ノーサイド・ゲーム の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Bリーグでは、すべてのチケット販売の実態を把握し、誰がどの試合のどの席を買ったか知っている。年齢や性別、職業、氏名といったマーケティングのデータを収集し、それを運営に役立てている ついでに言うと、現場の連中もよくわかっている。ところが、協会牛耳っている連中は、そういうこと動きをことごとくつぶしてきた 生涯の友情、思いやり、高潔さ、勝利へのあくなき執念。それこそが、七尾がラグビーと言うスポーツから贈られた最高のギフトだ 誰もが常に善人でもなく、また悪人でもない。だから人は変われるし、組織だって変われない事はないと思う
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本社から左遷された君嶋がラグビーチームのGMに就任。赤字体質のラグビーに疑問と感じる。旧態としている日本蹴球協会へ改革を呼びかけるが中々動かない。ラグビーに無知だった君嶋がファンの獲得、本社への大変な予算均衡、紆余曲折を超えて ラグビーの魅力をみんなに伝えるという、ルーズヴェルト...
本社から左遷された君嶋がラグビーチームのGMに就任。赤字体質のラグビーに疑問と感じる。旧態としている日本蹴球協会へ改革を呼びかけるが中々動かない。ラグビーに無知だった君嶋がファンの獲得、本社への大変な予算均衡、紆余曲折を超えて ラグビーの魅力をみんなに伝えるという、ルーズヴェルト・ゲームに似た感はあるがとても熱く良い本だと思いました。
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ドラマを見てから原作を読みました。 所々、ドラマと違うところがあり、その違うところを探すのも楽しみの1つでした。
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池井戸さんらしい、左遷からの逆転劇。最後の展開が期待できるから安心してアップダウンを楽しめる。選手を鼓舞する演説とか真似してみたい。
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池井戸潤さんらしいスピード感のある展開と逆転劇。 そこにラグビーというスポーツが絡むことでより多くの人の心情が描写され、物語に広がりが生まれているように思う。 最後の試合前のロッカールームでのひと場面は感動して涙が出た。
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ドラマを見て、原作のこの本を読んでみた。 全体的には、ドラマの方が、盛り上がるシーンが多いと感じた。 だがmドラマとは違う意味で、ウルウル来た。 特に、決勝をかけた戦いの前のシーン。 ドラマは大泉さんの「ラグビーが大好きだ」にウルウルきた。 小説の方は、近所の人たちの個々の応援...
ドラマを見て、原作のこの本を読んでみた。 全体的には、ドラマの方が、盛り上がるシーンが多いと感じた。 だがmドラマとは違う意味で、ウルウル来た。 特に、決勝をかけた戦いの前のシーン。 ドラマは大泉さんの「ラグビーが大好きだ」にウルウルきた。 小説の方は、近所の人たちの個々の応援にウルウル来た。 この本も、池井戸さんの小説だった。 「明日頑張ろう!」 そう思える小説だった。
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「ノーサイドゲーム」 勝者と敗者が健闘をたたえ合う、ラグビーというスポーツの神髄がこの小説で見えた。 誰かを貶めるやつには必ずと言っていいほど、天罰がくだされる。 むしろ、君嶋のような、責任を背負って、誰かのために、組織のために、見返りを求めずに、与え続けられる人間は必ず、報いを...
「ノーサイドゲーム」 勝者と敗者が健闘をたたえ合う、ラグビーというスポーツの神髄がこの小説で見えた。 誰かを貶めるやつには必ずと言っていいほど、天罰がくだされる。 むしろ、君嶋のような、責任を背負って、誰かのために、組織のために、見返りを求めずに、与え続けられる人間は必ず、報いを受けるのではないかと思った。 こういった人格者が当てえた影響が下の者に継承されていき、歴史となり、その組織の背骨となる。 誰かのために頑張れるやつは本当に強い。 確固たる意志があるために、誰に何と言われようと自分の譲れない軸を持っているからだ。 むしろ、見返りを求める承認欲求の塊のような人は、認められなきゃ頑張れないから、絶対にいつか挫ける。 君嶋は、アストロズの再建だけでなく、トキワ自動車、ラグビー業界、これらの環境を創り上げた。 環境を創り上げられる人が、社会の中で必要で上に立つものの素質として求められることが黙示されているのではないか。
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良い。 池井戸さんの作品らしい。 ラグビーの話だが、背骨は経営のお話。 正義は勝つね。 ドラマがよく出来てたと思わされる。原作とは所々違うが、それが良い。
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面白かった。 池井戸作品にしてはスカッと感は控えめ。 でも胸が熱くなるシーンはいっぱいで何度か涙でた。 ラグビーのルールをよく知らないので知ってたらもっと楽しめたかも。 ドラマも見てみようかな。
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