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キラキラ共和国 の商品レビュー

4.1

292件のお客様レビュー

  1. 5つ

    105

  2. 4つ

    113

  3. 3つ

    49

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    1

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2019/10/02

「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」を続けて読みました。ツバキ文具店を読み終えた時は、キラキラ共和国を読むのが楽しみでワクワクしましたが、キラキラ共和国を読み終えた時は、旅が終わったかのような気分になり、まだまだこの舞台の中に居たかったなと、少し淋しくなりました。それほどいつまでも...

「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」を続けて読みました。ツバキ文具店を読み終えた時は、キラキラ共和国を読むのが楽しみでワクワクしましたが、キラキラ共和国を読み終えた時は、旅が終わったかのような気分になり、まだまだこの舞台の中に居たかったなと、少し淋しくなりました。それほどいつまでも読んでいたい本です。代書依頼にやってくる依頼人のエピソード、主人公ポッポちゃんとのやりとり、ポッポちゃんの奮闘ぶりがとても面白く、時に感動的でホロッときます。また、まわりの登場人物たちと絆を深めていくのですが、みな個性が豊かで、その絡みが本当に面白く、まるで自分もこの物語の輪の中にいる感じがしました。今度鎌倉の街をゆっくり歩き、カフェで読書をしたいなと思いました。 また、LINEなどがコミュニケーション手段の主流となっている今の時代、手紙で思いを伝えるのもとても大切だと気付かされました。しばらく会っていない友達に、手紙を書いてみようと思います。

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2019/10/02

ツバキ文具店の続編 ミツローさんと結婚したポッポちゃん。 義理の娘と亡くなった本当のお母さんとの関係とか、彼女らしくゆっくりと考えて光を見いだしていく姿に、ほっとさせられる。 もちろん代書屋の方も、様々な思いを手紙に託し、素敵な手紙が届けられていく。

Posted byブクログ

2019/09/26

71 デジタルなものが溢れる便利な世の中に、あえて手紙というアナログなもので気持ちを伝えることで、手書きの文字 紙の質感 インクのにじみ すべてが思いとなって唯一無二の気持ちを伝えることができるんだと思った。 母への感謝、喪中ハガキ、結婚のお知らせ、遺書、お見舞い、ラブレター...

71 デジタルなものが溢れる便利な世の中に、あえて手紙というアナログなもので気持ちを伝えることで、手書きの文字 紙の質感 インクのにじみ すべてが思いとなって唯一無二の気持ちを伝えることができるんだと思った。 母への感謝、喪中ハガキ、結婚のお知らせ、遺書、お見舞い、ラブレター、離縁状、謝罪文 内容もてんでバラバラだけど、その人の気持ちを伝えるのにぴったりな神とペンを選んで文章を考える鳩子さんはすごい。 実際に書いた手紙が見えるのだけど、人それぞれ違う文字の形があって、ああこういう字を書く人なんだなと想像できておもしろい。 タカヒコくんの手紙がすごく感動した! あと、ミツローさんとQPちゃんと、家族になっていく過程が穏やかにわかってすてき。 20190925

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2019/09/22

読んでいる読者も幸せな気分になれる小説をリストアップしたら、本書は間違いなく上位にランクされるだろう。 鎌倉で代書屋を営む主人公鳩子の何気ない日常を、鎌倉の情景を交えながら描いている好佳篇。 QPちゃんとも家族になり、近所の人たちとも穏やかな日々を過ごしている鳩子の元へ、母だと名...

読んでいる読者も幸せな気分になれる小説をリストアップしたら、本書は間違いなく上位にランクされるだろう。 鎌倉で代書屋を営む主人公鳩子の何気ない日常を、鎌倉の情景を交えながら描いている好佳篇。 QPちゃんとも家族になり、近所の人たちとも穏やかな日々を過ごしている鳩子の元へ、母だと名乗る異質な人物レディ・ババが訪ねてくる。 さあ、風雲急を告げるかのような幕開け、続編がありそうだ。

Posted byブクログ

2019/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作と雰囲気は変わらないけど、独特の名付けセンスに戸惑う。あと、ちょっとロマンチックすぎるかな?好き嫌いが分かれそう。女性にはウケそう。

Posted byブクログ

2019/09/21

前作がよくまとまっていたと思うので、蛇足感は否めず。 でも、ミツローさんQPちゃんとのその後を読んでみたかった気持ちも確かにあった。 ここまで書いたのなら、鳩子とレディ・ババの物語まで書ききって欲しい。そうすれば、蛇足感は消えるのでは。

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2019/09/17

前作を読んだとき、結構好きだったはず。おそらく内容はそんなに変わっていないだろうし、方向性が突拍子もないことになったとも思えない。となると、変わったのは自分の方なのでした。思うに、幻冬舎へのネガティブな感情、特に最近はひねくれた作品を読む機会が多かったこと、そのあたりが効いている...

前作を読んだとき、結構好きだったはず。おそらく内容はそんなに変わっていないだろうし、方向性が突拍子もないことになったとも思えない。となると、変わったのは自分の方なのでした。思うに、幻冬舎へのネガティブな感情、特に最近はひねくれた作品を読む機会が多かったこと、そのあたりが効いている気がする。本作はあまりにもストレート過ぎ、引っ掛かりも感じられなかったせいか、そこに書かれている内容の割に、感動できないままに読了、という風だった訳です。じゃあ一体、どんな作品が今の自分にフィットするんだ?という意味で、少し読書スランプ気味を自覚する結果に。

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2019/09/10

ポッポちゃんが可愛いお嫁さんになって再登場。モリカゲさんがミツローさんになって、QPちゃんのことは時々はるちゃんと呼ぶようになる。 代書屋の仕事は続いていて、タカヒコくんの話などは涙が止まらないけど、今回は前作に比べてお客さんとのエピソードよりもモリカゲ家の話やおばあちゃんの話...

ポッポちゃんが可愛いお嫁さんになって再登場。モリカゲさんがミツローさんになって、QPちゃんのことは時々はるちゃんと呼ぶようになる。 代書屋の仕事は続いていて、タカヒコくんの話などは涙が止まらないけど、今回は前作に比べてお客さんとのエピソードよりもモリカゲ家の話やおばあちゃんの話に焦点が向いている。 おばあちゃん、本当は普通の孫に甘いおばあちゃんになりたかったのかもしれない。けれど、母親代わりを努める緊張感や子どもの育て方を間違えたんじゃないかという気持ちから、ますます鳩子は厳しくなってしまったのかもしれない。 おばあちゃんの気持ちもわからなくもないが、鳩子が笑いの絶えない温かい家庭を求める気持ちのほうが、より理解出来る。

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2020/05/16

真昼の 目に見えない星たちの キラキラを心に思い浮かべながら すべての人に感謝 すべての出会いに感謝

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2019/09/07

レデイーババと対峙するのかなと思ってたら、無かった。この作品は基本的に悪い人の出てこない優しい世界らしい。代筆と文房具屋を生業としてどの程度生活できるものなのかなーなどと、リアルなことを考えてしまった。

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