震える天秤 の商品レビュー
この作者の本は初めてでした。 Youtubeの本紹介動画にて 読み始めると止まらない作品として紹介されていて 気になって図書館にて借りました。 高齢者ドライバーの問題から まさかの田舎のとある村(因習村まではいかないけど) を主人公が訪れると そこで違和感を感じ、より事件の真相...
この作者の本は初めてでした。 Youtubeの本紹介動画にて 読み始めると止まらない作品として紹介されていて 気になって図書館にて借りました。 高齢者ドライバーの問題から まさかの田舎のとある村(因習村まではいかないけど) を主人公が訪れると そこで違和感を感じ、より事件の真相に 迫るというより、のめり込んでいっている状況が 少し怖かったです。 閉鎖的な村や町では人とのつながりが大切で 地域で子供を育てていく体制があるのは素敵ですが、その地域のつながりが時には事件を生み出す 構造になってしまうのか。否か。 タイトル通り人が起こす言動は常に自分の中の善悪の天秤が傾いてしまった結果で そしてその後に起こした行動を生涯後悔しないかと言われるとそうじゃないんだろうな 後悔しても自分が決断したことに責任は持ちたいな 〜気になった文章〜 正か、誤か。解は霧に包まれている。 そしてそれは永遠に晴れることはない。 それでも人は前に進むしかない。 そう、前に、前に。 風を切って走った。道はどこまでも続いている。
Posted by
高齢ドライバーの問題からを事件事故に広がる話 最初は話の展開も良かったのですが読むにつれ理解しがたい感じになりました。
Posted by
染井さんの本は 終盤のドタバタ劇のイメージが強いですが 今回はちょっと違った 本当の真相は分からず、 この記者の行動が良かったのかも私には分からない タイトルは最後の最後の記者の気持ちを 表したものだったのかな。 記者としての良心か、一人の人としての良心か どっちに従うか
Posted by
高齢者がアクセルとブレーキの踏み間違いを起こして事故に至る。 高齢者の事故原因としては多いと思われる。 フリージャーナリストの俊藤は高齢者の運転問題をルポすることになった。 人口も少ないその土地で起きた事故も、それが原因と思われた。 車がコンビニに突っ込み、店主が亡くなった。 俊...
高齢者がアクセルとブレーキの踏み間違いを起こして事故に至る。 高齢者の事故原因としては多いと思われる。 フリージャーナリストの俊藤は高齢者の運転問題をルポすることになった。 人口も少ないその土地で起きた事故も、それが原因と思われた。 車がコンビニに突っ込み、店主が亡くなった。 俊藤はその事故をルポしようと思う。 しかし色々見聞きし、調べていくうちにただの事故ではないという疑念が生まれる。
Posted by
高齢ドライバーがアクセルとブレーキを踏み間違えてコンビニに突っ込んだ。事故の取材をすることになったライターの俊藤律が取材をはじめていくと不可解な点が浮かび上がって来た。 村ぐるみで何かを隠しているのを暴いていくのだが、なかなか読み応えがあった。
Posted by
単行本が手に入ったので読みました。 面白かったです。 染井為人さんの作品は、わかりやすく内容が描写されているので非常に読みやすい。この作品もストレートな内容ですが、ラストが良かったです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最後に主人公がくだした決断。 難しい問題。 ジャーナリストとして、人としての正しさ、 でも、「正しい」だけが正義なのか。 私も律に、 「言わないで!書かないで!お願いします。」と村の人達と一緒にお願いしてた。 元妻の里美ちゃんとのかけ合いもよかった(*^_^*)
Posted by
結果的には警察でも調べられないような内容をフリーのライターが暴くなんてことはあり得ないんだけど、こんな時代遅れの人情としがらみだらけで成り立っている村があってもいいなと思えた。 肉親以外のために己の後先を考えずに行動を起こせるってホントに凄いと思う。 まぁ主人公の取材力もハンパな...
結果的には警察でも調べられないような内容をフリーのライターが暴くなんてことはあり得ないんだけど、こんな時代遅れの人情としがらみだらけで成り立っている村があってもいいなと思えた。 肉親以外のために己の後先を考えずに行動を起こせるってホントに凄いと思う。 まぁ主人公の取材力もハンパないんだけどね。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高齢ドライバーと交通事故についてのルポを書くために現地を訪れたジャーナリスト・俊藤律が、取材を重ねる中で驚愕の真実を明らかにしていくストーリー。 集落は狭いコミュニティで、人間関係の密さが際立っている。親が子を思うように、子が親を思うように、互いに守り、慕い、大切に思う存在であることが胸に刺さった。村人全員で真実を隠し通そうとする姿に、土地に繋がれた絆の強さを感じた。何世代も受け継いできた血筋や風習が養ってきたものなんだろうと思う。 その結束力を持っても、やはり真実を最後まで隠し通すことなんてできなかった。隠せば隠した分だけみんなが辛くなって、新たな事件が起きても不思議ではなかった。村民たちの心根が優しく、口封じのために人を殺めることなんてできないと思ってくれたから律は救われていた。 今回の事故の加害者と被害者の生き様は対照的だった。 コンビニ店長の仕事も疎かに遊び呆ける被害者と、杜氏としての役割を全うして村の長老的立場で村民から慕われていた加害者である。被害者の若者は周囲への迷惑も省みずに、奔放で、どうしようもないクズとして描かれている。対して、加害者になった老人は誠実を絵に描いたように生きてきていた。生きていても仕方がないような人間だとどんなに周りが評価していても、命を奪うことは罪である。 この何とも言えない理不尽さを、律は彼の良心で許したんだろうなと思った。
Posted by
どんどん繋がっていくかんじが面白かった。 マスコミって自分で「良心」だと思ってるんだと知って驚いた。 知ったところでジャッジするのはあなたなのか?
Posted by
