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直感と論理をつなぐ思考法 の商品レビュー

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169件のお客様レビュー

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2022/04/20

結構むずかしかった。行ったり来たりしました。 他人が満足するための「他人モード」の仕事ばかりしていると、「本当にやりたいことがわからなくなって」しまうので、自分がやりたい「自分モード」をするのはどうすればいいのかとの投げかけではじまっています。 「自分モード」とは、「直感」に突...

結構むずかしかった。行ったり来たりしました。 他人が満足するための「他人モード」の仕事ばかりしていると、「本当にやりたいことがわからなくなって」しまうので、自分がやりたい「自分モード」をするのはどうすればいいのかとの投げかけではじまっています。 「自分モード」とは、「直感」に突き動かされ狂信的ともいえる「妄想」を実現するためにアクセル踏み続けることといっています。 直感で感じたことを、論理的に実現するためにつなぐ思考法を模索するのが本書です。 序章、第1章では、「ビジョン思考」に到達するための過程、「ビジョン思考」とはが語られます。 ①カイゼン思考 PDCAを回して計画⇒実行⇒評価⇒改善 を行っていくには、正解がそこになければならない。が、現在は、あいまいで不確実な、VUCAの時代になっていてカイゼン思考については、かつてないほどの危機にされされている。 ②戦略思考 ロジカルシンキング MECE フレームワークなどを使ってメソッド化したもの。このやり方は個人に負担が大きくて、どこかで限界がきてしまう。 目標設定⇒資源棚卸⇒選択集中⇒検証 のサイクル ③デザイン思考 手を動かして考える(プロトタイプ) 五感を活用して統合する(両脳思考)、生活者の課題をみんなで解決(人間中心共創) 作り手の個性、「自分らしさ」が失われていつのまにか、「自分がなくなっていることに気が付く」 手を動かすということでKVA 全身で感じる(体感:K)⇒絵にして考える(視覚:V)⇒名前を付ける(聴覚:A)を回す 課題設定⇒共感⇒発想⇒プロトタイプ のサイクル ということで、長期的にモチベーションを持ち続けることができる、もっとも人間らしい「ビジョン思考」に到達する ④ビジョン思考 内発的動機を大事にして、妄想を駆動力にして創造する。 妄想⇒知覚⇒組替⇒表現 のサイクル 結論は、ビジョン思考こそが、「本当に社会を変えたい人のための思考法」である。 です。 第2章以降は、「ビジョン思考」の解説です。 妄想   イシュードリブン 顕在化している課題に対しての解決する思考   ビジョンドリブン まだ目には見えない理想状態を自発的に生み出し、現実とのあいだのギャップから得ていく思考   10%成長よりも、10倍成長を考えるのが妄想、達成できそうな目標よりも、もう一方先に進もうが妄想 知覚   シンプルでわかりやすい世界よりも、複雑のままで考える   センスメイキング 感じ取り固有の意味をつくりだすモデル 感知⇒解釈⇒意味づけ    感知はありのままをみる。この段階では言語化はしない    解釈は絵としてインプットしたら、絵としてアウトプットする。もやもやのままにしておく    意味づけは、絵と言葉をいったりきたりして言語化を行う 組替   パーツ分け   可動式メモ(おおきなポストイットをつかう)   突っ込みどころ 違和感をみつける   あたりまえを裏返す:あまのじゃく   アナロジーとメタファーをつかった表現 類推と比喩 表現   イタレーション(反復)   ストーリをもたせる 例:英雄の帰還   プロトタイプをつくる   評価をもらう   改善を行う   これを繰り返す 目次は以下です。 序章 「直感と論理」をめぐる世界の地図 第1章 最も人間らしく考える 第2章 すべては「妄想」からはじまる 第3章 世界を複雑なまま「知覚」せよ 第4章 凡庸さを克服する「組替」の技法 第5章 「表現」しなきゃ思考じゃない! 終章 「妄想」が世界を変える? おわりに

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2022/04/09

人生芸術の山脈 かっこいい しのごの言わずにまずは手を動かす!紙に書く!可視化して表現する! 色々フレームワーク紹介されてたが、結局そういうことなのだろう

Posted byブクログ

2022/03/06

タイトルにある「直感と論理をつなぐ思考法」=ビジョン思考について書かれている。個人の中にある純然な「妄想」を駆動させて、それをビジネスなどの形にしていくことを目的にしている。 この本の一番のキーワードは「手を動かすこと」だと感じた。つまり、本書全体を通して、可能な限り高頻度に、自...

タイトルにある「直感と論理をつなぐ思考法」=ビジョン思考について書かれている。個人の中にある純然な「妄想」を駆動させて、それをビジネスなどの形にしていくことを目的にしている。 この本の一番のキーワードは「手を動かすこと」だと感じた。つまり、本書全体を通して、可能な限り高頻度に、自由に手を動かすこと、そのための環境を整えることの大切さ、そして手を動かしながらアイデアを形にしていくためのヒントが重点的に伝えられている。 本書をこれから買って、読んでみようと思う人は、一緒に手帳型のメモ帳、そして付箋を買っておくことを勧める。きっと読了後、すぐに手を動かし、気の赴くまま自分の妄想に耽ってみたくなるだろうから。

Posted byブクログ

2022/01/25

・「余白のデザイン」をする準備 ①今すぐ1冊のノートを買うこと(A6・無地のモレスキンノートが良い) ②今すぐカレンダーに、毎朝15分、ノートを書くだけの予定を入れること 毎日決まったページ数を書くようにする。 お気に入りのペンで手書きをする。 最低でも1ヶ月続ける。 感情ジャー...

・「余白のデザイン」をする準備 ①今すぐ1冊のノートを買うこと(A6・無地のモレスキンノートが良い) ②今すぐカレンダーに、毎朝15分、ノートを書くだけの予定を入れること 毎日決まったページ数を書くようにする。 お気に入りのペンで手書きをする。 最低でも1ヶ月続ける。 感情ジャーナリング: その時に感じていること。主観的な感覚・感情 自分が嫌だと思ったこと、嬉しかったこと、気になっていること ポジティブな感情で締めくくること 欲望ジャーナリング: 〜してみたい、〜になりたい 妄想ジャーナリング: 子供時代の夢は何でしたか? 青春時代、誰に憧れていましたか? もし3年間自由な時間ができたら、何をしていますか? もし100億円の投資を得られるとしたら何をしたいですか? もしも誰もが週3日だけ働く時代が来たら、どうなるか? もしも平均寿命が1000歳になったらどうなるのか? もしも空飛ぶ車が発売されたら、どうなるのか? もしもお金が存在しない世界になったら、どうなるのか? もしも1日100冊ずつ読書ができるなら、どうなるのか? ※どうしたらこれらが可能になるかは、考えない。 ※次にこれらをビジョンスケッチしていく。 大事だと思うものは真ん中に大きく詳しく書く。 ・人生における転機の3段階 ①終わらせる段階:いつの間にか停滞感や退屈さを感じる。これまで楽しかったはずの仕事や趣味に面白みを感じなくなる。次に向かおうとしている証である。惰性で続けている習慣・仕事・人間関係などをしっかり終わらせる。新たなものを受け入れる「余白」を作る。 ②ニュートラルな段階:①を経ると方向性が失われて不安が生まれるが、日々の自分の感覚に意識を向け、むやみやたらに動かないことが重要。安直に別のことに手を出しても退屈さを払拭することはできない。 ③次のステージを探す段階:あれこれ探し回る中で、そのうち自分が進むべき方向にピンとくるものが現れる。そこからはモードを切り替えて、活発に動いていくだけだ。 ・1単語・1イラストの視覚化トレーニング 単語をランダムに選ぶ。 思いついた言葉でも、辞書や本から適当に選んだ単語でも良い。 その単語を表す絵を描く。なるべく悩まず連想したものを自由に描く。 とにかく手を動かし続けることを意識する。 線の太さを変える、濃淡を工夫するなど、表現手段に関しても色々は発見があるはず。 単語と絵はそれぞれ一つずつポストイットにかいてスケッチブックに並べて貼っていく。 ・知覚力を磨くムードボード 一週間ほど期間をとり、毎日、気になったものを写真に収めてみる。 そのうち特に気になった8枚をピックアップし、並べる。 グループ分けできそうなら、大まかにまとめて配置し、写真全てをスケッチブックに貼る。 正方形のポストイットを用意し、それぞれの写真のどこが気になったのかを言語化する。 ハッシュタグのようなキーワードの箇条書きが良い。 最後に全体を眺めて、自分の関心がどういうところにありそうか、妄想と接点があるかを振り返ってみる。 ★アプリもある Niice ・妄想、知覚、組替、表現 ・人が創造性を発揮する際には、妄想と現実とのギャップを認識することが欠かせない。個人が自らの関心に基づくビジョンを明確にして、さらに、そのビジョンと現状の間にある距離を正面から受け止めた時に初めてそのギャップを埋めようとするモチベーションが個人の中に生まれる。 ・カラーハント ・クラウドハント

Posted byブクログ

2022/01/24

興味ある内容と思いつつ、一回読んだだけでは腹落ちしきれずだったので、1年ほどの間を置いての2回目読了。 まだ完全には腹落ちしてないけど、まずは少しずつでもやって行こうかと思った。

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2021/12/26

フォトリーディング復習会】 直感と論理をつなぐ思考法/佐宗邦威著 昨日のフォトリー復習会で描きました。 でらさんのマインドマップを見て、読んでみようと手にした本です。 復習会でこの本を選んだのはなぜ? って聞かれて、”でらさんとの違い” って答えました。 見比べてみて、目的も...

フォトリーディング復習会】 直感と論理をつなぐ思考法/佐宗邦威著 昨日のフォトリー復習会で描きました。 でらさんのマインドマップを見て、読んでみようと手にした本です。 復習会でこの本を選んだのはなぜ? って聞かれて、”でらさんとの違い” って答えました。 見比べてみて、目的も質問も違うので、マインドマップは違うものになる ってことがわかりました。 そんなこと、始める前からわかってました。 それでも、何事も動いて経験してみることが体感として記憶と刺激には、良いことでした。 さきこさんのファシリテートでフォトリーをすると、時間管理がしっかりできるので、良い復習になりました。 1人だとついつい、時間をかけて、目的以外のところも、読んでいます。 マインドマップも枝もどんどん増えがちになります。 「目的だけを」って意識が少し薄れていたところだったので、ちょうど良い機会でした。 ありがとうございます。

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2021/12/16

イメージを描く事の大事さを再認識した。 前半もさる事ながら、後半のプラクティスがとても為になった。早速始めてみようと思わせてくれるような熱意を所々の文書で感じた。

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2021/12/07

余白を作る、自分モードになるなど、共感できることがたくさんだった。それを、もともと左脳派だからか、誰にでもわかるようにかなりわかりやすくまとめられている。とても興味深い書籍だった。 この情報化社会では、常に他人の目に晒されている状態。他人モードで生きてしまうことは必然のように思わ...

余白を作る、自分モードになるなど、共感できることがたくさんだった。それを、もともと左脳派だからか、誰にでもわかるようにかなりわかりやすくまとめられている。とても興味深い書籍だった。 この情報化社会では、常に他人の目に晒されている状態。他人モードで生きてしまうことは必然のように思われる。その中でも自分モードの時間や、余白の時間を必然的に作ることで、自分が満足するアイディアが生まれてくる。 はじめはみんな妄想から始まる。みんなが妄想を形にできるような社会になれば、きっともっとわくわくする世の中になるだろう。

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2021/11/23

気がついたら似た本を手に取っていた。共感できることがすごく多かった。 自分モードのスイッチを入れられるよう、まず一か月続けてみて感想更新します。

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2021/10/19

概念だけを読んで理解するのが難しい。 ジャーナリングを試しながら、振り返って概念の説明を読むと分かり易い気がした。 まずは1ヶ月続けて自分モードが出せるようになりたい。

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