あのこは貴族 の商品レビュー
上京からずっと、なんとなく感じてきた東京生まれ東京育ちの友人との隔たりが、言語化されていて驚いた。 あとがきの筆者が、東京を生きる の雨宮まみ なのがニクイ。
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自力で自己肯定感を得るために奮闘する。 でももうちょっと早くどうにかならんかったんかいと切なくなってしまう。皆ちょっと子ども過ぎやしないかい。 東京貴族社会の描き方は面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東京が地元の女の子と、地方から上京してきた女の子のお話。女の子って年齢でもないかもしれないけど。自分と歳が近いのもあるし、どちらの女の子も自分みたいだな、と思うところや、あ。あの子みたいだな。と感じたり、とても読みやすかった。
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ややリアリティが欠ける部分もあるが、外国人である自分からみると、 「日本はこんな一面もあるね」「東京にここまで憧れている者もいるね」という新しい発見につながった。 華子と美紀、両方とも共感できるが、考え方が一番近いのは相楽さんのような気がする。 出身はどうであれ、自分の意思と自...
ややリアリティが欠ける部分もあるが、外国人である自分からみると、 「日本はこんな一面もあるね」「東京にここまで憧れている者もいるね」という新しい発見につながった。 華子と美紀、両方とも共感できるが、考え方が一番近いのは相楽さんのような気がする。 出身はどうであれ、自分の意思と自分で築いた社会的ステータスがないと、男性社会に喰われることに変わりない。
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わたしは美紀に近い。 共感できる部分ばかりだった。 東京。なんでも手に入るこの街で、いかに自分に納得感を持って生きていくか。そればかり考えていたから。
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文庫化を機に、3年ぶりに読んでみました。 この人の小説にはいつもいつも、たくさん勇気を貰っています。心の中のモヤモヤをバシッと言葉にしてくれる。そういうときは何故かいつもドキドキして、高揚する。山内マリコさん、一生ついていきます!というかんじ。 3年前に読んだときには気づかなかっ...
文庫化を機に、3年ぶりに読んでみました。 この人の小説にはいつもいつも、たくさん勇気を貰っています。心の中のモヤモヤをバシッと言葉にしてくれる。そういうときは何故かいつもドキドキして、高揚する。山内マリコさん、一生ついていきます!というかんじ。 3年前に読んだときには気づかなかった、鮮やかすぎる伏線回収(?)を発見できたりして、尊敬が深まるばかりです
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東京生まれ東京育ち 東京が全てだと思っている 箱入り娘、華子。 地方生まれ猛勉強の末にやっとの思いで 慶応大学に入学するも 家庭の事情により中退せざる負えない、美紀。 1人の男性に出会い、 2人の苦悩や葛藤の末に待っていたものは、、、。 恋愛、結婚、仕事など 悩み多きアラサ...
東京生まれ東京育ち 東京が全てだと思っている 箱入り娘、華子。 地方生まれ猛勉強の末にやっとの思いで 慶応大学に入学するも 家庭の事情により中退せざる負えない、美紀。 1人の男性に出会い、 2人の苦悩や葛藤の末に待っていたものは、、、。 恋愛、結婚、仕事など 悩み多きアラサーに読んで欲しい1冊。
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東京で生まれ育った生粋のお嬢さま華子と、 地方から上京してきたものの貧乏生活から抜け出せない美紀。 全く違う境遇を過ごしてきた2人だが、「青木幸一郎」という男性をきっかけに巡り合い、自分にとっての幸せとは何なのかを自問自答するようになる。 本当に、幸せってどういうことなんで...
東京で生まれ育った生粋のお嬢さま華子と、 地方から上京してきたものの貧乏生活から抜け出せない美紀。 全く違う境遇を過ごしてきた2人だが、「青木幸一郎」という男性をきっかけに巡り合い、自分にとっての幸せとは何なのかを自問自答するようになる。 本当に、幸せってどういうことなんでしょうね。。。 自分と同じレベルの男性と結婚することなのか、 自分よりはるかにスペックの高い男性と付き合えることなのか。 相手と釣り合う釣り合わないとかを考えてる時点でダメなのかな。。 外面や見栄なんかにとらわれず、自分のやりたいこと・好きなことを自分の意思で決められるということが、一番の幸せなのかもしれないと感じられました。
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結婚適齢期で、独身で、上京組の自分は 読み終えたあと、なんとも言えない手応えがあった。 偏見だらけの頭がクリアになるような 内へ内へと向かう自分の思考に 風を入れてくれるような いい物語だった。
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わたしたちは、どうすれば幸せになれるのか。 ものすごく普遍的なテーマに挑戦している作品だと思う。 ー 雨宮まみ ー 格差社会、女の友情、修羅場、三角関係、結婚とは何なのか、自分の人生などなど、 沢山のテーマが盛り込まれていて、 あ〜それすごい分かる〜!と共感する部分も多々あ...
わたしたちは、どうすれば幸せになれるのか。 ものすごく普遍的なテーマに挑戦している作品だと思う。 ー 雨宮まみ ー 格差社会、女の友情、修羅場、三角関係、結婚とは何なのか、自分の人生などなど、 沢山のテーマが盛り込まれていて、 あ〜それすごい分かる〜!と共感する部分も多々あったなぁ。 最後の結末がすごく好き。 2019年読了、29冊目
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