ザッソウ 結果を出すチームの習慣 の商品レビュー
ホウレンソウではなく、ザッソウ=雑談・相談が大事、という著者の主張は納得。 ただ、昨年の出版なので難しいのですが、コロナ禍にあってリモートワークが一気に普及したことを考えると、そういった勤務体系にあっても雑談・相談を促進するためのヒントがもう少し欲しかったところです。 ザッソ...
ホウレンソウではなく、ザッソウ=雑談・相談が大事、という著者の主張は納得。 ただ、昨年の出版なので難しいのですが、コロナ禍にあってリモートワークが一気に普及したことを考えると、そういった勤務体系にあっても雑談・相談を促進するためのヒントがもう少し欲しかったところです。 ザッソウを普及させるポイントとして書かれている内容はどちらかというとリアル出社を前提としている内容に思えました。著者の会社も全員リモートワークにより勤務とありますので、それにも関わらずザッソウできているということであれば、そこからの知見こそが、いままさに大事なものといえると思います。
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https://pub.jmam.co.jp/book/b458318.htmlhttps://kuranuki.sonicgarden.jp/
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これは、まさに今の時代を反映している。 オープネスが大事だという本を以前に読んだが、それを作りだすための空気作りに「ホウレンソウ」ではなく雑談+相談の「ザッソウ」が必要だということに、心から賛同した。
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帯に書かれた「お話があります。お時間をください」に身に覚えががあったので、読んで見ました。弊社でも10年ほど前に社内SNS立ち上げたもののほぼ業務連絡ボードと化している理由が分かった気がします。オンライン・オフライン問わず、先ずは私からの雑談の問いかけ、相談ですね。
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仕事中に話しかけづらい職場環境はよくある話。聴けばすぐに解決するようなことでも、まずは自分で調べてから、という考えが頭にあるために聴くタイミングがずいぶん遅れてしまってタイムロスになっている。ggrksという言葉に怯えているのも一因か。この状況、ザッソウできる雰囲気があれば、少し...
仕事中に話しかけづらい職場環境はよくある話。聴けばすぐに解決するようなことでも、まずは自分で調べてから、という考えが頭にあるために聴くタイミングがずいぶん遅れてしまってタイムロスになっている。ggrksという言葉に怯えているのも一因か。この状況、ザッソウできる雰囲気があれば、少しは解消するかもしれない。ただ雑談用のツールや場所を区別しないで使うのは、ボトムアップではやりづらい。上の人から率先してやってくれないと。それによって会社のカラーも作られる。「クマってあげる」ことの効用は、たしかに有効だと思う。チームごとに机の島を割り振るのではなく、背中合わせの席次にするのは、やったことがあるけれど、本書で書かれているように、ほんとに相談したり話しかけやすくなるのでぜひ広まってほしい。これもある程度の上位者が「腑に落ちて」くれないと実現が難しい。
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雑談、相談が大事大事というが、 相談の前に雑談が必要な理由について、 著者の考え方が分かりやすく書いてました。 読んでみて納得です。 また、ザッソウには「雑な相談」という意味もあり、 雑でも相談出来る関係になることが強い組織、 クリエイティブな組織に求められる関係性である。 な...
雑談、相談が大事大事というが、 相談の前に雑談が必要な理由について、 著者の考え方が分かりやすく書いてました。 読んでみて納得です。 また、ザッソウには「雑な相談」という意味もあり、 雑でも相談出来る関係になることが強い組織、 クリエイティブな組織に求められる関係性である。 なので、笑いも入るような組織づくりが出来るよう、 私も今のプロジェクトで頑張ります。 【勉強になったこと】 ・チームで働くことで、自分の強みを活かすことが 出来るのと同時に、仲間の弱い部分を自分の強みで 補い合えるからこそ、より大きな成果を出すことが 出来る。 ・生産性の高いチームの共通点 心理的安全性(ミスしても非難されない) 相互信頼(仕事を最後までやりきってくれる) 構造と明確さ(有効な意思決定プロセスがある) 仕事の意味(自分にとっても意義がある) インパクト(貢献している内容を理解している) ・結果を出すチームは、目的達成のために、 自分事で考え、働くことのできる人たちで 構成されたチームである。 ・1on1ミーティング=ザッソウ ・悩むは同じ場所で思考が止まっている状態で、 考えるは前に進むためにどうすればいいかを 思案している状態と両者は似て非なるもの。 ・ザッソウがもたらす6つの効果 ①助け合いのできる信頼関係が構築される ②共通の価値観やカルチャーが醸成される ③社員のキャリアや将来への不安が少なくなる ④気軽なフィードバックで仕事の質と速度が向上する ⑤マニュアル化されにくい暗黙知が共有される ⑥自分たちで判断して仕事を進められる社員が育つ 上記のうち、個人的には⑤、⑥が特に大事だと思う。 ・責任を持って任せることは大事だが、 それよりも大事なのは素晴らしい成果物を作ること 成果物がプアにならないようにマネジメントする のもサポート役の大切な仕事。 ・決断力は、自分で決断した経験の積み重ねによって のみ身につけることが出来る。 ・心理的安全性を高める9つの観点 ①チームの目標がはっきりしている ②適度に対話しやすい人数である ③強みを知り、認め合っている ④強みだけでなく、弱みも見せる ⑤プライベートなことも共有している ⑥情報がオープンになっている ⑦判断基準と価値観が共有されている ⑧リアクションの意識がそろっている ⑨「肯定ファースト」と「Noと言うこと」 ・人間の脳は、自分の知らないことやわからないこと に対して、ネガティブな想像で補完してしまう傾向 にあるもの。 ・創造性が必要になればなるほど、個性や強みを活かし 成果を上げるようなマネジメントが必要となる。
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