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さすらい猫ノアの伝説 の商品レビュー

3.6

42件のお客様レビュー

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2021/02/19

ノアが起こすって言うより 子供達の素直な気持ちが 行動に変えていっているところとか 子供達の頑張りに感動でした。

Posted byブクログ

2020/11/16

表紙の赤いランドセルと黒猫ノアの表情に魅せられる。 子ども向けに書かれた青い鳥文庫の2冊を、大人向けに講談社文庫にまとめたものだそうだ。 前編は男子が語り手のお話 後編は女子が語り手のお話 同じ年頃でも、男子と女子で心の動きや行動が違うということが端端で伝わり、あー、そうだ...

表紙の赤いランドセルと黒猫ノアの表情に魅せられる。 子ども向けに書かれた青い鳥文庫の2冊を、大人向けに講談社文庫にまとめたものだそうだ。 前編は男子が語り手のお話 後編は女子が語り手のお話 同じ年頃でも、男子と女子で心の動きや行動が違うということが端端で伝わり、あー、そうだよね、この年頃はね…と思う。 先生との距離感も微妙に違うよね。 重松さんは、本当にこの書き分けがすごい。 それにしても、ノアは只者ではない。 神の遣いであろうな。 全国の悩める学級に派遣してほしい。 2020.10.31

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2020/10/04

大切なものを忘れてしまったクラスへ、それを思い出させてくれる為にやってくる黒猫ノアの心温まる二篇のお話でした。重松さんのこの手の小説はいつもほろっとさせられ、且つ心がほっこり温かくなるものばかりで、今回も良かったです。小中学生にぜひ読んで欲しい小説です。

Posted byブクログ

2020/09/17

児童書みたいだな。と思いながら読んで、あとがきを読んだらやっぱり児童書だった。 2篇あって、わたしは転校生の方が好み。 児童書だけあって読みやすくてほっこりした。

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2020/09/06

忘れている大切なものを教えて去って行く さすらいの猫 忘れている大切な事。 大人になっても変わらないくらい根本的な大切な事を 改めて思い出させてくれた1冊

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2020/08/21

「おめでとうございます! あなたのクラスはノアに選ばれました! ノアはきっと、あなたたちのクラスが忘れてしまった大切なことを思い出させてくれるはずです」 ある日突然、やってきた黒猫。名前はノアというらしい。何気ない日々のなか、ノアが心に届けてくれる「宝物」。〈帯の紹介文から〉 ...

「おめでとうございます! あなたのクラスはノアに選ばれました! ノアはきっと、あなたたちのクラスが忘れてしまった大切なことを思い出させてくれるはずです」 ある日突然、やってきた黒猫。名前はノアというらしい。何気ない日々のなか、ノアが心に届けてくれる「宝物」。〈帯の紹介文から〉 昔は重松清の文庫本はコンプリートで読んでいた。多作作家なので、いつの間にか追いつかなくなり、ここ10年で読んだのはたった10作ほど。全然追いついていない。だから忘れていたのかもしれない。重松清作品の「大切なこと」。 いつも今どきの「当事者目線」を忘れない。お父さんが主人公の時も、中学生が主人公の時も、こんなふうに小学生が主人公の時も。決していい子だけの描写にしない。悪い子にも中にキラリと光るものを見つける。ともかく、その匙加減が憎いほど上手く、時々涙を誘う。この人はまず時代ものは描かない。(本格)社会派も、サスペンスも、SFも描かない。ともかく現在をじっくり見つめて、その中に「大切なもの」を発見する。 さすらい猫ノアは、子どもにしか見えない。そのクラスの問題が解決したら、他のクラスに移ってゆく。これって、座敷わらしじゃないか。ノアが万能すぎるかもしれないけど、子どもたちもすんなり信じるし、読者の我々にもすんなり設定が入ってゆく。 青い鳥文庫の2冊を一冊に合本。と、感じさせないほどに、大人にも納得のリアルな、びっくりするほどにリアルな小学生たちの大切なお話でした。

Posted byブクログ

2020/06/23

途中まで読んでいた本。今日は残りを一気読み。 私が今まで読んだ重松作品の中で、一番明るく、パワーをもらえるような一冊だった。 2篇の物語で構成される。それぞれの主人公はクラスメイトに問題を抱える小学生。ふらりと彼らの前に現れたさすらい猫は、いつも不思議と、背中を押して欲しい時...

途中まで読んでいた本。今日は残りを一気読み。 私が今まで読んだ重松作品の中で、一番明るく、パワーをもらえるような一冊だった。 2篇の物語で構成される。それぞれの主人公はクラスメイトに問題を抱える小学生。ふらりと彼らの前に現れたさすらい猫は、いつも不思議と、背中を押して欲しい時に姿を見せる。 心に思っていても、いざ行動にできなかったり、言葉にできなかったり。そんな時、ひと押ししてくれるような一冊。 誰かの勇気になれるような、そんな存在ってとても素敵だ。 こちらは、私の尊敬するスピードスケートの小平奈緒選手がTwitterで紹介していた本の中の一冊。 誠実でまっすぐで意志の強い、小平選手らしい小説だった。 私にしては珍しく、図書館ではなく購入した文庫本。ずっと取っておこう。   表紙の猫ちゃんも可愛い

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2020/04/18

小学校時代の転校生は、クラスの子にとって一大事が起こるほどの変化だったのを思い出す。 二編目の子どもの描写は、特に頷けるところが多かった。 ほっこりした気持ちにしてくれた。

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2020/03/18

だんだん大人になろうとする小学校高学年の心情の描写が絶妙。そして,読み終わった後にほっこりと暖かい気持ちになるお話。

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2020/02/12

元々児童向けレーベルで出版されていた作品の再文庫化。 話は小学生視点で、主要である黒猫は悪く言えば都合の良い存在。 ただ猫の仕草が可愛く描かれており、猫好きには向いている小説かも。 また、大人でも直面し、悩むシチュエーションが描かれているので、頑張ろうと思わせてくれる。

Posted byブクログ