デブを捨てに の商品レビュー
推定8歳のゆきみざけあおいくんが、夏休みの宿題“デブを捨てに”を お休み前におかたしてしまったので びっくりしていました 私は、あおいくんよりお姉さんなので早く読まなきゃって急いで図書館に予約しました そしたら、もうくるの?っていう早さでお借りすることができました もしかしたら ...
推定8歳のゆきみざけあおいくんが、夏休みの宿題“デブを捨てに”を お休み前におかたしてしまったので びっくりしていました 私は、あおいくんよりお姉さんなので早く読まなきゃって急いで図書館に予約しました そしたら、もうくるの?っていう早さでお借りすることができました もしかしたら 予約が少ない特殊な趣味のお兄さん達が好きな本なのかもしれません 4編の短編ですが、イメージして読んでしまうと 痛いし、口の中に異物が入ってしまう感じになるのでダメージを避けて読まないといけません それにしても さんざん振り回してラスト5行くらいで良い話にしようとする強引さ 「デブを捨てに」 タイトル通りなのです その昔、単身で来られる職員さんのアパートを準備したことがあります その時の事務長が、面倒だから全員同じ全国展開の賃貸のお部屋で良いと言うので言われた通りに 古くはないのですが、少し設備等が、弱いなと思いましたが短期だからまあ、いいかって その職員の一人が巨体だったんです 身軽な巨体だし、まあ、いいかって ある日 その巨体が出社してこない 連絡もない 携帯もでない 様子を見てきてと言うのを断固拒否 この方、この話みたいにベンザ破壊したことあっって、悪い予感がしたんですよ 結局、ロフトへ登る木の梯子が、登っている途中で崩壊して落ちて、骨折してうめいてたんですよねー 捨てられないデブになりたいものです
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汚いスタンドバイミー。 不謹慎な笑い、良いんだか悪いんだかよくわからない胸糞、マイナーB級アメリカ映画みたいなセリフ回し、なにもかもがクセ強で好きではないが嫌いではない。
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タイトルと表紙が素敵で手に取って読み出すと止まらない事止まらない事。 底辺で生きる人らがさらに酷い目に遭う様を描いた短編集、と纏めたら簡単なんですけど、基本登場人物が人間の屑ばかりで、彼ら彼女らが辛い思いをする間も平山氏独特の表現によって笑わされたりユーモアの精神を忘れていなか...
タイトルと表紙が素敵で手に取って読み出すと止まらない事止まらない事。 底辺で生きる人らがさらに酷い目に遭う様を描いた短編集、と纏めたら簡単なんですけど、基本登場人物が人間の屑ばかりで、彼ら彼女らが辛い思いをする間も平山氏独特の表現によって笑わされたりユーモアの精神を忘れていなかったり、それは彼らが一寸先も見えない暗闇の中にあっても人間は希望を抱かないと生きていけないからなのか、と思ったりとつまりは人間讃歌的なものを感じ取ってしまうのは自分が「温かいところにいる奴」だからかな、とも思ってしまいます。 暴力や物理的に汚い描写も大変多く読み手は選ぶでしょうが、選ばれた方は幸いだと思います。舞城作品にも通じるグルーヴ感も大変心地良かったです。
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斬新な表紙とタイトル。穏やかなわけがない。登場人物は底辺かクズしかいない。清々しいなあ。人には勧めにくいけど面白いなあ。 ■いんちき小僧 クソで薬物を作って売りさばく話。なんくるないさ。 ■マミーボコボコ テレビに出てくるような大家族ってこんな感じ?悪意まみれのストーリーとキ...
斬新な表紙とタイトル。穏やかなわけがない。登場人物は底辺かクズしかいない。清々しいなあ。人には勧めにくいけど面白いなあ。 ■いんちき小僧 クソで薬物を作って売りさばく話。なんくるないさ。 ■マミーボコボコ テレビに出てくるような大家族ってこんな感じ?悪意まみれのストーリーとキラキラネームに笑う。 ■顔が不自由で素敵な売女 ハゲのチョチョミの話。正義面した復讐者にだんだんムカついてきたところからのチョチョミの一撃にスカッとする。 ■デブを捨てに 「うでとでぶどっちがいい」でデブを捨てに行く話。ところがなかなか捨てられないドタバタ珍道中。こんなにデブデブ連呼する話は初めて。健気で必死なデブを応援したくなってくる展開で、なぜか爽やかさを感じた。
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描写が生々しくてしんどくなることが多かったが話自体は面白く読めた。 現代の落語っぽい印象。 極限に過酷な状況におかれるなかでの少しの希望が書かれているように感じた。
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●『いんちき小僧』他作品にも見られる疑似家族の哀愁。 ●『マミーボコボコ』大家族の闇。○○してる時だけ褒められるってのが妙にリアルでえぐい。 ●『顔が不自由で~』「ムカつくから殺した」って事になるんだろうけど「殺されるほどムカつく奴」っていうのも少なからずいるのだろう。教師を煽っ...
●『いんちき小僧』他作品にも見られる疑似家族の哀愁。 ●『マミーボコボコ』大家族の闇。○○してる時だけ褒められるってのが妙にリアルでえぐい。 ●『顔が不自由で~』「ムカつくから殺した」って事になるんだろうけど「殺されるほどムカつく奴」っていうのも少なからずいるのだろう。教師を煽って殴らせたガキとか。 ●『デブを捨てに』白昼夢のようなゴタゴタデブロードムービー。デブ能力者。
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他の方のレビューを見ていてどれだけグロテスクな話なのか怖いものみたさで読んでみましたが、結果作品のダークさよりもその質の高さに脱帽&謎の爽快感を得られた読書体験でした! 表題の「デブを捨てに」もかなり楽しめましたが他の短編もかなり良く、終わり方はバッドエンドでもそれがまた話として...
他の方のレビューを見ていてどれだけグロテスクな話なのか怖いものみたさで読んでみましたが、結果作品のダークさよりもその質の高さに脱帽&謎の爽快感を得られた読書体験でした! 表題の「デブを捨てに」もかなり楽しめましたが他の短編もかなり良く、終わり方はバッドエンドでもそれがまた話としては綺麗にまとまっており読みやすかったです! ただ勧める人は選ぶかもです笑
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アングラっぷりが凄まじい。 どの話もにやっと笑ってしまう箇所がありつつ、内容は超ヘビーで、読むのに体力がいる本だった。 「マミーボコボコ」が頭にこびりついてしまう…。子供たちの空虚な怒りみたいなのが子供たち視点じゃないのに伝わってきて胃がひっくり返りそうだった。 「デブを捨てに...
アングラっぷりが凄まじい。 どの話もにやっと笑ってしまう箇所がありつつ、内容は超ヘビーで、読むのに体力がいる本だった。 「マミーボコボコ」が頭にこびりついてしまう…。子供たちの空虚な怒りみたいなのが子供たち視点じゃないのに伝わってきて胃がひっくり返りそうだった。 「デブを捨てに」はこの本の中では断然コミカルな話で、軽い気持ちで読めた。ゲロまみれになる描写は映像だったらやばかっただろうな…と思った。本で良かった…。 禍々しいものや入ってはいけない世界を覗き込んでいるようだった。その中で生きる人たちの生々しい感じが印象に残った。
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ジャケ買いした本をやっと読んだ。 グロい独特の世界観は相変わらずに、笑えるところ満載の短編集。 底辺的な登場人物たちの奇天烈なストーリー。いやー面白かったなー。
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タイトルに惹かれて作者についてなーんも知らずに購入 暴力的で救いのない話のようでなんか救われる不思議な短編集
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