なまえのないねこ の商品レビュー
猫の絵がすごくかわいいです。遠景に入り込んでいる姿もアップの表情も愛らしいです。猫たちの名前もセンスが光っています。
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実にいい表情をキープしながらの、ナイスなポージングをした猫たちが、わんさか登場し、猫好きの方はもちろん、町田尚子さんの描く猫好きにも、たまらない絵本です。 しかし、物語は、なまえのないねこが、名前のあるねこたちを羨ましそうに眺めつつ、孤独にさまよい歩く姿が多い上に、その眺める姿は、かなりの遠目からの視点ばかりで、じゅげむを眺める絵なんて、もう細かい表情が描けないくらいの遠さで・・おそらく、中に入ると追いだされると思って、自ら遠慮しているのだろうが、それがなんとも切ない。 ただ、それでも、なまえのないねこは、自分に合うなまえを探し続ける中で、自ら答えを発見する。 私は現在、ペット禁止の賃貸に住んでいるので、飼い猫はいないのですが、以前、自然の多い大きな公園によく行っていたときに、たくさんのノラと何度も交流したことがあり、それぞれに、やんちゃなところやのんびりしたところ、愛おしいところ等々、みんなそれぞれに素敵なところがあって、可愛くない猫なんていないと思ったものです。 本書は、そんな素敵なところを見てくれる人に、いつかきっと出会えるよといった、希望の物語であるとともに、どんな猫にだって素敵なところがあることを、教えてくれたようにも感じられて、それまでの思わず笑ってしまいそうな、いい表情とはまた違った、なまえのないねこの、答えを発見したときの真摯な表情に、町田さんの猫愛を感じられました。 そうそう、猫愛といえば、表紙と裏表紙それぞれの見返しが、ちょっとしたクイズになってまして、読んだ後に楽しめるようになってますが、かなりマニアックで、なかには答えられないものもありますが(そりゃそうだなのですがね)、自称町田さんの猫の絵好きな方は、ぜひ挑戦してみましょう。
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詳細は、『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』をご覧ください。 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1793.html 読み手の視線は、蟻ん子のように低かったり、ずっと上の方から見下ろしていたりと、すごく不思議な感覚です。 ...
詳細は、『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』をご覧ください。 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1793.html 読み手の視線は、蟻ん子のように低かったり、ずっと上の方から見下ろしていたりと、すごく不思議な感覚です。 ストーリーは他愛もないけど、心温まります。
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小:スキをテーマに、本当に欲しかったものとは? 認められることの大切さ ********* ★2021.5(1年・2年・3年)
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切ない気持ちが溢れる。 絵もとてもきれいで、1ページ1ページ全て額に入れて飾りたい。 猫の動きや表情も自由で生き生きしていて、眺めているだけで猫充出来る! 町の様子も細かく書き込まれていて、見るたびに新たな発見があり楽しめる。 一方、女の子の顔はちょっと怖い。 目が大き過ぎるか...
切ない気持ちが溢れる。 絵もとてもきれいで、1ページ1ページ全て額に入れて飾りたい。 猫の動きや表情も自由で生き生きしていて、眺めているだけで猫充出来る! 町の様子も細かく書き込まれていて、見るたびに新たな発見があり楽しめる。 一方、女の子の顔はちょっと怖い。 目が大き過ぎるからかな。
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うちの愛猫にそっくりな表紙で思わず買ってしまいました。とてもほっこりとしたお話で内容も愛猫と似ていました。
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鎌田實先生が「泣くよ」って言ってたけど、泣いたよ。 なまえをよんでくれるひと、自分を見ててくれる人が欲しいんだよね。
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名前は、そのものを思ってつけられる愛情なんだと思いました。SNSでは自分でハンドルネームを作りますが、ずっとそのままの名前ではちょっと味気ないのかもしれません。 2ヶ月前に大切な愛猫を失いました。 大切な名前をこれからも呼びたいと思います。少しでも愛情が届くように。
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ねこの絵が可愛いのはもちろんですが、 お話の内容もとても素敵な絵本。 最後にうるっときて、心が温かくなりました。 手元に置いて何度も見たいと思いました。
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