欲望の名画 の商品レビュー
人間の「欲求」をテーマに、様々な作品とそれにまつわるエピソードの解説がされている。 印象的だったのは、 ミレイ『オフィーリア』、 カリエール『病気の子ども』、 エッグ『旅の道づれ』、 ボス『守銭奴の死』、 メンツェル『フリードリヒ大王のフルートコンサート』、 ホルバイン『ヘンリー...
人間の「欲求」をテーマに、様々な作品とそれにまつわるエピソードの解説がされている。 印象的だったのは、 ミレイ『オフィーリア』、 カリエール『病気の子ども』、 エッグ『旅の道づれ』、 ボス『守銭奴の死』、 メンツェル『フリードリヒ大王のフルートコンサート』、 ホルバイン『ヘンリー八世』。 描かれてるモチーフから読み取れる画家の意図も面白いけど、フリードリヒ大王やヘンリー八世のように描かれてる人物の生涯についてのエピソードも興味深かった。
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地理、歴史、宗教、音楽、文学 著書の博覧強記にうっとりします。圧倒されるでなくて、うっとり出来るの自慢や押し付けがましさが無いからなのかしら。絵を更に益々楽しめそうです。
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人間の愛情、執着、野心、悪徳、生存本能など、様々な欲望をテーマとした絵画を紹介。怖い本よりも解説は少なめな分、名画の数が多いためサクサク読める。いきなり絵の全体を見せず、一部だけをクイズ形式で先見せするアイディアも面白い。 個人的には、ボスの「守銭奴の死」が好きだ。メメントモリ...
人間の愛情、執着、野心、悪徳、生存本能など、様々な欲望をテーマとした絵画を紹介。怖い本よりも解説は少なめな分、名画の数が多いためサクサク読める。いきなり絵の全体を見せず、一部だけをクイズ形式で先見せするアイディアも面白い。 個人的には、ボスの「守銭奴の死」が好きだ。メメントモリ…
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はじめに 第1章 愛欲 復讐するは我にあり ドラクロワ「怒れるメディア」 驚きの理由 ジェローム「フリュネ」 清らかな乙女の死 ミレイ「オフィーリア」 白蛇のごとく アングル「グランド・オダリスク」 スキャ...
はじめに 第1章 愛欲 復讐するは我にあり ドラクロワ「怒れるメディア」 驚きの理由 ジェローム「フリュネ」 清らかな乙女の死 ミレイ「オフィーリア」 白蛇のごとく アングル「グランド・オダリスク」 スキャンダルの嵐 ピアズリー「踊り手の褒美」 裏切者はどこに? ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」 第2章 知的欲求 才女を妻に持てば ラ・トゥール「ポンパドゥール夫人」 ホモルーデンスたち ブリューゲル「子どもの遊び」 美の規範 ラファエロ「サン・シストの聖母」 グランド・ツアーで教養を ゾファニー「ウフィツィ美術館のトリブーナ」 第3章 生存本能 ヴォルガ川で船を曳く レーピン「ヴォルガの船曳き」 眠りと死は兄弟 ゲラン「モルフェウスとイリス」 家を背負った橋 ラグーネ「ノートルダム橋の槍試合」 死にゆく子を抱きしめて カリエール「病気の子ども」 第4章 物欲 いとも豪華な新年祝宴 ランブール三兄弟「ベリー公のいとも華麗なる時祷書」 二人の関係は? エッグ「旅の道連れ」 両替商を否定? マセイス「両替商とその妻」 ベートーヴェン讃歌 クリムト「ベートーヴェン・フリーズ 敵対する勢力」 謎めいたフェルメール フェルメール「真珠の首飾りの女」 強欲すぎると ボス「守銭奴の死」 第5章 権力欲 テューダー朝の大スター ホルバイン(子)「ヘンリー八世」 革命の高揚感 ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」 我に祈れ ファン・エイク「宰相ロランの聖母」 ロココ時代のモンスター メンツェル「フリードリヒ大王のフルートコンサート」 笑える絵画 ルソー「フットボールをする人々」 欲望の果てに 地獄はすり鉢 ボッティチェリ「地獄の見取り図」
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
絵画鑑賞の訓練として読了。 絵画を眺める視野が少し広がったかな?と思えたし、ところどころ著者の所感が面白い。 ①レーピン『ヴォルガの船曳き』 絵画の背景を知らずとも感じられるほど、船曳たち一人一人に差し迫る表情がある。 最貧民層である彼らを改めて人間として見つめ直し、それまでの人生に思いを馳せた結果であるということに感銘を受けた。 また当時のロシアの時代背景も同時に知ることで、レーピンが何に憤り、何故ここまで差し迫る絵画となったのか知ることができた。 ②ゲラン「モルフェウスとイリス」 ほのかに官能的。 描かれているのが夢の神であるという物語のはじまりを知ると、なお味わい深い。 記憶が少しずつ指の間からこぼれ落ちるかのような、全ての記憶を手放す眠りは、果たして救いとなりうるか? ③カリエール「病気の子ども」 一目見た瞬間に好き。オルセーに所蔵されているとのこと(あったかな……?)。 死に向かう悲壮感をまとう子。固く目をつぶる母。 「抱く」という行為の美しさに関する著者の所感は、ずっと覚えておきたい文章。 ミケランジェロのピエタを彷彿とさせた。
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絵はきれい 厚さの割に高い本だが、 その分絵がとてもきれい。 著者のスポットの拡大と 絵画の全体感と 絵はいいなといった感じ。 内容がもっと濃ければいいのに とそこは残念
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入門にいい 語り口が軽快で読んでいて楽しい 自身の感想と比較するように読むと鑑賞のトレーニングになると思う
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ここにもホルバインのヘンリー8世の肖像画が。 画家とモデルで紹介されていたのとは違う切り口なので特に問題なく面白い。 つくづく強烈。 フリードリヒ大王の同じ絵も紹介されている。 隣でピアノ伴奏していたのが大バッハの息子で、内心我慢の宮仕えと知ると表情もそんな風に思えて来て気の毒に...
ここにもホルバインのヘンリー8世の肖像画が。 画家とモデルで紹介されていたのとは違う切り口なので特に問題なく面白い。 つくづく強烈。 フリードリヒ大王の同じ絵も紹介されている。 隣でピアノ伴奏していたのが大バッハの息子で、内心我慢の宮仕えと知ると表情もそんな風に思えて来て気の毒になる。 王は愚王でも賢明な王でも歴史に残るが、政治家は残りにくいという説が印象に残った。
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窓から覗き込むような形で、絵画の一部分が拡大された導入部のペ-ジを見て〝これは何だろう、誰の絵だろう、どんなシーンの一部だろうと?〟と考えさせられながら始まる名画への誘いに魅了されます。名画に込められた歴史的背景や人間の欲望を読み解くための26作品が紹介されています。ドラクロワの...
窓から覗き込むような形で、絵画の一部分が拡大された導入部のペ-ジを見て〝これは何だろう、誰の絵だろう、どんなシーンの一部だろうと?〟と考えさせられながら始まる名画への誘いに魅了されます。名画に込められた歴史的背景や人間の欲望を読み解くための26作品が紹介されています。ドラクロワの<怒れるメディア>、レーピンの<ヴォルガの船曳き>、ミレイの<オフェ-リア>、ダ・ヴィンチの<最後の晩餐>、フェルメ-ルの<真珠の首飾りの女>、ボスの<守銭奴の死>ホルバインの<ヘンリ-八世>など、名作揃いの名解説に酔い痴れます。
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数時間あればサクサクと読める。 怖い絵シリーズに出てきた絵画も数点あったが、新しい絵画と出会う事ができた。 内容もそこまで難しくなく、他の作品同様面白い。
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