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赤ちゃんはことばをどう学ぶのか の商品レビュー

4.1

37件のお客様レビュー

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2023/02/17

「とりあえず学校で英語の文法を一通り習ったあと、お子さんが自分で覚悟を持って『行きたい』と言ったのなら、留学でもさせるのがいいのではないでしょうか。それがおすすめです」 幼児期に外国語を覚えさせることはデメリットもあり、母国語をしっかりマスターすることが大事と感じた。 言葉の話...

「とりあえず学校で英語の文法を一通り習ったあと、お子さんが自分で覚悟を持って『行きたい』と言ったのなら、留学でもさせるのがいいのではないでしょうか。それがおすすめです」 幼児期に外国語を覚えさせることはデメリットもあり、母国語をしっかりマスターすることが大事と感じた。 言葉の話せない時から、たくさん話しかけてあげたい。

Posted byブクログ

2022/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今まさに赤ちゃんの英語教育について悩み中… 当方、英語は幼い頃から習わせてもらったものの、結局習得できずかなりコンプレックス。親のエゴだけれども、できるようになってもらいたい…! 読んでみて、今は"英語を嫌いにならない"くらいに目標設定すべきか…と考える。結局は本人の意思だな。 自分用メモ 8ヶ月で頻出単語は馴れる オーディオ・ビデオ環境では母語以外の聞き分け向上はみられない。母語のイントネーション等を聞き分けているため、母語以外に注意を向けない、赤ちゃんにとって必要ない。 バイリンガルとは、2人のモノリンガルが内在するという訳では無い。他人からは分からなくても、優位な言語がある。

Posted byブクログ

2022/08/07

外国語を学ぶにあたって早期教育が必ずしも良いわけではない。 赤ちゃんに話しかければ話しかけるほど言葉が早いと言うが(もちろん少ないより多い方が良いのは前提として)、赤ちゃん自身が単語とそれが指すものの意味が一致していることに気付いていなければならないことに気付かされた。 考えてみ...

外国語を学ぶにあたって早期教育が必ずしも良いわけではない。 赤ちゃんに話しかければ話しかけるほど言葉が早いと言うが(もちろん少ないより多い方が良いのは前提として)、赤ちゃん自身が単語とそれが指すものの意味が一致していることに気付いていなければならないことに気付かされた。 考えてみれば確かにそうだ、読むまでは考えつきもしなかった、ということが多く書かれていた。私たち大人たちの常識とはかけ離れているところから赤ちゃんの言語習得はスタートする。 赤ちゃんに大変な努力があること、自分にも赤ちゃんのときには知らずに努力していたことを想像し、面白く読めた。 

Posted byブクログ

2022/06/28

まだメモ状態です。 子供は楽々と言葉を覚える。 3歳くらいで完璧な母語の使い手になる。 子供のうちから英語に触れていたらバイリンガルになれたのに。 そんな巷に溢れる噂の真偽をひとつひとつ実験してあきらかにする。 赤ちゃん相手にはそんな実験方法をとるのか、と面白い。 その言語...

まだメモ状態です。 子供は楽々と言葉を覚える。 3歳くらいで完璧な母語の使い手になる。 子供のうちから英語に触れていたらバイリンガルになれたのに。 そんな巷に溢れる噂の真偽をひとつひとつ実験してあきらかにする。 赤ちゃん相手にはそんな実験方法をとるのか、と面白い。 その言語ならではの音を聞き分けること(しかし、男性vs女性、機嫌の良い時vs怒っている時の声色は同じ音だと捉えなければならない)の難しさ。 1歳半ごろには「私とモノ」「私とあなた」の二者だった世界が「私とあなたとモノ」の三者の世界になる。 ガバガイ問題 ものを指したときに出てくる名前は「基本レベル」のカテゴリー名。 それは大人の常識なので、子供にはまだ理解されていない 生後15ヶ月までには、単語の文法形式を手がかりにして、名詞とそれ以外の単語とを区別するようになっている。 あとに「が」や「は」がつく言葉は名詞。「らない」とか「る」はつかない、と気づいている。 家庭内と異なる言語が話される環境に入った時の年齢が年少であるほど、新しい言語の習得には時間がかかる。

Posted byブクログ

2022/04/14

2022-04-13 言葉を習得する時に立ちはだかる大きな壁。新しい言語感覚はその壁を敢えて再現する試みとも思える。名詞の動詞化(タピる)は内容語の混乱だし、様々な比喩(シネクドキやメノトミー)は指示範囲の混乱。 さらに、韻を踏むと言う行為は内容より表徴に重きを置いた行為とも言え...

2022-04-13 言葉を習得する時に立ちはだかる大きな壁。新しい言語感覚はその壁を敢えて再現する試みとも思える。名詞の動詞化(タピる)は内容語の混乱だし、様々な比喩(シネクドキやメノトミー)は指示範囲の混乱。 さらに、韻を踏むと言う行為は内容より表徴に重きを置いた行為とも言える。ラップなんか、文法による表意より韻による心地良さを優先させるわけだし。 と、色んなことに考えが飛び火する本でした。

Posted byブクログ

2021/12/27

外国語の習得の仕方から、母語はどのように習得してるのだろうか興味を持って読んだ。 想像以上に言語習得は大変らしく、それでは苦労するのも仕方ないなと思った。

Posted byブクログ

2021/11/06

赤ちゃんがことばを学んでいくためには、「音を聞かせる」のではなく、「人と対話」することが大切なんだと教えてくれる一冊。

Posted byブクログ

2021/08/01

赤ちゃんがことばを学ぶというのは、いったん言語を身につけてしまった大人からすれば想像もつかないような世界からスタートしている。赤ちゃんの隠れた努力に驚かされ、面白く読むことができた。

Posted byブクログ

2021/07/27

期待していた以上に良かった。 幼児への英語教育は幻想であることがよくわかった。 まずは母語を高いレベルで扱えるよう、絵本読みや事典を見て言葉を覚えるなどにフォーカスしよう。

Posted byブクログ

2021/07/22

これを読むと、子どもって言葉を覚えて話すのに日々とても頑張っていると思い知る。子どもを応援したくなるし、大人になっても言語を学ぶ苦労は子どもと変わらないから、大人も言語学習全然頑張れるよね、と勇気が出る一冊です

Posted byブクログ