ミステリと言う勿れ(5) の商品レビュー
虐待されている子から親を奪ってはいけないのだろうか。殺しちゃいけない、だけど引き離してはあげたい。 天使の思想も「放火殺人」という一点を除けば正義だったのに。 ドラマを先に見たのでドラマキャストがちらちら浮かんでいる状態で読みました。いいキャスティングだったよなぁ。
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陸さんが報われない気がしてとても悲しい。 行き違いがなければまだ2人でいられたのだろうか。 今いる地獄から逃げられるのは嬉しいが、後から考えた時に 自分が決断したと思うのはやはり辛いと思う。 事故で死んでくれたならまだ良いが いずれにしろまだ子供の時に両親に死なれてしまうと結局 今とは別の地獄が待っていることが多くて本当に救われない。 整くんがいつでも冷静に対応してくれている姿が唯一安心できる。 現実的にはあんなに急にたくさん数字を言われても覚えられない気がするが ライカさんの不思議な魅力もとても良い。
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思わぬ展開に一気に引き込まれる マルクスを引用したりもしているので、ひじょうに機知に富んでいる作品だと感じた
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炎の天使の話は、重い。 児童虐待を受けてる子に、親を殺す判断をさせる。 それは、重たすぎるでしょ…。
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児童虐待から引き起こされる哀しい事件 その親も追い詰められてると整くんが言ってくれたのでほっとした 負の連鎖を断ち切る社会 作れたらいいなと思う
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炎の天使編。 切ないわ~。 子供は勿論、動物やお年寄り、障がい者等弱い立場のものを虐待する人には同じかそれ以上の痛み苦しみを与えてやりたいと思ってしまうけど それを正しく制度化するのは難しいよなぁ。 [購読·初読·4月23日読了]
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放火犯の章。そうなの、虐待されている子供が親にこだわるのは本当に良い話じゃないと思う。愛情しか注いでないつもりの私でさえ、謝りたいことがたくさんあって、本当に無償の愛を注いでくれているのは子供なんだなって痛感している。偶発的に起こった火事と、殺してくれと頼んだ火事が同じわけがない。重いお話でした。
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病院の温室で出会ったライカが伝えてくる暗号。 それは、マルクスの自省録でページと行と文字の数。 彼女の言葉に従って動くと不穏な都市伝説へと導かれる。 そして、次々と起こる火事の現場に残されたマーク。 それを描くと炎の天使が来て、ネグレクトを受けてた子どもは助かるという。 整くん...
病院の温室で出会ったライカが伝えてくる暗号。 それは、マルクスの自省録でページと行と文字の数。 彼女の言葉に従って動くと不穏な都市伝説へと導かれる。 そして、次々と起こる火事の現場に残されたマーク。 それを描くと炎の天使が来て、ネグレクトを受けてた子どもは助かるという。 整くんの子ども時代が、回想され、そのときに出会った女性に蟻について、石について、いろいろ考えて話ししようと、身のまわりにあることすべて、考えて、考えて、誰かに話ししよう…と言ってくれたと。 たた、それだけで誰かと話す、それだけで人は救われるんだと 心に届いた。 ラスト ライカは、炎の天使を知っていたのか… 彼女の過去が気になった。 そして、もっと整くんの過去が気になった。 第1巻もけっこう親子関係に深く入り込んで、すべてを悟ってるふうだったから…。
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5巻まで買って、全部2回ずつ読み直して、伏線回収。私が主人公だったら、話は何にも進まないだろうなと、整くんに合掌。
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