お砂糖とスパイスと爆発的な何か の商品レビュー
文庫版 2025/2/10 https://booklog.jp/item/1/4480440089
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「批評とは何か」についてのまえがきからもう面白くて、取り上げられてる作品についても興味深く読みました。 テクスト(小説でも映画でも)を丹念に読み、切り口を見つけて解釈してみる。 このプロセスを学べたのも良かったです。 そしてちゃんと、取り上げられてる作品も、未読のものは読みたくなるし、既読のものは再読したくなりました。 特にディストピア。性差別はステレオタイプに留まってる、というのにハッとしました。 だから、マーガレット・アトウッド「侍女の物語」があんなにすごいのか……
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「ラッキースケベ」「ダサピンク現象」…イマドキの新しい言葉をたくさん教わりました。更に著者のウェブ連載を発見。 【素面のダブリン市民】https://note.com/kankanbou_e/n/naf67bd70f969?magazine_key=m50604cf41aaa ...
「ラッキースケベ」「ダサピンク現象」…イマドキの新しい言葉をたくさん教わりました。更に著者のウェブ連載を発見。 【素面のダブリン市民】https://note.com/kankanbou_e/n/naf67bd70f969?magazine_key=m50604cf41aaa これのお陰で、その昔、実際にジョイスが短期間滞在し、『ユリシーズ』の冒頭「テレマコス」挿話の舞台となり、現在は博物館になっているサンディコーヴのジェイムズ・ジョイス・タワーに行ったことを思い出した(笑) ちなみにこの著者、硫化アリルの不耐症で生のタマネギが食べられないそう。
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読みやすく面白かった。 私が普通に作品を鑑賞しても思い付かない視点ばかりで、いかに自分が枠に囚われているのかを痛感させられた。 本書の大筋とは関係ないかもしれないが、私がディズニーに関して感じていた違和感を「なぜ私はディズニーが嫌いなのか」で言語化してくれたのが共感出来た。
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フェミニスト的な視点からの、小説や映画のライトタッチな批評集。 腐女子的な読解技術があれば「嵐が丘」はセクシーな小説として読めるという話はもっと詳しく!となったし、男の映画とされる「ファイト・クラブ」もロマンティックな映画であるという話にもなるほどとなった。
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ゆるい感じで面白かった〜。知ってる作品も知らない作品も。知らず知らずのうちに檻の中に入れられていて、女性蔑視的な表現や、さりげなく匂わされるクィアな人々に気がつかないこと、結構ある。そこに着目して読んだり観たりすると、また一味違って作品を楽しめそう。私を離さないで、再読したくなっ...
ゆるい感じで面白かった〜。知ってる作品も知らない作品も。知らず知らずのうちに檻の中に入れられていて、女性蔑視的な表現や、さりげなく匂わされるクィアな人々に気がつかないこと、結構ある。そこに着目して読んだり観たりすると、また一味違って作品を楽しめそう。私を離さないで、再読したくなった。
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英語英文学科 相木裕史先生 推薦! シェイクスピアからクリスティの探偵小説、そしてディズニー映画まで、さまざまなテキストを取り上げながら「フェミニスト批評」を実践してみせる本です。わりとゆるーい感じだけど、文学・文化批評の基本的な考え方をしっかり学べます。
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面白かった!フェミニズムって邪悪なインターネットのせいで変なイメージついてるけどこの作品はカジュアルに語ってくれて読みやすい。 女の子視点だとこう見えるよね!って頼りになるお姉さんが解釈を語ってくれてる感じ。そういう見方もあるのか〜って思って頷いたり、嫌いな作品に対する考え方とか...
面白かった!フェミニズムって邪悪なインターネットのせいで変なイメージついてるけどこの作品はカジュアルに語ってくれて読みやすい。 女の子視点だとこう見えるよね!って頼りになるお姉さんが解釈を語ってくれてる感じ。そういう見方もあるのか〜って思って頷いたり、嫌いな作品に対する考え方とかも興味深かった。 なんか作品を見てるときの違和感とか、世間で高く評価されてるけど自分にとっては気に入らないポイントがあることとか、そういうギャップに対して自分の感性がおかしいのかも……と押し込めがちだけど、そもそもその世に知れ渡ってる評価が古めかしいマッチョ視点の批評なことだってあるんだよなと思えた。 批評や評価に絶対正しいものなんてないし、与えられてる高評価だって間違えてる可能性があるのだからそんな権威に臆さず気に入らないものは気に入らないとハッキリ言ってやったって良いんだよな。 今ある評価に反することを言うのを恐れちゃうのは「やっぱり女に芸術などはわからないね」みたいなことを言われる可能性について考えてしまうから。 けどそんなの勝手に男性中心社会が決めた基準での評価じゃん♪もっと自由にいこか♪という気になれた。 基本的に絶対的な正しい解釈や批評は存在しない。 私の感想も正しくないし伝統的な男性中心社会の感想も正しくない。 だから私だって私の感性で自由にものを語っていいのである。 女が権威に縮こまらずに思うままの感想を言える、というのがフェミニズム批評なのかな。 と見つけたり?みたいな! ところどころ「そこまで言う?」みたいな批評もあったけどそれも含めて他人の斬新な意見として新鮮に読めた。 タイトルのセンスもいいね。お砂糖とスパイスと爆発的ななにか………。
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鋭い切り口が気持ちいい。読書案内にも使えるし、フェミニズムを学ぶきっかけにもなった。見え方がかわる。すごく好き。
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文学批評やフェミニズム的言説など アカデミックな内容が 限りなく口語に近い文体で 語られ、深い内容が楽しく読める。 社会を鋭く風刺する ディストピア小説が ジェンダー的には保守的だという 指摘など、視点を持って読むことの 大切さを教えてくれる
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