スピーチや会話の「えーっと」がなくなる本 の商品レビュー
スピーチ本番が終わってから読んだ。 「えーっと」フィラーについて。 自然と私がやっていた練習法が書いてあった。 ・鏡の中の自分の目を見て練習。 ・歩き回りながら練習。 ・誰かに聞いてもらう。 ・相手に自分のスピーチを繰り返してもらう。→相手にわかりやすく、相手の頭に残る言葉選び...
スピーチ本番が終わってから読んだ。 「えーっと」フィラーについて。 自然と私がやっていた練習法が書いてあった。 ・鏡の中の自分の目を見て練習。 ・歩き回りながら練習。 ・誰かに聞いてもらう。 ・相手に自分のスピーチを繰り返してもらう。→相手にわかりやすく、相手の頭に残る言葉選びができるようになる。p203
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会話やスピーチで出てしまう「えー」「あー」のことを、フィラーというらしい。ほとんどは無意識に発せられているもの。 聞き手にゆるみをもたらす効果があることもあるが、たいていは、自信のなさ、あいまいさ、何を言っているかがわからない感じを相手に与えてしまう。フィラーを連発している方にと...
会話やスピーチで出てしまう「えー」「あー」のことを、フィラーというらしい。ほとんどは無意識に発せられているもの。 聞き手にゆるみをもたらす効果があることもあるが、たいていは、自信のなさ、あいまいさ、何を言っているかがわからない感じを相手に与えてしまう。フィラーを連発している方にとっては直したいと思っているに違いない。当然私も。 フィラーは幅広く、「えー」や「あー」だけではない。 基本的には、なくても会話やスピーチが成り立つのに、ある特定の言葉を連発することで、相手に自信のなさや不快感を与えるものはフィラーに入れて考えてよさそうである。 具体的には、「やはり」「いわゆる」「つまり」「ということで」「結果的に」「いわば」「ちょっと」「少し」「なんか」「あまり」「ある意味」「ある種」「〇〇とか」「というか」。 いっぱいある。私も心当たりが多すぎてドキッとしてしまった。 フィラーを防ぐためには、 会話やスピーチ時における「心」「思考」「声」の3点が安定している必要がある。 ちょっとやそっとの外的要因で「心」がぐらつかないくらいの度量があれば一番いいのだが、 そうではない場合は「思考」「声」で場をカバーしていく必要がある。つまりは、「思考」「声」の訓練をして、自身をつけることが大切。 訓練はやはり地道である。本で紹介されている方法をいくつか抜粋。 〇コンビニで「お願いします」と言って、レジにかごを出す。 〇会議において、当てられていないのに自分から発言する。その後、皆さんはどうですかと聞いてみる。 〇席が一緒になったら、知らない人でも何か話しかける。 〇昼食は誰かと一緒にとる。新しい人を誘う。その間、ずっと雑談し続ける。 〇フィラーなしで話そうとする。 そして、もっと実践に近づけた練習として、 〇家で鏡の前でスピーチの練習をしてみる。 〇家族の前でスピーチをしてみる。 …ここまで読んで感じたことは フィラーをなくす為だけではなく、勤める人はそもそもこういう訓練した方が強みになりそう…ということだった。
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文頭のフィラーだけは絶対に出さない、 そんな決意で練習していきたい。 「想定される質疑応答を順に説明していく」 というスピーチの組み立て方、いいかも。
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なぜフィラー(えーっとなどの間を埋める言葉)が出るのかを前半で説明し、後半で対処法について述べている。メカニズムの理解というより、後半部分のトレーニング内容に価値のある本である。 正直フィラーが出てくるメカニズムは抽象的で、緊張したら出るんだなという理解しかできなかった。 その...
なぜフィラー(えーっとなどの間を埋める言葉)が出るのかを前半で説明し、後半で対処法について述べている。メカニズムの理解というより、後半部分のトレーニング内容に価値のある本である。 正直フィラーが出てくるメカニズムは抽象的で、緊張したら出るんだなという理解しかできなかった。 そのため前半部分はあまり新鮮さはない。 後半部分はフィラーを出さないようにするにはということが述べられている。 斬新な手法は載ってはいない。しかしながら紹介されているトレーニングに真摯に向き合った人はほとんどいないのでは無いかと思われる。 とにかく場馴れしろというメッセージが伝わってきた。 少し前半が冗長であるので、読むのに苦労したが、スピーチ上達のトレーニング法を探している人におすすめの本である。
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簡単にこれをすれば口癖がなくなるような魔法のアクションは存在しません。 自分で意識し、口癖が出にくい文章構造で、自信をもって話すことを習慣にすることが大切だと学びた。一朝一夕で身につくものではない、まずはできることから実践していきます。
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タイトルと目次内容に興味持ち、読んでみた。 著者も書いてるが、本書はフィラーに焦点を置いているという点が目新しい。 フィラーの要因を「心(感情など)」、「思考」、「声」の3点から解説しているのが、読んでいてとても腑に落ちた。 対策も色々書いており、実践してより自分の伝え方を...
タイトルと目次内容に興味持ち、読んでみた。 著者も書いてるが、本書はフィラーに焦点を置いているという点が目新しい。 フィラーの要因を「心(感情など)」、「思考」、「声」の3点から解説しているのが、読んでいてとても腑に落ちた。 対策も色々書いており、実践してより自分の伝え方を強化していきたいと思えた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
せっかく毎日1分そりゃないだろを配信してるので、ちゃんと話し方についても学ぼうかなと思って手に取った一冊。センテンスを短く、鏡の前で言うことにする!
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【概略】 「校長先生の朝礼スピーチといえば?」「政治家の挨拶といえば?」・・・全てが全てではないけれど、思い浮かぶのは「長い」だろうか。そして次に連想される可能性が高いのは「あー が多い」ということ。この「えー」や「あー」、または「実際」「ほぼほぼ」「そもそも」といった特定の言...
【概略】 「校長先生の朝礼スピーチといえば?」「政治家の挨拶といえば?」・・・全てが全てではないけれど、思い浮かぶのは「長い」だろうか。そして次に連想される可能性が高いのは「あー が多い」ということ。この「えー」や「あー」、または「実際」「ほぼほぼ」「そもそも」といった特定の言葉を不必要に挿入することで、聞く側に負担をかけてしまうことになる。何故「えー」や「あー」は発生するのか?そして、どうしたら「えー」や「あー」を減らすことができるのか?「えー」や「あー」は全て悪者なのか?本書では「えー」や「あー」を様々な角度から切り込み、改善方法を示してくれる。 2021年12月08日 読了 【書評】 ちょうど「えー、あー、をなくすには?」というスピーチ tips 動画を撮ったところだったので、その答え合わせのようなつもりで手に取ってみた。 答え合わせは、大丈夫だった。合ってた(ホッ もちろん、この本は自分の考えよりも更に上をいっている。とりわけ、フィラー(えー、とか、あー、や、不必要に、でも断続的に挿入されるその話し手の癖ともいえる言葉の総称)は「心」「思考」「声」という3つの要素から成り立っていることなどの点。こういった分解作業は、自分の中には全くなかった。でも自身を振り返ると、「確かに自分も特定の状況でフィラーが発生するな」ってものはこの3つの要素に当てはめることができてしまう。 「トーストマスターズ」という「失敗してよい場所」を持っている自分が、そういった場所を持たない人で、大量のフィラーを気づかずに挿入してしまっている人を見ると、基本的に「場数」「機会」→「慣れ」という違いが大きくでるなと思う。「意識」させる機会が少ないのだよね、普通に生活していると。普通「あー」とか数えないからね。 あと、存外人は、色々な状況を妄想したり想像したりして、脳内で話すという作業をしていないのだなぁということも思う。これは前述の「思考」につながっていると思う。自分でも全く縁のない分野の話をふられた時は、フィラー率が上がる。でも体内にウイルスが取り込まれたあと、免疫ができるように、縁のない分野は、一度通ると縁のある分野になる。それを繰り返すことでフィラー率が下がる。その過程で、独りで妄想とか想像とかをするのだけど、このテの話をすると「そんなことしてない」という反応をされる方が多いのよね。この辺り、凄く興味深い。 ずっと「あー」とか「えー」に注意してきた自分にとっては、考えを整理できる有益な本だったなぁ。この本は、そういったフィラーを意識した人が、自身でトライをしたあとに読んだ方が効果がでるかも。「あの人はフィラー製造機だ。この本をプレゼントしてわかってもらおう」という形で、本から先に入るのは、効果としては薄いかも。 まずは、意識させる、自覚させる、ことが重要かなとも思ったね。
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フィラーの出る要素として、心・思考・声の3つのバランスというのは納得。どうしたらそれらを強化できるかの観点の説明は弱い気はしたけど(特に心)、この3つの要素をどう整えるか考えるきっかけになった。
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なんとなく「人前でするお話が上手い人」の特徴ってそうだよなあ… 自信に貫録、内容もちゃんと事前にバッチリしておいて…で、できてないなあ…
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