未来の地図帳 の商品レビュー
生きていく上で知るべきこと、仕事に行かせること、生き方、家族を考える上で大切な情報。 情報量が多すぎて多少パニクった
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読むと苦しくなり、読了までに時間かかってしまった。あと 25年経つと 日本人は人口激減 高齢化激増。 地方を旅して見た、あれがもっと激化する。 東京への 大移動。 さらに 介護離職やオール人手不足... 自治体や議員も成り立たない。 遊びのゆとりがなく、生き続けることが重く感じ...
読むと苦しくなり、読了までに時間かかってしまった。あと 25年経つと 日本人は人口激減 高齢化激増。 地方を旅して見た、あれがもっと激化する。 東京への 大移動。 さらに 介護離職やオール人手不足... 自治体や議員も成り立たない。 遊びのゆとりがなく、生き続けることが重く感じる人も出るだろう。 それでも笑いあえる関係がありますように。祈る気持ち。
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『未来の年表』で有名になった河合雅司が、未来の地方について書いた一冊。 『未来の年表』と同様、少子高齢化の現在、悲観的な未来しか予測できないが、懸命に警鐘を鳴らし、かつ最後には少しでも希望を見出すべく対応策を考えている姿勢には共感する。
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人口減の不都合な真実を公的機関から公表されているデータを用いて分析しています。趣味で、不動産の値段を調べていると都内の人気地区と例えば、関西のとある地区を比べてみたりすると、え、こんな安いの?と思うこともある。 安いのではなくて、二極化が進んでおり、今後、益々これが広がりを見せる...
人口減の不都合な真実を公的機関から公表されているデータを用いて分析しています。趣味で、不動産の値段を調べていると都内の人気地区と例えば、関西のとある地区を比べてみたりすると、え、こんな安いの?と思うこともある。 安いのではなくて、二極化が進んでおり、今後、益々これが広がりを見せるのであれば、どこに住むのかを真剣に考えないといかんな、と。 一方、職住近接が、コロナの影響でどう変わっていくのかが今後の興味。 都内のオフィス街に勤めているが、テレワークが主体となり、週一から二回しか出社しない現状を考えると、商店街が活気があり、少し電車に乗れば繁華街にアクセスできる地域が良いかなぁと考えながら読みました。
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日本が今後どうなっていくか? どうなるべきか?について割とわかりやすく書かれてあります。 東京と地方を分けて考える。東京は外国とみなして 対応するという観点はなるほどと思いました。 息子が、大学でグローバルではなく、日本ローカルな 社会問題を研究する学科に入って、そういう課題を ...
日本が今後どうなっていくか? どうなるべきか?について割とわかりやすく書かれてあります。 東京と地方を分けて考える。東京は外国とみなして 対応するという観点はなるほどと思いました。 息子が、大学でグローバルではなく、日本ローカルな 社会問題を研究する学科に入って、そういう課題を やっているのを横で見ていて、なんとなく気になりました。
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文化放送 「村上信五くんと経済クン」 ゲスト 河合雅司 さん (2018年9月22日放送) #経済クン
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郊外で人口減少が始まり、都市部では高齢化が進む。 →地域間の格差がより一層広まる。 今必要なのは、人口減少に合っても、人々が豊かに暮らしていけるように産業構造をシフトすること。 【東京圏】 一極集中。特に若い女性と、高齢者を東京に移り住んだ子供が呼び寄せるケースが多い。 若い助...
郊外で人口減少が始まり、都市部では高齢化が進む。 →地域間の格差がより一層広まる。 今必要なのは、人口減少に合っても、人々が豊かに暮らしていけるように産業構造をシフトすること。 【東京圏】 一極集中。特に若い女性と、高齢者を東京に移り住んだ子供が呼び寄せるケースが多い。 若い助成が多く転入する理由…サービス業が多く、女性に人気の仕事が多く存在するから 【関西圏】 将来の人口減少は、東京圏6.2%減、名古屋圏12.7%減に対し、関西圏は18.2%減。人口と企業の流出が進んでいるのも原因だが、北陸、広島、九州人が引っ越し先に関西を選ばずに、東京を選ぶようになっているのも原因。 【大阪】 大阪市は人口増加だが、出生数より死亡数が多く、その差を引っ越してくる外国人の数で埋めている。 【名古屋市】 製造業の集積から、人口は増加している。大阪と同じく、外国人の人口流入増で人口を補っている面が多く、東京への流出が多い。 【札幌市】 道内の市町村から人を呼び寄せる。そうして呼び寄せた若い人が、東京に流出。 【仙台市】 東北5県から人を呼び寄せている。札幌と同じく、地域の人口が減少し始めると、一気に人口が減り始める。 【広島市】 人口が減少に転じた。中国各県から人口を吸い上げ続けていたころに比べ、周辺地域の人口が少なくなり、東京に転出超となっている「ダム決壊」が起こっている。 【福岡市】 全国トップクラスの若年人口の増加都市。狭い面積に空港、商業施設が密集しており、コンパクトシティ化に成功。昔から河川が無いため工業が北九州に流れたが、古くから商業・国際化に舵取りをしており、それが現在の勢いを生んでいる。九州の政令指定都市から人口を吸い上げ続けている。 【横浜市】 全国トップの出生数。その代わり、他の自治体への転出率が異様に高い。都市としての中心ではない? 【川崎市】 新陳代謝が良い街。横浜や東京から若年層が流れ込み、中高年層が出て行ってる。東京にかなり近く、東京ほど地価が高くないので、23区から大量に流入している。 【さいたま市】 若い人の流入が多いが、その代わり高齢者が都内の養護老人ホーム不足を受け、さいたまに流れている。 【千葉県】 流山、船橋という、東京に近く子育てに力を入れた街に転入が多い。 【今後の日本社会】 東京を除き、2030年以降、全都市で人口減少が始まり、高齢者の増加、75歳以上の一人ぐらし高齢者が増加する。 2035年に高齢者の伸びが大きい自治体は、いずれも東京圏の郊外である。 東京圏への一極集中が起こり、その中でも中心部に集中するといった、二層構造の一極集中が起こるのだ。同時に、高齢者の一極集中も起こる。 人口の絶対数が多い大都市こそ、高齢者を大規模に抱える街になる。大都市の中心部に人が増える。「職住近接」志向や、高齢者が利便性を求めるため、都市の更に中央へと人が集まってくるのだ。 地方都市は完全に高齢化、議員のなり手不足、医師不足が地方で加速。生活に欠かせないサービスが成り立たなくなると、人口は一気に動き始める。 この5年間で、多くの子供は東京23区で生まれている。 【なぜ地方創生は上手くいかない?】 人口維持ではなく、人口が激減しても国を豊かにする方法を模索しないといけない。そのため、地方創生を目的とした大規模開発プロジェクトなどは、方向性を間違えている。 ①既存自治体とは異なる拠点を作る。自治体の中の狭いエリアに限定し、人を中心に据えた出会いの場を用意する。中世ヨーロッパの城郭都市のようなイメージ。 ②行政サービスのうち民間企業や個人でできることは自ら行う。 ③基礎自治体を市町村から都道府県へ移す。 ④働くことの意義を考え、縮みながら成長する。 今後必要なのは、日本の中にいくつもの拠点が存在するというドット型国家である。SAの街化、商店街そのものを街化、夏と冬で王国間を移動して住み続ける、登山町、サーファー町、など、その拠点ならではの魅力にあふれ、住み続けたいと思うような「コミュニティづくり」が大切である。
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人口減少をより精緻に、各地域の分布・将来推計で見る。 コロナによって、これとは違う社会構造になる可能性があるが、足元の状況として参考。
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https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000322786
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「あれ?読んだことあるかな?」なんて思ったら、著者の「未来の年表」の方を読んでた。 今回のは2019年に発刊された同じシリーズの新しい本。 2045年には、私の住む地域は、3割人が減るらしい。 それまで増えに増え続けていた高齢化率が減少するのは、単純に人がいなくなるから。 自分の住んでいる地域の未来の数字を見るだけでも、ちょっと「なんとかしなきゃヤバイ」って思うような内容。 人口減少は2段階で進んで、地域差が際立つよ、とか 結局、日本全体の人口が減るんだから、地方同士で「住民の綱引き」しても意味ないよね。それより、「人が減っても成り立つ社会」を作らなきゃだめだよね、とか 面ではなく、点(ドット)型の国家を作っていこう、とか、 以前から著者が言っているように「戦略的に縮む」という主張に加えて、どういった自治体づくりを目標にしていくべきか。 限界自治体、破綻となるより、絶対良い選択肢だとおもうのだが、果たしてそうなる前に自治体は「戦略的に縮む」という方向に舵をきれるかな。縮むときの痛みに反発が強そう。
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