ランチ酒 おかわり日和 の商品レビュー
ー心ほどける、至福のランチと一杯。 〈あらすじ〉 バツイチ、子持ち、アラサー。夜通し依頼された人やものを見守る「見守り屋」として働く犬森祥子。彼女の楽しみは夜勤明けの疲れた体に染み渡るおいしいランチと至福の一杯。アルコールと共に心もほぐれていく。 〈感想〉 間違えてやってしま...
ー心ほどける、至福のランチと一杯。 〈あらすじ〉 バツイチ、子持ち、アラサー。夜通し依頼された人やものを見守る「見守り屋」として働く犬森祥子。彼女の楽しみは夜勤明けの疲れた体に染み渡るおいしいランチと至福の一杯。アルコールと共に心もほぐれていく。 〈感想〉 間違えてやってしまいました、、、続編から読んでしまいました、、、。 2冊とも手元にあるのに痛恨のミス!!! 全く違和感を感じなかった自分が馬鹿なのか、原田ひ香さんが天才なのか、、、。 ランチ酒というタイトルからも、ちょっと大人な一冊。 ままならない事って本当に大人になればなるほどたくさんあって、どこかで諦めつつ、でもその気持ちってモヤモヤっと心の隅にずっと居座っているんですよね、、、 アルコールを飲みつつ、自分の心の中を少し見つめる祥子さん。 わかるなあ。 美味しいごはんと疲れた体にアルコール。 わかるなぁ。 今日もお疲れ様です。自分も、皆さんも。 最後、アルコールのないお店での待ち合わせ、自分の気持ちとの対峙、とても良かったです。
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見守り屋という仕事をする バツイチで一人娘と離れて暮らす主人公の祥子が何より好きなのが美味しいものを食べて、美味しいお酒を飲むこと。 料理やお酒など、食事の描写がすごく上手で 読んでいてお腹か空くし、お酒が飲めない私でも「飲みたい」と思ってしまうくらい食の魅力を伝えてくれる小説で...
見守り屋という仕事をする バツイチで一人娘と離れて暮らす主人公の祥子が何より好きなのが美味しいものを食べて、美味しいお酒を飲むこと。 料理やお酒など、食事の描写がすごく上手で 読んでいてお腹か空くし、お酒が飲めない私でも「飲みたい」と思ってしまうくらい食の魅力を伝えてくれる小説でした! そして私と同世代の祥子。 何事にも常に冷静で、相手を思いやる事を忘れない凄く素敵な女性でした! 私も祥子の様に、冷静にものごとを考えて判断できる人になりたい… 完結!とは言い難い結末も、その先を考える楽しみがあっていい。
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美味しいもの食べて、あの人と一緒に食べたいって思い浮かべる人がいるってすごく良い。 久しくそんな気持ちになってないから、さらに良い。 角谷さんとの恋の進展もすごく気になる! 図書館で借りたけど、文庫本でたら、ちゃんと買おうかな。たまに読み返したくなる本だ。
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前作を読んでから随分たってました。そのせいかもしれないけど、前作の印象はほぼ「ランチにお酒、憧れる~!」。 今作は人々の物語の比重がより高まってる印象。かといって重すぎず変に尖がったりせず、いい意味で要素が「適度」。飲み口が良い。 続きそうな終わり方なので、次作を楽しみにして...
前作を読んでから随分たってました。そのせいかもしれないけど、前作の印象はほぼ「ランチにお酒、憧れる~!」。 今作は人々の物語の比重がより高まってる印象。かといって重すぎず変に尖がったりせず、いい意味で要素が「適度」。飲み口が良い。 続きそうな終わり方なので、次作を楽しみにしています。 ※追記:続きは既に出ていましたね(^^;
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シリーズ2作目。 出てくる食べ物美味しそうだし、見守り屋のストーリーも面白いけれど、主人公が抱える問題が寂しさや暗さを感じさせ、私が今読みたい本ではないのだろうなぁと思います。 基本お店の名前は出てこないのに、とらや工房だけは名前が出ていて、昨年行ったので情景が思い浮かびまし...
シリーズ2作目。 出てくる食べ物美味しそうだし、見守り屋のストーリーも面白いけれど、主人公が抱える問題が寂しさや暗さを感じさせ、私が今読みたい本ではないのだろうなぁと思います。 基本お店の名前は出てこないのに、とらや工房だけは名前が出ていて、昨年行ったので情景が思い浮かびました。静岡のさわやかにも行ってみたい! 1作目よりは2作目の方が明るい展開で、続きは気になるので3作目も読もうと思います。
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ほんまに面白い。著者の本は、女性がエキセントリックやし強いな! 強くていい。 祥子さんの生き様は、そこまでかたくなにならんでええで…! て思うところもあるんやけどこのかたくなさが女性のプライドのような気もして、「わかる…」と、応援したくなる部分も多い。 著者の作品は、媚びすぎず...
ほんまに面白い。著者の本は、女性がエキセントリックやし強いな! 強くていい。 祥子さんの生き様は、そこまでかたくなにならんでええで…! て思うところもあるんやけどこのかたくなさが女性のプライドのような気もして、「わかる…」と、応援したくなる部分も多い。 著者の作品は、媚びすぎず、でも、かわいらしさも残した女性ばかり登場して、いいなあと思う。 そしてオチがすごかった…。まさかこうくるとは。 続編もめっちゃ気になる。早く続きを読みたいな!
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『ランチ酒』シリーズ2作目。夜勤を終えた帰り、ランチとともに軽く (?) 酒を楽しむアラサー女性を描く連作短編集。第1酒から第10酒までの10話からなる。 * * * * * 主人公は犬森祥子。 バツイチで「見守り屋」という一風変わった職に就いています。 ...
『ランチ酒』シリーズ2作目。夜勤を終えた帰り、ランチとともに軽く (?) 酒を楽しむアラサー女性を描く連作短編集。第1酒から第10酒までの10話からなる。 * * * * * 主人公は犬森祥子。 バツイチで「見守り屋」という一風変わった職に就いています。 仕事は夜勤中心でストレスが溜まる仕事だけに、仕事帰りにランチを兼ねてチョイ呑みするのが何よりの楽しみ。 そんな祥子の昼呑みランチを中心にしたライフスケッチがおもしろかった。感じとしては『孤独のグルメ』を思い出す作品でした。 朝や昼に気軽にとる食事。何を食べるかはその時々の気分次第。高級店での気取った料理でない ( 豊洲の寿司屋はあったが ) ところが親近感が湧いてイイ。 食べることが好きで健啖家でもあるほか食欲が仕事の成否とは切り離されているところなど、祥子と井ノ頭五郎には共通点も多い。 ( 違いは五郎が下戸であるところぐらい。 ) だから読んでいて気持ちいい。 主人公の祥子については、やや地味な設定ながら落ち着きや機転もあり、ランチ時に見せるはしゃぎようも魅力的で、これまた親近感があってよかった。 また、ストーリーについては起伏に富んでおり、サスペンスや恋愛模様など読ませる展開にも作者らしさが出ていてgood! 物足りなく感じたのは料理と酒類の描写でした。 作品タイトルに掲げているのなら「ランチ酒」は見せ場の1つのはずです。ならば酒食ともに、もう少し食欲をそそる描写が欲しかった。特に小タイトルが「第~酒」なのだから、酒類へのウエイトは再考の余地があるように思えます。 副題「おかわり日和」。展開に活かせているでしょうか?
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相変わらずこれ読んだ後は昼間っからお酒飲みたくなる(笑) じっとりとした空気感は変わらず、ゆるやかに変化していく状況、その中で主人公を支える食事とお酒。 日常は変化していくし、支えは必要。特殊な仕事をしている人にも、ふっつーの日々を送る私にも。
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前作よりもこちらの方がまだ好みかもしれない。前作に終始漂っていた悲哀さが薄れ、主人公が前向きになってきた。ただ、美味しそうな食事やお酒とは対比的に、登場人物の抱える問題はリアルで深刻。思わずヒェ〜あり得ないでしょうという男性が出てきて心がざらついたよ笑 問題がスッキリ解決されるこ...
前作よりもこちらの方がまだ好みかもしれない。前作に終始漂っていた悲哀さが薄れ、主人公が前向きになってきた。ただ、美味しそうな食事やお酒とは対比的に、登場人物の抱える問題はリアルで深刻。思わずヒェ〜あり得ないでしょうという男性が出てきて心がざらついたよ笑 問題がスッキリ解決されることもなく少々のモヤモヤが残るなぁと思ってたら、さらに続編もあるのね。
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よくある食べ物の話で、内容も薄いのかと思っていたけど、読み進めると、それぞれの登場人物が抱える悩みがリアルで、面白かった。 もちろん食事のシーンは、お腹が鳴りそうなくらい美味しそうな描写ばかり。 角谷さんとの関係もどうなるのか気になり、続きも読んでみたいなと思った。
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