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DX実行戦略 の商品レビュー

3.4

16件のお客様レビュー

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2023/05/11

●一分野マスター読書「DX」16冊目。3つのバリューと15種類のビジネスモデル、4つの対応戦略を組み合わせて、「結びつきのアプローチ」で変革を目指すことをテーマにしたDXの本。

Posted byブクログ

2021/11/23

DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる 読者想定は大企業、イメージ員数500名以上のイメージです。 ヒアリング、調査対象がグローバル企業であるため、中小企業に置き換えると対岸の風景に見えてしまう可能性ありです。 一方で、大企業ですら、DXなるものが未完成でありつづけている現...

DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる 読者想定は大企業、イメージ員数500名以上のイメージです。 ヒアリング、調査対象がグローバル企業であるため、中小企業に置き換えると対岸の風景に見えてしまう可能性ありです。 一方で、大企業ですら、DXなるものが未完成でありつづけている現状は、DXがビジョンを含めた戦略であることと理解できます。 1.定義 DXとは、ビジネスモデルと組織を環境に適応。変化させて、業績を向上させることです。 2.ビジネスモデル。3つの方向性 ①コスト削減。 ②顧客体験向上 ③プラットフォーム価値向上 欧米スタートアップは、この1.2.3.の合算で既存市場の破壊を行なっています。 大企業、歴史ある企業の方向性も同じく1.2.3.の合算が望ましいです。 3.DXを組織で実行する。2つの要素。 どの企業にも下記の2つの要素が存在します。 時間は要しますが、DX実行にあたっては、この全てを明らかにすることとあります。 アドビは、それを行ったうえで、プロジェクトベースで①②含めた可視化のしくみ/コックピットを作りました。 ①ノード/リソース   ひと、データ、システム ②①のリンク/関係性   強い、弱い 4.ネスレ グローバル企業の取り組み カスタマー(推察/小売、個人そして企業内個人)の体験をさらに適切なものにするため、毎週寄せられる苦情、要望を集計、分析そして活用しています。 大企業かつブランド浸透企業ですらこの水準までやっていることは、驚異であり、かつ脅威です。 5.わたしの実務に置きかえて 2.の顧客への提供価値。コスト、体験、プラットフォーム。 そして、3.のノードとリンク。 3.リンクを強く、太くするために、外部から教えてもらう/ヒアリングする機会を増やしていきます。

Posted byブクログ

2021/07/05

なぜDXなのかを紐解きながら、オーケストレーション(結びつきのアプローチ)で経営層としての意思決定者は全体で推進させる力となることの重要性がよく分かった。そのうえで、各組織がデジタル化プロジェクトを推進する責任を追うという分担は理にかなっていると思った。ただ、なかなかこれを伝える...

なぜDXなのかを紐解きながら、オーケストレーション(結びつきのアプローチ)で経営層としての意思決定者は全体で推進させる力となることの重要性がよく分かった。そのうえで、各組織がデジタル化プロジェクトを推進する責任を追うという分担は理にかなっていると思った。ただ、なかなかこれを伝えることの難しさ、特に各組織・更にはその所属員たる社員にどのようにミッションを追わせていくのか、難しい問題に思った。会社の方針としてDXやデジタル化などが言われているが、実際の自分の業務として捉えてもらって、社員がデジタルの協力者や推進者になってもらうにはどうしたらよいのか、そのメッセージや進め方は更に考える必要がありそうだ(会社の風土にもよるだろうが、どのようなパターンが考えられるのだろうか)。

Posted byブクログ

2021/05/03

degital transformation 既存の組織をデジタルで稼ぐ組織に作り変えるための考え方を述べた内容 orchestration 各部門が個別に対応するのではなく、オーケストラのように各部門が協同することで漸くDXは成し遂げられる。 ツールとして、デザイン思考、カ...

degital transformation 既存の組織をデジタルで稼ぐ組織に作り変えるための考え方を述べた内容 orchestration 各部門が個別に対応するのではなく、オーケストラのように各部門が協同することで漸くDXは成し遂げられる。 ツールとして、デザイン思考、カスタマージャーニーマップなど登場。 humble 謙虚さ adaptable 順応性 visionary 長期の方向性に明確な意識を持つ engagement 積極的な関与

Posted byブクログ

2021/04/03

2019年出版の本だけど、これまで読んだDX系の本の中では一番よかった。 英語ができると、この本をもっともっと前に読めたんだろうなとか思う。 何度か読み返したり、手元に置いて見返したりしたい一冊。 #DX

Posted byブクログ

2021/03/04

企業がデジタル変革を成功させるには、どうすればよいか?組織のリソースを活用し、協働させることで変革に導く「オーケストレーション」について解説した書籍。 「デジタル・ディスラプション(デジタルによる創造的破壊)」が進む今日、様々な企業にとって、デジタルによる「トランスフォーメーシ...

企業がデジタル変革を成功させるには、どうすればよいか?組織のリソースを活用し、協働させることで変革に導く「オーケストレーション」について解説した書籍。 「デジタル・ディスラプション(デジタルによる創造的破壊)」が進む今日、様々な企業にとって、デジタルによる「トランスフォーメーション(変革)」の実行は急務。 自社を変革するには「カスタマーバリュー創出」「ビジネスモデル」「対応戦略」の3 要素を合わせた「変革目標」を設定し、変革プログラムを実行する必要がある。 大きな成功を収めるディスラプター(破壊的な企業)は、次の3つのカスタマーバリューを創出している。 ①コストバリュー: コストを下げる、もしくは何らかの経済的見返りを生む。 ②エクスペリエンスバリュー: より迅速で、より便利な、よりパーソナライズされた「顧客経験」をもたらす。 ③プラットフォームバリュー: 買い手と売り手の間に、新たなつながりを創出する。 組織変革とは、交響曲の「オーケストラ」のようなもの。指揮者の下、各部門の楽器は調和のとれた演奏に貢献する。このように、組織のリソースを動員し、機能させることで、望み通りの効果を得る手法を「オーケストレート」と呼ぶ。 企業がオーケストレーションを機能させ、変革目標を実行に移すには、次の8つの能力が必要となる。 ①カスタマージャーニー・マップ作成 ②ビジネスモデル設計 ③ビジネスアーキテクチャ ④能力評価 ⑤コミュニケーションとトレーニング ⑥社内プラットフォーム ⑦社内ベンチャーファンド ⑧アジャイルな作業方式

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2020/12/02

DXは今どの企業も(デジタルネイティブ企業以外)躍起になって実行しようと空回りをしているテーマ。 わたしも実務遂行の中で体感があるが、DXをIT部門、ましてや他のどこかの一部署に委ねては決して実現しない。 それに対してどのような打ち手があるのか。。とあいうことをイメージする一...

DXは今どの企業も(デジタルネイティブ企業以外)躍起になって実行しようと空回りをしているテーマ。 わたしも実務遂行の中で体感があるが、DXをIT部門、ましてや他のどこかの一部署に委ねては決して実現しない。 それに対してどのような打ち手があるのか。。とあいうことをイメージする一つの材料にはなったと感じる。

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2020/11/02

DX実行に必要なのは結びつきのアプローチ。複数のリソースが結びついたネットワークとしての組織にて相乗効果を起こしていくことが必要

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2020/07/25

既存の大企業におけるDX推進の方法について書かれている。 特にDXを各個人・各部門の仕事としてではなく全社の仕事として捉えるオーケストレーションというモデルが印象的。 デジタル推進などの新規課題は経営層が社内リソース(データ、人、インフラ)を把握し、自らが指揮をとる必要がある...

既存の大企業におけるDX推進の方法について書かれている。 特にDXを各個人・各部門の仕事としてではなく全社の仕事として捉えるオーケストレーションというモデルが印象的。 デジタル推進などの新規課題は経営層が社内リソース(データ、人、インフラ)を把握し、自らが指揮をとる必要があると言うことを、ぜひ経営層には今一度認識してもらいたい。またそれぞれの楽器(部門・個人)のつながりを促進する責任の所在について明確にする必要があると認識した。 またコルディナティという部門間の橋渡し役についてもその付加価値の無さなどについて記載されており、自身の上司と重なる部分があった!笑 DXの導入や推進の具体的な方法というより、大企業の中で何かを成すノウハウという点での抽象的な考え方は大変参考になる本であった。

Posted byブクログ

2020/06/01

既存企業のDXにおける振る舞いを詳説。ディスラプターが、顧客価値を創出する方法は、 ①コストバリュー ②エクスペリエンスバリュー ③プラットフォームバリュー の3つ。伍していくには、4つの対応戦略「収穫」「撤退」防御戦略「破壊」「拠点」攻撃戦略を実行する。ここまでは、最近よくある...

既存企業のDXにおける振る舞いを詳説。ディスラプターが、顧客価値を創出する方法は、 ①コストバリュー ②エクスペリエンスバリュー ③プラットフォームバリュー の3つ。伍していくには、4つの対応戦略「収穫」「撤退」防御戦略「破壊」「拠点」攻撃戦略を実行する。ここまでは、最近よくある論調。 その実現性は、一重にトップの力とオーケストレーションにかかっている、との論旨がこの本を特徴づけている。この部分、正直ぴんと来なかった。

Posted byブクログ