M 愛すべき人がいて の商品レビュー
松浦勝人と濵﨑歩、max matuuraと浜崎あゆみの実話を元にしたフィクション。 あくまでもフィクションなのでどこまで本当なのかは分からないけれど、当時の浜崎あゆみはこんな状況で頑張ってたのかと思うとすごいな、強いな、と思った。Mとの別れの章では泣けてきた。 とはいえ、同世代で...
松浦勝人と濵﨑歩、max matuuraと浜崎あゆみの実話を元にしたフィクション。 あくまでもフィクションなのでどこまで本当なのかは分からないけれど、当時の浜崎あゆみはこんな状況で頑張ってたのかと思うとすごいな、強いな、と思った。Mとの別れの章では泣けてきた。 とはいえ、同世代で浜崎あゆみの歌には色んな思い出がある世代としては、この歌はmax matuuraのことを思って書いていたのか…と知ると、複雑な心境になる^^;
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「A song for××」 00'sに大流行した浜崎あゆみの半自伝小説。J-POP全盛期である激動の時代・平成を駆け抜けていく様を、彼女の視点から描く。 その人生の渦には現・avex会長のMこと松浦勝人の存在があり、彼女の書く歌詞(うた)にも大きな影響を与えていた。...
「A song for××」 00'sに大流行した浜崎あゆみの半自伝小説。J-POP全盛期である激動の時代・平成を駆け抜けていく様を、彼女の視点から描く。 その人生の渦には現・avex会長のMこと松浦勝人の存在があり、彼女の書く歌詞(うた)にも大きな影響を与えていた。 デビューシングル「poker face」から作詞をしていて20歳なのに40代の経験積んだ男の人が書いたような言い回しに自分も感嘆させながら聴いていたが、それも全てM宛てのラブレターだった。「Boys & Girls」も大衆向けに作った派手な曲なのだと思っていたら、これもしっかり意味があったようで。合点が行った。 にしても文才が過ぎるが、歌詞に込められた思いというのはどれも刺さる。家庭環境の影響もあるのか、歌われる愛や社会に対する思いには彼女の芯の強さを感じさせられるのである。 この本は事実に基づいたフィクションとして執筆されたらしく、「真実はふたりしか知らない(『appears』)」ようだ。
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素直に純愛小説として読めた。 当時の歌詞のいきさつがわかるっていうのはファンとしては嬉しい。あゆは、やっぱりまっすぐで突き抜けているからこそ、あんな歌詞が書けて共感も呼んだんじゃないかなと思えた。
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2022年8月18日読了。福岡から出て東京で売れないタレント生活を送るあゆ、渋谷のクラブの大物プロデューサー・マサとの出会いは彼女のすべてを変えていくが…。「事実に基づいたフィクション」という体の小説。ミョーに話が薄っぺらく嘘くさい雰囲気が漂う…。読んでてリアルに響いたのは「初の...
2022年8月18日読了。福岡から出て東京で売れないタレント生活を送るあゆ、渋谷のクラブの大物プロデューサー・マサとの出会いは彼女のすべてを変えていくが…。「事実に基づいたフィクション」という体の小説。ミョーに話が薄っぺらく嘘くさい雰囲気が漂う…。読んでてリアルに響いたのは「初のNY訪問時にインスタント味噌汁をスーツケースに敷き詰めた」エピソードくらいであとは現実味がなく、本人のくどくどした独白・言い訳が続くがまあ本人が言ってることなんだから事実なのだろうししょうがないのかな。作中あゆの歌詞がたびたび登場するが、「Wow wow…」など含む完成版の詞を載せられても嘘くさい、楽曲と合わせる前の一番搾り的な初稿を載せてほしかったもの。とは言え、読み終わったあと浜崎あゆみの歌を久しぶりに聞いてみようか、という気にはなった。
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気になって発売日に買って読んだ。 なんだかすごく切なかった。 それからYouTubeなどでアユの昔の動画などを見てたらちょうど別れた時期の歌いながら泣いてしまう動画があって、よく頑張ったねって抱きしめてあげたくなった。
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あゆの努力もさるものながら、純真な女の子の思いに、どうしたら応えられるか、松浦氏は考え続けていたのかもしれない。松浦さん、あゆを社会の犠牲にすることなく、大切にしてくれてありがとう。
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日本を代表するディーバ浜崎あゆみの全盛期時代に付き合っていた、エイベックスの設立者であり音楽プロデューサーの松浦勝人への当時の思いを小説化したものです。 どこまでが真実なのか考えながら読んでしまいがちですが、作家・小松成美さんの甘美な表現を味わいながら読み進めてほしいです。 私の...
日本を代表するディーバ浜崎あゆみの全盛期時代に付き合っていた、エイベックスの設立者であり音楽プロデューサーの松浦勝人への当時の思いを小説化したものです。 どこまでが真実なのか考えながら読んでしまいがちですが、作家・小松成美さんの甘美な表現を味わいながら読み進めてほしいです。 私の中では、「常に恋多き浜崎あゆみさん」と「すっ飛んだ画像をSNS上に投稿している松浦氏」というイメージが強すぎるため、このラブロマンスに陶酔できなかったのは残念です。
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うまくいってるような恋愛の歌なのに どこか不安定さや悲しさ、終わりの予感がしてたのは、 2人の関係性が専務と歌手っていう関係だからだったんだな。 それをあゆの感性で感じ取り、 言葉にする力ってのはやっぱりすごいです。 あゆがデビューした当初のことを知っていて、 且つドラ...
うまくいってるような恋愛の歌なのに どこか不安定さや悲しさ、終わりの予感がしてたのは、 2人の関係性が専務と歌手っていう関係だからだったんだな。 それをあゆの感性で感じ取り、 言葉にする力ってのはやっぱりすごいです。 あゆがデビューした当初のことを知っていて、 且つドラマも見ていたからイメージついたけど、 全く知らなかったらイメージしづらいかも、、、。 でもそんな人はこの本は読まないか。
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恋はすごく素敵でキラキラした思い出もある一方で、本当に心を病むような辛い体験もする。 紙一重だからこそすべての時間が愛おしい。 今までの恋愛は無駄だったと思いたくないし、幸せだったんだろうなと感じた。
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俗っぽいといえばそうだけれど、嫌悪感は湧かなかった。 筆致と、あとたぶん、最初から前提として恋愛ありきで書かれていたからガクリと来なくて済んだのだと思う。 中学生の頃に「A Song for ××」をきいて、衝撃を受けたのである。 表立って堂々と表現して良いのは、正しいこと、前...
俗っぽいといえばそうだけれど、嫌悪感は湧かなかった。 筆致と、あとたぶん、最初から前提として恋愛ありきで書かれていたからガクリと来なくて済んだのだと思う。 中学生の頃に「A Song for ××」をきいて、衝撃を受けたのである。 表立って堂々と表現して良いのは、正しいこと、前向きなことだけだと思っていた。歌も、物語も、ぜんぶ。 だからこんなに剥き出しにして良いんだって、驚いて、 まあ自分どれだけ視野狭窄かつやばい環境で生きていたのって思うけれども。 のちにセルフカバーがされた時、攻撃的じゃない、発表された当時のものがすきだと思った記憶。。 何となく含みのあるような恋愛的歌詞を、ヒリヒリとした大好きなこと(歌うとか、書くとか、そういうもの)の比喩のように受け取ることがすきだけど 中のひとは人間だから、そういうものだよなって、思う。 タイミングとか軽さの所為も多分にあるだろうけれど、久しぶりに一気読みをしてしまって、ちょっと爽快だった。
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