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ノーサイド・ゲーム の商品レビュー

4.3

211件のお客様レビュー

  1. 5つ

    92

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    29

  4. 2つ

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2022/05/28

2年ぶりに読んだ本。ラグビーに経営的視点が持ち込まれてるのが、相変わらずに面白い。 結果を出すことが求められる世界に、素人君嶋はどのようにチームを支えていったか。 監督選びから廃部の危機、取締役会での激論、そしてプラチナリーグ。胸が熱くなる1冊でした。

Posted byブクログ

2022/05/28

やっぱり池井戸潤さんはすごい。人の感情を上下に振り回して、思い切り爽快感を感じさせてくれる。 そして、怒涛の展開にページを繰る手がとまらない。(オーディブルで聴いたので比喩ですが) 今募集中のブックリストじゃないけど、文句なしに「一気読みしたくなる」小説だ。 出世街道爆進中の...

やっぱり池井戸潤さんはすごい。人の感情を上下に振り回して、思い切り爽快感を感じさせてくれる。 そして、怒涛の展開にページを繰る手がとまらない。(オーディブルで聴いたので比喩ですが) 今募集中のブックリストじゃないけど、文句なしに「一気読みしたくなる」小説だ。 出世街道爆進中の突然の左遷人事。 工場の総務部長となり、充て職でラグビーチームのGMに着任した君嶋隼人。 ラグビーに関しては素人同然だが、持ち前の経営感覚を駆使して、旧態依然としたラグビー界の体質や廃部を求める上層部と闘いながら、チームを建て直す姿を描くー 聴きながら、何度も胸が熱くなり、何度も舌打ちし、何度も心の中ガッツポーズをした。その姿は、挙動不審のおっさんだったことは間違いない。 聴き終わって、世界に浸ろうと、ドラマ版主題歌の米津の「馬と鹿」を聴いたけどなんか違う。ドラマは未視聴だが、米津と池井戸さんは、それぞれ好きだけど、世界観がまるっきり合わないと思う。 ちなみに、「馬と鹿」はコロナ直前に、カラオケで必ず歌っていた大好きな曲。 そろそろカラオケ行きたい、歌いたい!

Posted byブクログ

2022/02/19

この話のドラマも観てなかったのですが、最近になってようやくハマりだした池井戸さん。 この話も、めちゃくちゃ面白かった! 池井戸さんが書く、とても仕事ができる登場人物の理路整然とした思わず唸ってしまうくらいのセリフがスカッとする! それに加えて今回は、私が好きな熱いスポーツ。 この...

この話のドラマも観てなかったのですが、最近になってようやくハマりだした池井戸さん。 この話も、めちゃくちゃ面白かった! 池井戸さんが書く、とても仕事ができる登場人物の理路整然とした思わず唸ってしまうくらいのセリフがスカッとする! それに加えて今回は、私が好きな熱いスポーツ。 この2つがあって最高なお話でした。

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2022/02/17

今月2冊目 ★★★ 池井戸のスポーツシリーズ、ルーズベルトゲームと流れは同じ。 ラグビー全然わからないけど、その他はまあまあ

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2021/11/17

いつも通りスッキリする池井戸潤の作品 人生は一度きりなのにいつも大切なものを見失う 君にとって大切なものはなに? それを考えたほうがいい 中身のない奴が一時の栄華を誇ったとしても、 所詮、泡沫の夢 ラグビー全く知らなかったけど、知識も付いたし ノーサイドの精神は素晴らしい

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2021/10/07

「ノーサイド」というラグビーの精神は本当に大切でラグビー選手以外の普通の人にとっても守るべきものだと思いました。ラグビーの試合の描写もとても細かくて熱気に溢れたものでした。改めてラグビーの素晴らしさが伝わる本作でした

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2021/08/30

ラグビーの日本での人気が良くわかる内容だと思いました。人気のあるうちに、固定ファンを作らないと、熱し易く、さめやすい、日本人。

Posted byブクログ

2021/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

池井戸 潤 2作品目。 ドラマで使われた米津さんの「馬と鹿」が頭の中をグルグル回っている。 トキワ自動車の総務部長に飛ばされた君嶋隼人の、ラグビーチーム・アストロズのGM奮闘記。 「中身のない奴が一時の栄華を誇ったとしても、所詮、泡沫の夢だ。」「最後には道を過たず、理に適った者だけが残る。」重い言葉で締めくくる奮闘記は、正統派の戦いである。 ラグビーチームを強化して、ファンを獲得し、優勝を目指してゆくのですが、スポーツシーンは少なく、チームを取り巻く環境(監督とか、ファンとか、予算とか、協会とか)の話題が中心です。そしてそこに全精力をかけるのがGM。リーダー論、マネジメント論とか、君嶋さんの発言に一つひとつ納得・感動させられる。 大企業の経営戦略室はこういう方の集まりなんだと、感心する。「現実を認識し、夢を語り、筋道をつけて戦う」 企業の資本に依存している社会人チーム。そして、ラグビーは黒字化が可能だろうか?1チーム最低16億円かかる予算を(もし真実ならば)、入場券売り上げ、TV放映権、ファンクラブだけで、賄うことは本当に可能だろうか? JリーグやBリーグ、野球に比べ、圧倒的に年間試合数が少ない。 また、ラグビーの場合、ほとんどが大学卒業後入部し、選手生命も意外と短い。プロ化・プロリーグ化が進められているが、引退後も考えてスポンサー企業も考えていかなければいけない。 いずれにしても、安穏とした選択肢は残されていないのかもしれない。

Posted byブクログ

2021/08/21

オーディブルにて。ちびちび聞くつもりが、先が気になって一気に進めてしまった。池井戸作品はこれが初めてだったけど、人気になるのがわかる。ドラマ化するのもわかる。

Posted byブクログ

2021/09/01

大泉洋主演のTVドラマの原作。 ドラマは盛り上がりがあり、感動的であった。 最終戦前のロッカールームの男達の熱い思いが爆発するシーンは興奮した。 原作は落ち着いた展開。

Posted byブクログ