なまえのないねこ の商品レビュー

竹下文子(著者),町田尚子

2024/09/21

町田尚子氏の描くニャンに魅了されて
6冊目(≧∀≦)

「隙あらば猫　町田尚子原画展」に
足を運んで
益々ファンになってしまった
╰(*´︶`*)╯♡

「なまえのないねこ」のタイトルから
考えると
のらにゃんの話だよね

そう、商店街で暮らす野良猫のお話

ずーっと
なまえをだれにも
つけてもらったことがないネコ

靴屋
本屋(どこかに「ネコヅメのよる」の本があるよ！)
八百屋
パン屋
そば屋
喫茶店
お寺
それぞれの
お店の様子も描かれていて楽しいし
そのお店にいるネコ達が可愛い！
でも、それを見ているなまえのないネコの眼差しが、寂しそうかも(T ^ T)

そうだ。
わかった。
ほしかったのは、なまえじゃないんだ。
(水色のページの中で
見上げるネコの表情が
切なくて、可愛くて
このページのネコが一番好き！)

雨の中で見つけて、
呼んでくれた子に出会って
ずーっとのおうちが見つかるお話

この本に登場したにゃんやワンが
表見返しに細やかに丁寧に描かれているし
裏見返しには名前も書いてある( ＾∀＾)
この子の名前なんだっけ？と
読み終わった後も楽しめるょ！

2024/08/14

名前がないネコ

名前が欲しいだけど本当に欲しかったものが見つかった

読みやすいけど終わった後にそうだよなぁと思える

2024/08/08

自分を認知してくれる人がいること他者がいること、名前を呼んでくれる人がいること、人生で大切なことが簡潔に描かれています。

2024/06/12

猫が自分で探していたものが思ってたものと違うのね。本当の事は名前呼んでくれる人がいい。そそれが感動した。

2024/06/08

名前ではなく、その名前を呼んでくれる人がいることが大切。
自分と自分の周りの人を少し見つめて、大切にしようかなと思た作品だった。
表紙を開いた時の猫の絵が可愛い。猫好きにはたまらない一冊。

2024/03/03

なまえのないねこが、本当に欲しかったものは、なまえじゃなくて……。
すごく素敵な絵本。主人公のねこの眼差しがいい。大きな目で、遠くから、近くから、じっと周りをよく見てる。著者の猫への愛、誰かを愛しいと思う眼差しを感じる絵本。

2024/02/22

表紙の猫ちゃんのまん丸でグリーンの愛くるしいお目々に魅入ってしまう。

捲るたびにたくさんの猫たちが登場。
みんないろんな表情をして、姿をして名前を呼ばれてはすり寄ったり、見つめてみたり、無視したり、眠ったままだったりと…。
どれも愛くるしい。
最後は、名前とともに全員集合の絵。

チュンチュンがダントツかな？
いや、ぐりが気になるなぁ。などと最後まで時間かけて魅入ってしまって、閉じれない。

ストーリーは、

ぼくは　ねこ。
だれにもなまえをつけて貰ったことがなくて…。

まちのねこたちは、みんななまえを持っている。
みんななまえで呼ばれてる。

いいな。なまえ欲しいな…。すきな　なまえ。

ウロウロとなまえを探しているうちに雨が。

　あめ、あめ、あめ。
　こころの　なかが　あめの　おとで　いっぱいに

「ねぇ。おなかすいてるの？」

　あ。やさしい　こえ。いいにおい。
　そうだ。　わかった。
　ほしかったのは、なまえじゃないんだ。

　なまえを　よんでくれる　ひとなんだ。

大切なものが何かわかるという、とても優しい絵本。

2024.2.22 ④

2023/12/10

とてもよい話。
じんわりあたたかくなりました。

ちょっぴりさみしい、悲しい気持ちから、最後は安心感であたたかくなりました。
優しい気持ちになりました。

2023/12/08

猫絵本の最高峰。少し悲しく温かい。言葉も優しい。淡い緑や水色が綺麗。竹下、町田ペアの猫絵本では「ねこは るすばん」もコミカルで楽しい。

2023/11/25

うちには推定4歳になる保護猫がいます。2歳の頃地域猫から保護猫カフェに引き取られ、縁あってうちにお迎えしました。
どこで何を思ってこれまで生きて来たのか、どんなお母さん、お父さんだったのか、兄弟はいたのか、短い切れたような尻尾は何があったのか、知らない事だらけです。
でも今では立派な家猫で、かけがえのない家族です。
そんなことをもう一度考え、一緒に楽しく過ごそうと改めて思わせてくれる絵本でした。
登場する全ての猫が愛らしいです。