ケーキの切れない非行少年たち の商品レビュー
非行をする少年少女たちへの考え方が覆された。なぜ?と漠然としていた疑問に、アンサーが返ってきたように思える。自分が生まれた環境から、自分で掴み取ってきた環境までを振り返るきっかけにもなった。
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知らないことだらけすぎた。 『犯罪を犯す人間=狂ってるやつ』 やと思い込んでいた。 どこかで止められることがあったかもしれない。 加害者になる前に気付ければ、被害者を生まないかもしれない。 もっと、『学校』というものの存在を考えないといけないだと思った。 そして、やっぱり『イジメ...
知らないことだらけすぎた。 『犯罪を犯す人間=狂ってるやつ』 やと思い込んでいた。 どこかで止められることがあったかもしれない。 加害者になる前に気付ければ、被害者を生まないかもしれない。 もっと、『学校』というものの存在を考えないといけないだと思った。 そして、やっぱり『イジメ』こそ撲滅すべき問題なんやと思った。イジメは犯罪であることをイジメを行う人間たちは知らないといけないと心から思った。
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最近、殺人や強盗など目を疑ってしまう犯罪で捕まる子供のニュースを見かけることがあるがそこには子どもの認知能力に問題があるのかもしれないとわかった。小学校時代から勉強についていけなくなりそれが自己肯定感の低さやいじめにつながり、そこから非行につながる。この悪循環を止めなければ子供の...
最近、殺人や強盗など目を疑ってしまう犯罪で捕まる子供のニュースを見かけることがあるがそこには子どもの認知能力に問題があるのかもしれないとわかった。小学校時代から勉強についていけなくなりそれが自己肯定感の低さやいじめにつながり、そこから非行につながる。この悪循環を止めなければ子供の非行は終わらない。そのための学校教育の変革に自分も携わりたいと思った。
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自己への気づきを与える 自己評価を高める 上記が発育で重要だと分かった メモ:認知向上トレーニングはコグトレ
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人が犯罪者となる原因は、単に性格の問題ではなく、脳の認知機能による場合がある。 更生プログラムとしての「認知行動療法」は、認知機能に問題がないこと前提であり、認知機能に問題がある場合の効果は未知数である。 非常に刺激的で示唆に富んだテーマ! しかし、巷間に流布された本書のあら...
人が犯罪者となる原因は、単に性格の問題ではなく、脳の認知機能による場合がある。 更生プログラムとしての「認知行動療法」は、認知機能に問題がないこと前提であり、認知機能に問題がある場合の効果は未知数である。 非常に刺激的で示唆に富んだテーマ! しかし、巷間に流布された本書のあらすじから想定される内容を超えるような、「読み物としての」面白さは感じられなかった。残念。
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今まで非行少年は「悪いやつ」だと思っていたけれども、彼らも社会的支援の必要な「弱者」なんだと気付かされた。 IQいくつ以下を一律に障害だと規定するのではなく生活の困難さに応じてgradualに支援が行き届くような制度が理想なんだろうけど、そんなのは理想論でしかない。
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・いじめ、性犯罪、殺人、虐待を犯すのは認知の歪みが原因の場合が半数ほどある ケーキを等分できない 図を模写するとまったく違う形になる 殺人を犯してるのに自分は優しいと話す 被害感が強い(視線があっただけなのに睨まれたと感じる) 幼児を好む(9歳以上の女性は怖いという) ...
・いじめ、性犯罪、殺人、虐待を犯すのは認知の歪みが原因の場合が半数ほどある ケーキを等分できない 図を模写するとまったく違う形になる 殺人を犯してるのに自分は優しいと話す 被害感が強い(視線があっただけなのに睨まれたと感じる) 幼児を好む(9歳以上の女性は怖いという) 時間の概念が3日間ほどしかない(1ヶ月後のためにがんばるとか、この犯罪を犯したら後々もっと大変とか) ・IQ 70未満は知的障害、71-84は境界知能 ・境界知能を含むと全体の16%(クラスに5人) ーーーーーーーーーー 想像もつかない世界を知れた事で視野が広がった。 今後部下や関わる人にもいることを考えると、ただ怒ったり褒めるだけではなく関わり方に注意が必要だとわかった。
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以前の仕事で発達障害であろう部下を任せられることが多く、何か解決策は無いかと思い出たばかりの頃、すぐ見つけて購入しました! 元々精神科や心理学などが好きだったのでスラスラ読める内容で読みやすかったです。 ただ、やはり何かしら知的障害や発達障害がある場合こちらの正解がそちらにとっ...
以前の仕事で発達障害であろう部下を任せられることが多く、何か解決策は無いかと思い出たばかりの頃、すぐ見つけて購入しました! 元々精神科や心理学などが好きだったのでスラスラ読める内容で読みやすかったです。 ただ、やはり何かしら知的障害や発達障害がある場合こちらの正解がそちらにとって正解ではないんですよね。その理解をしてもらうのも難しくて。このケーキを切れないのも何故そうなるのか相手の事を考えても分かり得ない事なんです。 だから非行や犯罪をしてしまう事がしょうがないとは、全く思っていないし。むしろ精神疾患がある場合無罪や刑が軽くなるのは私は違うと思っています。 どうしても頑張れない人達という本も出て早速買ったので読むのが楽しみです。 とてもよく考えさせられる内容でした。 ※本の概要※ 児童精神科医である著者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。
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非行をする人への考え方が少し変わった。また、勉強をすることの意味についてもう一つの答えをもらった気がする。自分は今個別指導のバイトをしているけど、できない子には根気強く教える側が付き合う必要があるのだと思った。 また、将来の教育に使えることが書かれていて勉強になった。 また、非行...
非行をする人への考え方が少し変わった。また、勉強をすることの意味についてもう一つの答えをもらった気がする。自分は今個別指導のバイトをしているけど、できない子には根気強く教える側が付き合う必要があるのだと思った。 また、将来の教育に使えることが書かれていて勉強になった。 また、非行少年の特徴の中に小さい頃の自分と重なるモノがそれなりにあって、ここまである程度まともに育ててくれた親への感謝は計り知れないと感じた。
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軽度知的障害、境界知能など支援の必要な子どもを早期に発見する。発見が遅れるとその子らはイジメに遭い、失敗を繰り返し、社会から忘れられた存在となる。一般社会における厄介な人は生き辛さを抱えており、いつしか犯罪加害者となってしまう。 「刑務所しか居場所がない人たち」から続き、読了。...
軽度知的障害、境界知能など支援の必要な子どもを早期に発見する。発見が遅れるとその子らはイジメに遭い、失敗を繰り返し、社会から忘れられた存在となる。一般社会における厄介な人は生き辛さを抱えており、いつしか犯罪加害者となってしまう。 「刑務所しか居場所がない人たち」から続き、読了。 刑務所には極悪人が収容されていて、塀の外の社会の平穏を守っている。そんな思い違いを考え直すきっかけになりしました。
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