ノーサイド・ゲーム の商品レビュー
企業ラグビー部がテーマの小説。 ドラマを先に見ていたが、原作もやはり面白かった。むしろドラマが原作の魅力を増幅する出色の出来だったことを認識した。 池井戸潤作品として逆転劇的なパターンは同じでなのであるが、やはり読んでて気持ちいいし、読後に清々しい気分になる。
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2019年発売された、池井戸潤さんの小説。 ファンなので、何を読んでも贔屓目になるのはご容赦願いたいが、この小説も素晴らしい。池井戸潤さんと言えば銀行を舞台にした、会社組織と人の軋轢が得意とする分野と思っていたが、今回は社会人ラグビーという切り口で編まれたことに驚いた。 しか...
2019年発売された、池井戸潤さんの小説。 ファンなので、何を読んでも贔屓目になるのはご容赦願いたいが、この小説も素晴らしい。池井戸潤さんと言えば銀行を舞台にした、会社組織と人の軋轢が得意とする分野と思っていたが、今回は社会人ラグビーという切り口で編まれたことに驚いた。 しかしそこは著者。単純なスポーツ物語ではなく、いくつもの伏線を張り会社組織と人との関わりの変異を紡いで行く。 数時間で読んじまった。
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「アストロズは企業のチームであり、大半の選手は固定されています。そういうチームの戦術は、ここの選手のプレースタイルとマッチしたものでなければなりません」 「自分のことを必要としてくれる場所があるなんて、とても幸せなことなんだから。」
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スポーツベースの会社ものなので、とても切れがよく、気持ちよく読めました。その分いつものより深みがなかったけど、たまにはいいです。この作者さんは、ラグビーにも詳しいのか、勉強したのか?
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まあ原作も良かったけど、脇坂を追い詰めるのがドラマの方が結構熱かった。やはりドラマの方が思い入れとかは強くなる気がする。
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サイクロンズ対アストロズの試合後の君嶋の視点から、この本のタイトルであるノーサイドの意味が明確になったと感じた。ラグビーの試合はもちろんであるが、君嶋と滝川のライバルのような関係も魅力的であり、ノーサイドの精神はグラウンドの中だけでないことが表われていた。 ドラマでは、七尾と浜畑...
サイクロンズ対アストロズの試合後の君嶋の視点から、この本のタイトルであるノーサイドの意味が明確になったと感じた。ラグビーの試合はもちろんであるが、君嶋と滝川のライバルのような関係も魅力的であり、ノーサイドの精神はグラウンドの中だけでないことが表われていた。 ドラマでは、七尾と浜畑のレギュラー争いに焦点をあてたシーンがあったが、こんなやりとりがあったと思いながら本書を読むと、最終戦での浜畑、七尾の連携はかなり胸熱だった。
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池井戸潤さんなので間違いなく面白いです。 今回はラグビーということで今までと違いますが、感動とスッキリすること間違いなし。
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未来につながる、パスがある。 大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人は、とある大型買収案件に異を唱えた結果、横浜工場の総務部長に左遷させられ、同社ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。 かつて強豪として鳴らしたアストロズも、いまは成績不...
未来につながる、パスがある。 大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人は、とある大型買収案件に異を唱えた結果、横浜工場の総務部長に左遷させられ、同社ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。 かつて強豪として鳴らしたアストロズも、いまは成績不振に喘ぎ、鳴かず飛ばず。 巨額の赤字を垂れ流していた。 アストロズを再生せよ―。 ラグビーに関して何の知識も経験もない、ズブの素人である君嶋が、お荷物社会人ラグビーの再建に挑む。 (アマゾンより引用) ルーズヴェルトゲームと流れが似てるなぁって印象。 まぁ仕方ないっちゃ仕方ないけど。 ただ、ラグビーの世界ってホントにこんな感じなんだろうか??
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池井戸潤やっぱりいいね 小説全部揃えたい てか、ラグビー詳しくなりたいスタジアムに観戦しにいきたい。ノーサイドな精神に引き付けられた。 最後必ずハッピーエンドなのが心地いい。読む気になれる。読み始め、登場人物多くて本の世界に入り込むの大変だけど(笑)
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ラグビー経験者でラグビーファンだが、そんなラグビー通の私が読んでも、違和感がなくとても面白い。 選手と裸で向き合い、信頼関係を構築していき、GMとして会社の役員と、そして協会と戦う。 素晴らしいと思いました、、が、ドラマ先でしたが、君嶋=大泉洋、は浮かばないですねwww
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