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キラキラ共和国 の商品レビュー

4.1

292件のお客様レビュー

  1. 5つ

    105

  2. 4つ

    113

  3. 3つ

    49

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2020/01/02

ツバキ文具店の続編。 文具屋でありながら手紙の代筆もしている鳩子さんが結婚し、女の子の母親となるが、義母か本当の母親になろうと葛藤するする姿がほほえましい。 代筆でも様々な依頼人の思いを考えて、相手に伝える気持がしみじみと伝わってくる。 幸せな家庭を築いていくのだろうなぁ~と思わ...

ツバキ文具店の続編。 文具屋でありながら手紙の代筆もしている鳩子さんが結婚し、女の子の母親となるが、義母か本当の母親になろうと葛藤するする姿がほほえましい。 代筆でも様々な依頼人の思いを考えて、相手に伝える気持がしみじみと伝わってくる。 幸せな家庭を築いていくのだろうなぁ~と思わせてくれるいい本でした。

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2019/12/28

ツバキ読み終わってすぐ買いました。続けて読めて幸せ… QPちゃんとミツロウさん素敵すぎるよね。 読んだの前すぎて覚えてないけれどとんでもない多幸感に包まれた記憶だけは残っている。なんでもない日々を守っていくことの尊さみたいなものが凝縮されていた。 自分の大切なひとたちとの幸せを守...

ツバキ読み終わってすぐ買いました。続けて読めて幸せ… QPちゃんとミツロウさん素敵すぎるよね。 読んだの前すぎて覚えてないけれどとんでもない多幸感に包まれた記憶だけは残っている。なんでもない日々を守っていくことの尊さみたいなものが凝縮されていた。 自分の大切なひとたちとの幸せを守っていくために自分も強くなれる、ごくごくありふれた考えかもしれないけれど今ならその決意がどういうものか少しわかる気がする。 もう自分だけが幸せでよい人生ではないという決意のような。ね。 ぽっぽちゃんのように強く優しく温かく、かわいらしいひとになりたい。

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2021/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ツバキ文具店の続編短編集。 いきなり結婚していたのにはビックリ。 鳩子さんは前作の時より昔の傷を消化して前向きに。今回の鳩子さんの方が好きだな。 旦那さんに裏切られて気持ちの行き場をなくした奥さんを救うための手紙が印象的だった。 無責任かつ無意識に人を傷つける人への見解には凄く同感。

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2019/12/05

ツバキ文具店に持ち込まれる代書の依頼には読者の自分も頭を悩ませてしまう。貸したお金を返して欲しい(相手には悪意が無く単に忘れているだけ。おまけに相手は病気で入院中)という手紙なんて私だったらどう書いていいのか分からない。きっとお金は諦めてしまうかも。鳩子の書いた手紙を読みながら、...

ツバキ文具店に持ち込まれる代書の依頼には読者の自分も頭を悩ませてしまう。貸したお金を返して欲しい(相手には悪意が無く単に忘れているだけ。おまけに相手は病気で入院中)という手紙なんて私だったらどう書いていいのか分からない。きっとお金は諦めてしまうかも。鳩子の書いた手紙を読みながら、言いにくい事ほど自分の気持ちを卒直に伝えたほうがいいのだなと思いました。

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2019/12/03

代書屋・文具店よりも、ポッポちゃん本人と、家族になった人たちのほうに焦点を合わせた続編。 幼い子どもを残して亡くなったミツローさんの妻と、どんなふうに向き合えばいいのか・・・正解のない難題だ。 忘れることはないけれど今の生活のおもてには出さないように・・・と考えるミツローさん。...

代書屋・文具店よりも、ポッポちゃん本人と、家族になった人たちのほうに焦点を合わせた続編。 幼い子どもを残して亡くなったミツローさんの妻と、どんなふうに向き合えばいいのか・・・正解のない難題だ。 忘れることはないけれど今の生活のおもてには出さないように・・・と考えるミツローさん。それに対しお墓や仏壇、それになんといってもQPちゃんの存在によって常に前妻/母親を感じているポッポちゃん。引っ越しのくだりではそれぞれの思いをぶつけ合って落としどころを探っていく。コミュニケーションと思いやり、ほんと大事。 「私が言っていることも、ミツローさんが言っていることも、根っこの部分では同じなのかもしれない。」 「どっちが正しいとか間違っているとかではなくて、おあいこだ。」 「やすなりさん」の彼女は、手紙を受け取ってどんな気持ちになっただろうか。 三行半とその返事の応酬は、どうなっただろうか。 どんなひとにも、キラキラを感じられる瞬間があったら、いいなぁ。

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2019/12/01

「ツバキ文具店」の続編。 前作の感想に『あの展開でこれからも鳩子さんは代書屋を続けていけるのでしょうか、ちょっと心配』と書いたのだけど、モリカゲさんと結ばれてもそのまま鳩子さんは代書屋さんを続けているよう。 今回は、そういう訳で、モリカゲさんと一緒になりQPちゃんまでついてきた鳩...

「ツバキ文具店」の続編。 前作の感想に『あの展開でこれからも鳩子さんは代書屋を続けていけるのでしょうか、ちょっと心配』と書いたのだけど、モリカゲさんと結ばれてもそのまま鳩子さんは代書屋さんを続けているよう。 今回は、そういう訳で、モリカゲさんと一緒になりQPちゃんまでついてきた鳩子さんの嬉し恥ずかしの思いが綴られる。 どこがどうのということはない話だけれどが、鳩子さんの思いに合わせて、自分と自分の家族のこれまでと今とに思いを致す。 みんながQPちゃんやタカヒコくんみたいな子どもだったらいいけどな。 前作に引き続き、おいしそうな食べ物や鎌倉の穴場の紹介も散りばめられるが、代書の話が前回ほどのインパクトが無いような。 それにしても、鳩子さんが頼まれた恋の告白を緑のインクで書くところはちょっと気になった。 かなり古いけど、♪緑のインクで手紙を書けばそれはさよならの合図になると…って歌があったじゃない。 そういう刷り込みがあって、大丈夫かしらんって思って読んでいたのだけど、何事もなかったから、今はそんなこと言わないのかな?

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2019/11/29

2019.09.14~09.15 本当に文章がきれい。ただ、バーバラ婦人やパンティーとの絡みが少ないのが残念。だからこそ、彼女たちが出てくると、余計に面白く感じたんだけど。別に、ミツローさんが嫌いなわけじゃない。でも、「ツバキ文具店」が、そこに出てくる人たちがあまりにも素敵だった...

2019.09.14~09.15 本当に文章がきれい。ただ、バーバラ婦人やパンティーとの絡みが少ないのが残念。だからこそ、彼女たちが出てくると、余計に面白く感じたんだけど。別に、ミツローさんが嫌いなわけじゃない。でも、「ツバキ文具店」が、そこに出てくる人たちがあまりにも素敵だったので、寂しいんだな。

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2019/11/27

鎌倉を舞台にしたツバキ屋文具店の続編。 今回は1人での生活でなく、家族が出来ている。 その中で生じる嬉しさであったり、葛藤であったりそういうものが描かれている。 前作は他人の人生に寄り添いながらも、やはり少し他人事のような感じがあったが、今作では自分が完全に主人公になっている...

鎌倉を舞台にしたツバキ屋文具店の続編。 今回は1人での生活でなく、家族が出来ている。 その中で生じる嬉しさであったり、葛藤であったりそういうものが描かれている。 前作は他人の人生に寄り添いながらも、やはり少し他人事のような感じがあったが、今作では自分が完全に主人公になっている感じがしてよかった。

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2019/11/20

"ツバキ文具店"の続編。手紙の代筆の話もあるけれど、家族になった鳩子とミツローさん、ミツローさんの娘のQPちゃんのほんわか暖かい日常がメイン。 自分のことより、まず相手のことを考えたくなる、そんな相手と一緒に暮らせるって、何て素敵なんだろうと思わせてくれる。そ...

"ツバキ文具店"の続編。手紙の代筆の話もあるけれど、家族になった鳩子とミツローさん、ミツローさんの娘のQPちゃんのほんわか暖かい日常がメイン。 自分のことより、まず相手のことを考えたくなる、そんな相手と一緒に暮らせるって、何て素敵なんだろうと思わせてくれる。そして、丁寧に生きたいと思いました。

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2019/11/15

ぽっぽちゃん結婚おめでとー!! 今まで一人で生きてきたので新たな門出出発のぽっぽちゃん 誰かのために作る料理、食卓を家族と共にぽっぽちゃんにとっては毎日が楽しいとキラキラ輝いている日々。。 旦那の実家へご挨拶した時の家族の温かさに触れたぽっぽちゃん。 しかし!邪魔者現るそれ...

ぽっぽちゃん結婚おめでとー!! 今まで一人で生きてきたので新たな門出出発のぽっぽちゃん 誰かのために作る料理、食卓を家族と共にぽっぽちゃんにとっては毎日が楽しいとキラキラ輝いている日々。。 旦那の実家へご挨拶した時の家族の温かさに触れたぽっぽちゃん。 しかし!邪魔者現るそれは母親の存在! 母親が健在なのになぜ叔母と住む羽目になったのか・・。

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