NETFLIX コンテンツ帝国の野望 の商品レビュー
Netflixの歴史を知る本としても、1つのスタートアップが米国を変えていく程の企業として成長するストーリーとしても面白い本だった。 原書は7年前に出版されているから、1番興味があったオリジナル作品制作については冒頭で僅かに触れているだけなのが少し残念。 なぜアメリカではレン...
Netflixの歴史を知る本としても、1つのスタートアップが米国を変えていく程の企業として成長するストーリーとしても面白い本だった。 原書は7年前に出版されているから、1番興味があったオリジナル作品制作については冒頭で僅かに触れているだけなのが少し残念。 なぜアメリカではレンタルビデオ店が絶滅状態なのか、なぜNetflixがオリジナル番組を制作するのか、以前から疑問に思っていたこの2点は読んで解消された。 無能なCEOが会社をダメにしていくっていう、ドラマで見るような事が実際に起こっていて驚いた。
Posted by
難しかったです。 もっとゆっくりと時間があるときに読みたい本。 ネットフリックスは利用していませんが、なぜここまで発展したのか非常に興味があります。 ネットフリックスは、グーグルやフェイスブックと違って若者たちが起ち上げた起業ではないのですね。このあたり、既に若者期を脱した私には...
難しかったです。 もっとゆっくりと時間があるときに読みたい本。 ネットフリックスは利用していませんが、なぜここまで発展したのか非常に興味があります。 ネットフリックスは、グーグルやフェイスブックと違って若者たちが起ち上げた起業ではないのですね。このあたり、既に若者期を脱した私には嬉しいお話です。
Posted by
Netfilxの創業期の話をまとめた本! 「事実は小説より奇なり」を体現した最高の本だと思う。 ジャーナリストが詳細を徹底的にしらべて書いた本だが、 そのリアリティと生々しさに驚いた。 そして、会社の成長フェーズと共にぶち当たる壁とその乗り越え方、またライバルの大企業ブロック...
Netfilxの創業期の話をまとめた本! 「事実は小説より奇なり」を体現した最高の本だと思う。 ジャーナリストが詳細を徹底的にしらべて書いた本だが、 そのリアリティと生々しさに驚いた。 そして、会社の成長フェーズと共にぶち当たる壁とその乗り越え方、またライバルの大企業ブロックバスターとの死闘、そして企業内のいざこざ、別れと成長。。。 書き口は、ジャーナリスト的だが、その圧倒的リアリティにのめり込むように読んでしまった。 経営者がそれぞれの手腕を発揮し、壁を乗り越えようとする姿に心を打たれた。 Nexflixの成長の原点を見た気がする。 素晴らしかった!!
Posted by
Netflixの創業からの今につながるストーリーが緻密な調査から鮮明に描かれている。鮮やか成功ストーリーだけれど、その瞬間瞬間は生きるか死ぬかのNetflix版の桶狭間の戦いやら関ヶ原の戦いやら色々な戦いをなんとか生き延びて今に至っているのである。ゴツゴツしたリアルなストーリーで...
Netflixの創業からの今につながるストーリーが緻密な調査から鮮明に描かれている。鮮やか成功ストーリーだけれど、その瞬間瞬間は生きるか死ぬかのNetflix版の桶狭間の戦いやら関ヶ原の戦いやら色々な戦いをなんとか生き延びて今に至っているのである。ゴツゴツしたリアルなストーリーでとても面白かった。
Posted by
ネットフリックスによる0年代のジャイアントキリング物語。という事で相当期待していたのだけど、あまりカタルシスは感じられなかった。 お相手のブロックバスターは最初からグダグダで、後半ようやく本気になり資本力をバックに兵糧攻めをしだすも、内部分裂で自滅。勝手に倒れてるだけ。 ネトフリ...
ネットフリックスによる0年代のジャイアントキリング物語。という事で相当期待していたのだけど、あまりカタルシスは感じられなかった。 お相手のブロックバスターは最初からグダグダで、後半ようやく本気になり資本力をバックに兵糧攻めをしだすも、内部分裂で自滅。勝手に倒れてるだけ。 ネトフリの世界一のレコメンドアルゴリズムの出番がもうちょいあれば、よかったのかも。 池井戸さんあたりに日本人向けに書き直して欲しい。
Posted by
ネットフリックスとブロックバスターの熾烈な競走の中に、リード・ヘイスティングスの人格が露わに記されていて、またネットフリックスの社風や頭角現すベンチャーの勢いの様子が興味深く描かれている。
Posted by
ネットフリックスvsブロックバスターの長期にわたる戦いが面白い。読み応えのあるノンフィクション本。 ただ、日本語訳が出たのは2019年だけど、原著は2012年に出ていて、時間差がだいぶあるのが残念。今やネットフリックスは巨大グローバル企業となっている。
Posted by
Netflixの創業物語。 昔は4本1000円とかでVHSをレンタルしてた。週1回返却とレンタルするのを楽しみにしてた。 そんな時代はもう無くなり、ストリーミングサービスなどの【新しい】が【当たり前】に変わる。 5Gが普及してくれば倍速で世の中が変わる。 そんな縮図を物語にしてあ...
Netflixの創業物語。 昔は4本1000円とかでVHSをレンタルしてた。週1回返却とレンタルするのを楽しみにしてた。 そんな時代はもう無くなり、ストリーミングサービスなどの【新しい】が【当たり前】に変わる。 5Gが普及してくれば倍速で世の中が変わる。 そんな縮図を物語にしてあるような内容。 終盤になるにつれて、ヘイスティングスもブロックバスター化していったようにも感じる。 胡座をかかず、しっかり大衆の声に耳を傾けようと思った。
Posted by
ネットフリックスの創業物語。ネットフリックスの宿敵ブロックバスターを中心とした競合他社との壮絶な競争を繰り広げ、今や誰もが知る勝ち組となった。そのストーリーなのだが、読み進めるたびに、「このような決断や選択を迫られてきたのか」「このような(経営者などの)考えや行動、出来事があって...
ネットフリックスの創業物語。ネットフリックスの宿敵ブロックバスターを中心とした競合他社との壮絶な競争を繰り広げ、今や誰もが知る勝ち組となった。そのストーリーなのだが、読み進めるたびに、「このような決断や選択を迫られてきたのか」「このような(経営者などの)考えや行動、出来事があって今があるのか」とおもしろさが染み渡ってくるとともに、起業や特にマーケティングの話なんかもあって、学びが深まった。
Posted by
Netflixは、現在ではテックジャイアントのような扱いになっているが、最初はアイデアしかなかったスタートアップであるということを感じた。 初期は単品課金の郵便DVDレンタルから始まり、次に月額会員制のプランを始めた。その後ストリーミングを始め、次に自社コンテンツを作成したという...
Netflixは、現在ではテックジャイアントのような扱いになっているが、最初はアイデアしかなかったスタートアップであるということを感じた。 初期は単品課金の郵便DVDレンタルから始まり、次に月額会員制のプランを始めた。その後ストリーミングを始め、次に自社コンテンツを作成したという流れがあったことに驚いた。 創業期では、郵便でそもそも傷付かずに送れるのか、使ってくれる人がいるのかなど検証しているシーンが創業期のスタートアップの感じがして、熱量を感じた。 その後、自社で新作映画を仕入れる競争力がないから、旧作映画を見てもらうためにリコメンドシステムを構築したということに驚いた。 そして、ブロックバスターという業界最大手のレンタルDVD屋との激しいマーケティング競争と、その呆気ない勝負のつき方にトップの聡明さの重要性を感じさせられた。 個人的に、一番心に刺さったのは、これがアメリカでは1998年ごろに始まった物語であるということである。日本では、郵便DVDレンタルはここ5年くらいで取り入れられたが、アメリカでは20年前に行われていた。ストリーミングも日本ではここ3年くらいに盛り上がっているが、アメリカでは、10年前に始まっていた。このような事実を見せつけられた時に、日本のスタートアップとして負けてられないと感じた。近年ではメルカリやスマートニュースが日本発で海外展開を行っている。これらのプロダクトのように世界で戦えるプロダクトを作っていきたいと思わされた一冊だった。
Posted by