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ヒポクラテスの憂鬱 の商品レビュー

3.8

105件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2019/07/16

このアプリを入れてから記念すべき1冊目がこの「ヒポクラテスの憂鬱」だった。全体の感想としては月並みな感想だがとても面白かった。6部構成になっており、時系列はそのまま流れていくが出てくる事件はどれも胸糞が悪くなるような、苦虫を噛み潰したような気持ちにさせられた。だが、それと同時に様...

このアプリを入れてから記念すべき1冊目がこの「ヒポクラテスの憂鬱」だった。全体の感想としては月並みな感想だがとても面白かった。6部構成になっており、時系列はそのまま流れていくが出てくる事件はどれも胸糞が悪くなるような、苦虫を噛み潰したような気持ちにさせられた。だが、それと同時に様々な登場人物の他人に対する感情はどういったものでそれが、渦巻くということが少しわかったような気がした。また今回法医学、解剖医がメインの話でもあり生きている人ではなく死んだ人に対する考え方を考えさせられた。個人の感情と組織、営利の面からみた思いなどどう言った問題でもぶつかる問題を再度提起をしているように感じた。稚拙な文章で申し訳ないですが一般的な大学生の感想としてここにーー。

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2019/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新米法医学教室の真琴と古手川コンビの話。 コレクターと呼ぶ謎のメッセンジャーに振り回されていた埼玉県警。その操作感の古手川と不審死を解剖していく光崎教授の会話も面白いが、今回は結構あの渡瀬警部が登場する。6話目で、出てきた女性警官の死でピークになり、とうとう犯人がわれる。 意外な犯人にその原因も明らかに。結構話しの内容が濃い。 うまい。よく練られている。

Posted byブクログ

2019/06/24

東野圭吾ガリレオシリーズのオマージュ的作品だろうか.しかし,現実世界ではほぼ不可能な実践,すなわち死体解剖実施を,教授の御威光やら何やらで解決してしまっている現実との乖離点は,極めてフィクション色を強めてしまっており,もう少し現実における社会問題点として強く提起しても良いのではな...

東野圭吾ガリレオシリーズのオマージュ的作品だろうか.しかし,現実世界ではほぼ不可能な実践,すなわち死体解剖実施を,教授の御威光やら何やらで解決してしまっている現実との乖離点は,極めてフィクション色を強めてしまっており,もう少し現実における社会問題点として強く提起しても良いのではないかと感じる.

Posted byブクログ

2019/06/22

埼玉県警のホームページの掲示板に“修正者”を名乗る書き込みがあった。今後、県下で起きる自然死・事故死に企みがないかどうか見極めろという。同日のアイドルの転落死にも言及したため、県警の古手川と浦和医大法医学教室の助教・真琴は再捜査と遺体の解剖に臨んだ。結果、炙り出されたアイドルの秘...

埼玉県警のホームページの掲示板に“修正者”を名乗る書き込みがあった。今後、県下で起きる自然死・事故死に企みがないかどうか見極めろという。同日のアイドルの転落死にも言及したため、県警の古手川と浦和医大法医学教室の助教・真琴は再捜査と遺体の解剖に臨んだ。結果、炙り出されたアイドルの秘密と司法解剖制度の脆弱さとは?シリーズ第二弾、待望の文庫化! 安定の第二作。

Posted byブクログ

2019/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コレクターの正体はもうひとつ盛り上がりが来てほしかった。 でも面白かったです。 読みやすいし、医大の事情がリアルで好きです。 光崎先生みたいな教授たぶんいるわ~。 献体事情なんてまったくもって。 でも重要な仕事だと思うのでぜひ人増えてくれればと思います。 真琴先生と古手川さんには終始ニヤニヤしてしまいます。 ご飯行くの?家庭持つの? 3作目待ってます。

Posted byブクログ