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アフターデジタル の商品レビュー

4.2

272件のお客様レビュー

  1. 5つ

    113

  2. 4つ

    102

  3. 3つ

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2021/10/09

次代の新しい顔が見える。横書きテキストを嫌悪する私が間もなく読了する。見出しデザインに何の工夫もなく、まるで教科書以下の体裁だが内容は超弩級(ちょうどきゅう)である。更に藤井は中国在住だけあって、日本を凌駕するデジタルトランスフォーメーションの実態がありありとわかる。日本の場合、...

次代の新しい顔が見える。横書きテキストを嫌悪する私が間もなく読了する。見出しデザインに何の工夫もなく、まるで教科書以下の体裁だが内容は超弩級(ちょうどきゅう)である。更に藤井は中国在住だけあって、日本を凌駕するデジタルトランスフォーメーションの実態がありありとわかる。日本の場合、張り巡らされた官僚システムとサラリーマン社長が変容(トランスフォーメーション)を阻害する。 https://sessendo.blogspot.com/2021/10/id.html

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2021/10/09

DXという言葉が先行して、とにかくIOTするんや、BIツール上手く使え。等々上層部から指示が飛んでくる昨今。 なんでDXが必要かと、しっかり考えることの必要性を認識させてくれた本 紹介されていたエピソードのひとつで、無人コンビニ。中国のある企業が無人コンビニは作ったけど、無人で...

DXという言葉が先行して、とにかくIOTするんや、BIツール上手く使え。等々上層部から指示が飛んでくる昨今。 なんでDXが必要かと、しっかり考えることの必要性を認識させてくれた本 紹介されていたエピソードのひとつで、無人コンビニ。中国のある企業が無人コンビニは作ったけど、無人であること自体は目的でないとのこと。 ①無人コンビニに張り巡らされているカメラによる画像認識システムと、その情報を使ったマーケティング ②会計など機械でもできる仕事は機械に、接客など人にしかできない仕事を人に集中させ、接客のクオリティを上げて顧客の満足度を向上させる。 本当に考えさせられた本。 これらの戦略的な部分は組織のTOP層がDXの目的を理解しないといけないし、その部分の曖昧さは、大きな損失につながる。 次回作があるそうなので、そちらも読んでみたい。

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2021/10/07

私の理解は根本的に間違っていたなあと思う。本書を読みながら「すみません、すみません」と謝ってばかりいた気がする。 UX、DXが本当に意味するところはこうですよ、たとえば無人店舗はこういう目的で導入しているのであって、表層的に見えている目的とは違うのですよ、など勉強になることが多か...

私の理解は根本的に間違っていたなあと思う。本書を読みながら「すみません、すみません」と謝ってばかりいた気がする。 UX、DXが本当に意味するところはこうですよ、たとえば無人店舗はこういう目的で導入しているのであって、表層的に見えている目的とは違うのですよ、など勉強になることが多かった。 視察に行った日本人と話が合わないのも無理はないなあと思う。 今後、時間が経って油断すると目線が下がってしまうので、定期的に読み返したい。

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2021/09/16

デジタルが前提の世界がアフターデジタル。 この世界では顧客接点から行動データを取得して、価値ある顧客体験を継続的に提供できるかが勝負になる。そのためには顧客接点づくり(エコシステム)とUXの改善がキーになる。

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2021/09/05

中国での具体例が書かれていて、日本とは違うビジネスが進んでおり、この書籍でそれが知れたが、日本ではまだ馴染みがなく私自身はピンとこなかった。

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2023/08/21

中国におけるDXの成功は、データをux(顧客体験)へ生かすサイクルが仕組化されており、それが高速に回されていること。 アフターデジタルの世界では、リアルがツールとなる。オフラインをメインにオンラインを活用ではなく、オンラインをメインにオフライン(リアル)を活用する時代となる。 ...

中国におけるDXの成功は、データをux(顧客体験)へ生かすサイクルが仕組化されており、それが高速に回されていること。 アフターデジタルの世界では、リアルがツールとなる。オフラインをメインにオンラインを活用ではなく、オンラインをメインにオフライン(リアル)を活用する時代となる。 「評価軸を本当にお客様の求めてるものにする。会社の自己満足のものではだめ。タクシーでいえば早く安心して目的地へつくこと。なぜなら、人間は実利主義だから」 昭和から平成にかけての日本家電メーカーの多機能化に一石を投げているように思えた 顧客はその瞬間において便利なものを利用する。全てがオンラインにはならない。 デリバリーの発展により、店舗は座席と回転率から解放される。 今後大切なのは属性データだけでなく、行動データ。顧客の年齢や性別が分かるというレベルではなにも意味がない。 属性ターゲティングではなく、状況ターゲティングをすべき。(30歳の母親ではなく、子を育てる人。このように区別できれば、父親もおじいちゃんも含まれてくる)

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2021/08/03

これも第2巻と同じ印象。 デジタルに疎い日本の高齢者への企業向けセミナーの書籍化という印象は変わらない。横文字が変に多いのもなんだかなという感じて、応用以前のコンセプト遊びのように思える。繰り返すがアリババテンセントをはじめ外国の本にはこれより遥かに良いものがたくさんあり、そちら...

これも第2巻と同じ印象。 デジタルに疎い日本の高齢者への企業向けセミナーの書籍化という印象は変わらない。横文字が変に多いのもなんだかなという感じて、応用以前のコンセプト遊びのように思える。繰り返すがアリババテンセントをはじめ外国の本にはこれより遥かに良いものがたくさんあり、そちらを読むべき。また有望なデジタルベンチャーの話はCEO自らカンファレンスなどで話している物が、ネットで検索すればすぐ見れるし、それほど手間ではない。また、ここに挙げられる中国企業ははじめからデジタルベンチャーとして出発した企業で、著者がクライアントにしている(と思われる)オールド企業ではない点は重要な点。下手な真似は莫大な出費の失敗になりかねない。むしろオールド企業のデジタル化ならウォルマートとかコマツのような日米企業の成功事例のほうが良いだろう。

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2021/07/25

リアルとデジタルの際がなくなるというアフターデジタルの提唱だが、コロナによってさらに加速したように思う。数年前の書籍だが、これからのアフターコロナをまさに占う内容。一方で、ユーザーと常時接続しながらのマーケティングになるという話は、耐久材なんかはまさにそうなっていくと思う一方で、...

リアルとデジタルの際がなくなるというアフターデジタルの提唱だが、コロナによってさらに加速したように思う。数年前の書籍だが、これからのアフターコロナをまさに占う内容。一方で、ユーザーと常時接続しながらのマーケティングになるという話は、耐久材なんかはまさにそうなっていくと思う一方で、消費財なんかはまだまだCRMの効果は限定的で、マスマーケによるパワーゲームでシェアをにぎることが結果としてブランディングにも寄与するというのが現時点な気がする。P&Gなんかのマーケの考え方はこれ。このあたりも変革していくのか、まだまだ、マスマーケの強みが残っていくのか、注力していきたい。

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2021/07/21

既存のビジネスモデルに如何にデジタルを持ち込むか、というビフォーデジタルの考え方を変える必要がある。 ユーザーはその時一番便利だと思う方法でサービスを使い、ものを買う時代。 UI改善などに留まらない、実現したい状態をイメージできる、ペインポイントを解消できるUX起因でバリュー...

既存のビジネスモデルに如何にデジタルを持ち込むか、というビフォーデジタルの考え方を変える必要がある。 ユーザーはその時一番便利だと思う方法でサービスを使い、ものを買う時代。 UI改善などに留まらない、実現したい状態をイメージできる、ペインポイントを解消できるUX起因でバリュージャーニーを設計することがOMO的思考 効率性・スピーディーさが求められる部分は徹底的にデジタル化し、人の温かみやロイヤリティ向上に繋がる部分にハイタッチとしてリアルを使う。 ニューリテールを実現するフーマーや、平安保険などの事例をそのまま日本に持ち込むのはナンセンス。 タイムラインやペルソナ、その他付加情報など膨大な行動データを元に作られた賜物である。 まずはリアル店舗のオンライン化、的な考え方でUXを再構築するのが良いだろう

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2021/07/11

世界のIT先端事例を裏にある思想とともにかいた良書。 日本にいると気付かない世界の変化をまじまじと感じられた。

Posted byブクログ