HELLO WORLD の商品レビュー
映画を見たあとに、内容の細かい所を理解したいと思い読みました。読んだ後に見た映画はより一層面白かったです。この物語の特徴はどんでん返しだと思います。すこし腑に落ちない所もありましたが、ヒロインはやっぱり可愛いです。
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直実が変わっていく大人になっていく様と、作品の構造、両方がとても作り込まれてるから読み進められた。 私の頭では理解するのに時間がかかったけれど、ゆっくり咀嚼していくと面白さに気づけた、はず。 読者に委ねられた部分を想像していくのは楽しい。 この世界観、理解できると本当に面白い!...
直実が変わっていく大人になっていく様と、作品の構造、両方がとても作り込まれてるから読み進められた。 私の頭では理解するのに時間がかかったけれど、ゆっくり咀嚼していくと面白さに気づけた、はず。 読者に委ねられた部分を想像していくのは楽しい。 この世界観、理解できると本当に面白い! ヒロインってもっとキラキラして描かれるものだと思っていたので、直実から見た瑠璃の個性がすごく新鮮。 瑠璃の堅物さが好き。 きっとそれは直実もそうなんだと思う。 読んで良かったです!
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映画を観てから読んだのであらすじはわかっていましたが、改めて読むと二転三転がすごいなと思います。怪獣にやられたときはもうだめかと思いましたが、二人とも終わりはハッピーエンドでほっとしました。
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面白かった!他と比べて特にすごいテーマがあるって感じじゃないかもやけど、話の構造がよおできとるな。 最後にはみんな幸せで良かったけど、つまりは実は脳死してたんは直実やったんかな? 野崎さんは京都に住んでるんかな。
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図書館で。 過去の記憶データを改竄して、リアルに持ってくるという考えが面白い。面白いけど、主人公は自分がデータと知った時の葛藤は無かったのかな。自分がホンモノじゃないというか、ただのデータに過ぎないという事実にはあまり目を向けなかったんだろうか。後、先生がいなかったと仮定すると、...
図書館で。 過去の記憶データを改竄して、リアルに持ってくるという考えが面白い。面白いけど、主人公は自分がデータと知った時の葛藤は無かったのかな。自分がホンモノじゃないというか、ただのデータに過ぎないという事実にはあまり目を向けなかったんだろうか。後、先生がいなかったと仮定すると、過去のデータの彼は一行さんを好きになったんだろうか?その辺りはちょっと疑問でした。 まぁ自分だけが自分はホンモノと思っているだけで、実際どうだかはわからないってのはあると思いますけどね。
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直美は容姿普通か? 瑠璃はキレイな人? 映画になってる。たしかに一時期CMやってたかも。 コンピュータ内の世界に対する外界干渉もの。こういうネタは好き。 そういえばまた舞台が京都。言葉は標準語。
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青春恋愛SF。映画化作品。映画未視聴。 よくある設定ではあるが、著者の本がそれだけで終わるわけもなく。 シンプルに、登場人物がとても好印象。 主人公のような優しい人でありたいし、一行さんのような真っ直ぐな人になりたい。 登場人物に素直に感情移入できて、クライマックスだけでなく、中...
青春恋愛SF。映画化作品。映画未視聴。 よくある設定ではあるが、著者の本がそれだけで終わるわけもなく。 シンプルに、登場人物がとても好印象。 主人公のような優しい人でありたいし、一行さんのような真っ直ぐな人になりたい。 登場人物に素直に感情移入できて、クライマックスだけでなく、中盤から感動。 更に一捻りあるエピローグも好き。 アクションシーンだけはあまり好きではないが、全体的には大満足。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
展開が2転3転しワクワクが止まらない作品でした。本書の冒頭はよくある展開のように思えましたが、中盤以降の展開は全く予想できないものでした。 大きな謎解き要素もありましたが、小さな伏線もたくさんあり楽しめました。個人的に好きなシーンとして主人公とヒロインの会話で好きな小説について教えあい、主人公はSF、ヒロインは冒険小説が好きと語ります。そして本書はその二つの要素を兼ね備えたものになっているという粋な計らいがとられていました。 以下ネタバレ含みます。 私が本書の中で一番好きなシーンは何事も自分では決められない主人公が苦難を乗り越えた先に「僕」がやりたいことが決められます。しかし、その「僕」がやりたいことは「俺」の指示だったというやりとりはシンプルでありながら奥深いものに感じました。 やはり本作の醍醐味は2人の自分の掛け合いだと思います。未来の自分を先生と呼び、先生は過去の劣っている自分が成長し、先生である今の自分を超えていくそんな熱い展開を披露してもらいとても嬉しく思っています。
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映画が非常に面白かったので、読んでみました。 映画をそのまま文字に起こした感じで、とくに新しい何かはありませんでした。小説として主人公の心情描写はありますが、映画の画面からも汲み取れる範囲のもので、これならまあ特に読まなくてもよかったなという印象。 常に映画が頭にある状態で読んで...
映画が非常に面白かったので、読んでみました。 映画をそのまま文字に起こした感じで、とくに新しい何かはありませんでした。小説として主人公の心情描写はありますが、映画の画面からも汲み取れる範囲のもので、これならまあ特に読まなくてもよかったなという印象。 常に映画が頭にある状態で読んでいるので、初見だったら面白いのかどうか全くわかりませんが、映画として面白い展開をそのままなので、小説としてはイマイチなのではないかと思われる。 個人的に、映画を見てない人にはこれを読まずに映画を見てほしいし、映画を見た人にはこれ読んでも特に何もないよ、と言いたい。
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2019ナツイチで購入、半年積んだ作品。 映画未視聴。 オビやあらすじにも世界がひっくり返るとは書いてあったが、まさか本当に「この世の全部が、空に向かって落ちていく」(p247)とは。 このあたりのバーチャルとリアルのハイブリッドな描写は壮大で面白いけど、やっぱり映像での表現...
2019ナツイチで購入、半年積んだ作品。 映画未視聴。 オビやあらすじにも世界がひっくり返るとは書いてあったが、まさか本当に「この世の全部が、空に向かって落ちていく」(p247)とは。 このあたりのバーチャルとリアルのハイブリッドな描写は壮大で面白いけど、やっぱり映像での表現ありきのシーンなのかな。 狐面の大群はブラクラのイメージ。無機質な表示が画面を覆い尽くすあの無力感に似た得体の知れない怖さを感じた。 2周目を読み返してこそ、前半パートがしっくり来るかも。 1刷 2021.5.11
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