物語ですが。
考えさせられる。
･･･でも、最近のマコトくんのシリーズ、解決方法･･･というか、制裁方法が安直になってきている気がする。

2020/07/17

タイムリーな問題を取り入れながらも、さらっと読みやすい。
動物虐待や、外国人留学生、ひき逃げ事件など。

マコトは何歳になったんだろう…とふと思った。

2020/06/11

サクッと読めました。前にも似たような話があったな、とは思いましたが、マコトやタカシが活躍すればそれで良いというか、面白く感じるので問題なし。

それにしても、Gボーイズ･･･。さすがにこの名称のままなのは、違和感があるんだよな～。時代に合わないし、メンバーの大半がもう「ボーイズ」って年齢じゃないし（今回は特にその辺りを感じる書き方だった）。
まぁでも、それを言ったらマコトやタカシの現在の姿もどうなの、という話になっちゃうか。
フィクションだから･･･。きっとそこは深く考えちゃいけないんだな、うん。

2020/06/08

四遍。
目白キャットキラー…猫を虐待しSNSにその写真をUPする奴は誰？
西池袋ドリンクドライバー…通学路で猛スピードで走る車。被害に遭う子供も。
要町ホームベース…引きこもり支援の会社。その実態は？
絶望スクール…希望を持って日本にやってくる外国人。しかし、ある日本人学校が外国人を不幸にしているらしい。絶望を学ぶスクールとなっているようで。

いつものようにマコトとGボーイズが解決して終了なんだけれど、現状社会の暗部を捕らえているようで、実際あるんじゃないかなといつものように思う。短めでまことの口調に乗せられて難なく読めるのがいいので、ずっと続けて欲しいものです。絶望スクールは切り込んで書いてるなって、印象に残ります。働いている外国人の実際の背景を見たよう。

2020/03/10

最初の3つはなんかちょっと薄っぺらいな、って思ったけど、表題作はキングのカッコよさが存分にでてて好きだった。なんだかんだで読んじゃうIWGP。

2020.3.10
33

2020/01/23

いつでも間違いなく面白いWGP。
世情に敏感な石田衣良さん、今回は、動物虐待・危険運転・ひきこもり・外国人留学生　と今どきドンピシャなテーマ。
さすがです。
このところ、池袋に出かけることが増えたが（私の出身地だし）、思わずマコトやタカシ、Gボーイズの姿を探したくなってしまう。