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万引き家族 の商品レビュー

4.1

31件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

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2024/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

言葉にするのが難しい読後感。虐待を受けて一生辛い思いを強いられることが確定している子ども。その子を誘拐して連れてきて、だから学校にも通わせず、食べる為に万引きを仕事として教える、これはアウトだろう。ただし大切に扱われ幸せに日々を過ごせる。ならこれはセーフか。どうだ。少なくともラストは泣きそうになった。リンを返してあげてと思った。駄菓子屋の店主、翔太が思春期に入る描写、治が自分から教えてあげられることは万引きだけだからと言う場面、信代が捨てたんじゃなく拾ったんだ・捨てた人は他にいるはずだと言う場面が印象的。

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2023/12/27

発想は好き。 でもこれだけの着眼点があるからこそ、もっともっとと貪欲になってしまった。 映画をみていないけれど、きっとおもしろいだろうな

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2023/10/03

本当の家族のところでは居場所がない、幸せになれない。寄せ集めの家族との方が安心できる、絆ができる。 幸せに思える形は人それぞれだけど、あ〜ゆ〜人生は送りたくないなぁ。

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2023/09/03

社会から認められない「寄せ集め」の家族。しかし心に傷を負いその痛みがわかる者同士、お互いを思いやる気持ちと絆は強く、都度胸が熱くなった。最後それぞれが優しさを見せながら別れていく様には涙があふれた。血の繋がりや社会で認められているからこそ苦しいこともある。家族のあり方を見つめ直す...

社会から認められない「寄せ集め」の家族。しかし心に傷を負いその痛みがわかる者同士、お互いを思いやる気持ちと絆は強く、都度胸が熱くなった。最後それぞれが優しさを見せながら別れていく様には涙があふれた。血の繋がりや社会で認められているからこそ苦しいこともある。家族のあり方を見つめ直す機会になる作品だった。

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2023/02/06

映画化されていたのを思い出して読んでみました 家族とはなんなのか、キズナの強さを改めて感じさせられました 映画も見たいなと思います

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2022/10/15

本当の家族ではない5人が暮らす家に、ゆりという女の子が加わって不思議な家族の生活が始まる。 印象に残ったシーン、 冒頭、治と祥太が買って帰る不二屋のコロッケがとても美味しそうでほのぼのした。 ヤマトヤのじいさんの、妹にはさせるんじゃないぞのセリフにドキッとしてしびれた。 映画を見...

本当の家族ではない5人が暮らす家に、ゆりという女の子が加わって不思議な家族の生活が始まる。 印象に残ったシーン、 冒頭、治と祥太が買って帰る不二屋のコロッケがとても美味しそうでほのぼのした。 ヤマトヤのじいさんの、妹にはさせるんじゃないぞのセリフにドキッとしてしびれた。 映画を見ずに読んだのですが、とても楽しめた。

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2022/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本当に全て万引きで構成されているのが面白かった。シンプルにいい話かもしれないけど、見る人が見れば気持ち悪いと思う場面もあるし、許せないと思う部分もあるかもしれない。一体何が正しくて何が間違っているかをひたすら問いかけるような作品だった。最後にやってきたのは治だろうか??

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2022/07/29

一般的に見たら家族と呼べない関係だった5人。みんなが何の目的で一緒に暮らしていたか、暮らそうと言ったのか、いろいろな心情、事情はあったと思うが、みんなと一緒にいた瞬間はみんな人生で1番幸せで美しい時間だったと感じていた。どんな形でも愛情、何気ない平和な日常があるということが素敵な...

一般的に見たら家族と呼べない関係だった5人。みんなが何の目的で一緒に暮らしていたか、暮らそうと言ったのか、いろいろな心情、事情はあったと思うが、みんなと一緒にいた瞬間はみんな人生で1番幸せで美しい時間だったと感じていた。どんな形でも愛情、何気ない平和な日常があるということが素敵なんだと思った

Posted byブクログ

2022/06/30

気持ち悪い、だけど時々心が温まる瞬間に、切なさや人間臭さを覚えて癖になりました。 映画も見ましたが、是非本の方を読んでほしいです。

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2022/05/14

映画を小説化したということで、それに従い映画を観てから読んだ。 映像で涙した所は小説でもグッときたし、私なりの、それぞれの心情の解釈もきちんと文章になっていて答え合わせが出来たようで気持ちがよかった。 映画でも小説でもイマイチわからずモヤモヤしているところ ·初枝が貯めていた慰...

映画を小説化したということで、それに従い映画を観てから読んだ。 映像で涙した所は小説でもグッときたし、私なりの、それぞれの心情の解釈もきちんと文章になっていて答え合わせが出来たようで気持ちがよかった。 映画でも小説でもイマイチわからずモヤモヤしているところ ·初枝が貯めていた慰謝料の意図 ·最後のりん(じゅり)の視線の先にあったもの 「誰かが捨てたのを拾ったんです。捨てた人は、他にいるんじゃないですか?」 「私はあの子を産んではいない。でも母だった。」 血の繋がりよりも絆の繋がりの方が笑顔でいられるなら、それが全て。捨てられた人たちの集まりだとしても、それを家族と呼びたい。 その後、みんなどうなったのかを勝手に考察し過ぎて疲れた。 どうか、祥太とりんが、信代とりんが、再会できる未来がありますように。

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