処刑少女の生きる道 の商品レビュー
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「処刑少女の生きる道」読了。 プロローグで驚かされ、最後の回想にも驚かされ、ストーリーがかなり魅力的な作品だと思いました。1巻で起承転結まで押さえられていて、非常に満足感が高かったです。 個人的に良かったのが最初の掴みです。 異世界モノのテンプレのような始まり方をして読者を油断させておいて、プロローグの終わりで、ネームドのいかにも主人公のような人物がメノウによって殺される。 前情報なしで読んだので、この掴みに心を持っていかれ、夢中になって読み進めました。 世界観の構築が丁寧で、この世界の原因が召喚された異世界人による災害だったために、メノウのような処刑人が悉く異世界人を暗殺するという設定は唯一無二だと思い、とても面白かったです。 また、女性同士の関係性の強さが丁寧に描写されていたことも本作の魅力だと思いました。幼少期のメノウとモモの話だったり、なぜアカリはメノウのことが好きなのかが描かれていて、登場人物たちの言動に納得感がありました。 特に、アカリがすごく良いキャラをしていたと思いました。読んでいて途中までは、アカリがメノウを信頼しているのは、異世界で最初に親切にしてくれた人だからだと勝手に思っていました。しかし囚われの身になっても難なく危機を回避するアカリの言動に違和感を抱き、そして最後の「塩の剣」をもった人物にメノウとモモ、そしてアカリが殺される瞬間にアカリは自分の持つ時の能力「回帰」により一度世界をリセットしたシーンには、軽い衝撃を受けました。アカリが信頼していた理由がようやく理解でき、ここまでの綺麗な伏線回収に感心しました。 なぜメノウは過去の記憶を失ってしまったのかについてもしっかり伏線回収してあり、満足です。 ただ、個人的に合わなかったのが、筆者が後書きで書いていましたが、なるべく厨二病っぽいスタイリッシュアクションの要素が本作に詰まっていたのですが、導力を発動するための詠唱が長かったり、今何が起きているのか分からなかったり(最後に地の文で補足はされている)と、アクションシーンの文章は読みづらいと感じました。 本作はとにかくストーリーが面白く、1巻で綺麗に纏まっており、これからどう展開して行くのか全く予想できないので、続きがすごく楽しみです。
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言葉巧みに誘い出して。 綺麗事で片付けるのではなく、全てを背負い歩き続ける強さを持っているなんて凄いな。 先輩中心で回る世界は勝手だが、暴走してしまった時に傍に居なければ大変なことになりそうだな。
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【電子書籍】異世界人は災害級の特殊能力を示すため、処刑対象となる世界が舞台。そんな世界に日本から召還されたアカリと処刑人である少女メノウの運命的出会いから始まる物語。とても面白かった!メノウに一途なアカリの言動が無邪気で可愛らしく思える。そんな彼女が追い詰められ現れた、異能力「時」を使いこなす人格は何なのだろうか。まだまだ秘密がありそうですね。アカリとメノウの旅はどうなるか、続編を楽しみに待ちます。
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あとがきが面白いと感じてしまう 作品世界よりも メタな楽しさを感じてしまうのは やっぱり「大賞」って言葉なんですかね あとがきでダンまちを引用するのがこの作品なんですね。 伏線を貼りまくってどんでん返し。 7年ぶりなんですね 大賞が出るのって。
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出てくる人がどいつもこいつも酷い。なので、相対的にメノウがマトモに思えてくるというおもしろい構成。 大賞受賞作品だそうで、2巻出す気満々なのなら、"第1巻"を冠してもよかったのでは? P268 ここからのアカリは最大の見どころかと。わたしは違いますが、読書量の多い人ならある程度は読める展開(作者も匂わせで意図的か?)で進んできたのに、こう来るか?と。 メノウ、アカリ、モモの関係とその秘められた力とその力の組み合わせがみごと。互いに危険性を薄々と感じながらも同行するのに、変な緊迫感みたいなのが。「水戸黄門」って、テレビドラマが大昔にあったのですが、その中の風車の弥七が、一行と別行動をとって、かつ有能なことからモモみたいだなと。
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7年ぶりのGA文庫大賞作品。期待値高めだったためか、面白いことは面白いけどめちゃくちゃ良かったかと言われると首をひねってしまう。百合的には悪くなかった。主人公、ヒロイン、後輩、王女とメインキャラが全員少女。主人公とヒロイン、主人公と後輩、ヒロインと後輩それぞれの関係性が友情、憧憬...
7年ぶりのGA文庫大賞作品。期待値高めだったためか、面白いことは面白いけどめちゃくちゃ良かったかと言われると首をひねってしまう。百合的には悪くなかった。主人公、ヒロイン、後輩、王女とメインキャラが全員少女。主人公とヒロイン、主人公と後輩、ヒロインと後輩それぞれの関係性が友情、憧憬、嫉妬などさまざまな形で楽しめるし、次巻では関係性の進展も期待できる。
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異世界転生人を暗殺する処刑人である少女と、そのターゲットになった殺しても死なない少女。果たして二人の運命は、というお話。ラノベ的キャラ設定にきちんとした理由づけがされており、だからこそ終盤の畳み掛ける展開に胸アツでした。
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よくあるファンタジー物って感じだった。 異世界に召喚された特殊能力をもつヒロインを殺す話。 時間の能力とか反則的でしょう。どう攻略するのかは期待。
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異世界からの転生者、迷い人。 彼らの特殊能力が暴走し厄災を振りまいた歴史がある世界が舞台です。 また悲惨な歴史を繰り返さないよう、主人公は迷い人を殺す処刑人。 そんな中で殺せなかったアカリと旅をしていきます。殺す機会を伺いながら。 熱いバトルが印象的な作品です。 そして主人公の...
異世界からの転生者、迷い人。 彼らの特殊能力が暴走し厄災を振りまいた歴史がある世界が舞台です。 また悲惨な歴史を繰り返さないよう、主人公は迷い人を殺す処刑人。 そんな中で殺せなかったアカリと旅をしていきます。殺す機会を伺いながら。 熱いバトルが印象的な作品です。 そして主人公の境遇と心情、厄災と紐付いた彼女の物語が幻想的で、その先にある彼女の行動原理がなかなか面白かったです。 そしてラスト、明らかになる関係に驚いてしまいました。
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