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こうして誰もいなくなった の商品レビュー

3.6

62件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2024/05/26

うーん、まあまあだった。 ミステリー小説にはやっぱり伏線が散りばめられていてほしい。 伏線があんまりなくて、最後に無理やり捻じ込んでくるのって納得いかない。 双子の片割れの行方とか。 全体的に読み応えがあまりなかった。

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2024/01/11

わずか数ページで終わるお話や表題の中編作まで全14作。ファンタジーっぽいものだったり、ミステリーだったり、言葉遊びがあったり、バラエティに富んでいて飽きずに面白かった。一番最初の『館の一夜』で掴まれて、『劇的な幕切れ』でどきっとして、『本と謎の日々』『謎のアナウンス』でなるほどな...

わずか数ページで終わるお話や表題の中編作まで全14作。ファンタジーっぽいものだったり、ミステリーだったり、言葉遊びがあったり、バラエティに富んでいて飽きずに面白かった。一番最初の『館の一夜』で掴まれて、『劇的な幕切れ』でどきっとして、『本と謎の日々』『謎のアナウンス』でなるほどなーと思って、『こうして誰もいなくなった』は古典ミステリのインスパイア作品で読み応えがあった。

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2023/12/06

超ショートから中編までさまざまな作品の有栖川有栖傑作集。既読のものも多いけれど、どれも面白い。有栖川先生の魅力がふんだんに詰まっていた。特に表題作はクリスティへのリスペクトが感じられた。

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2023/11/24

初めて読んだ有栖川有栖が「有栖川小説の見本市」であるこの本で良かったかも。ジャンル問わずここまで書けるのは凄い。なんとなく物足りない気もするけど、「これまで誰かが書きそうで書かなかった物語」であるのは納得。

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2023/10/05

いつくかの話が入った短編中編集。面白い話、微妙な話はどうしてもあるが「未来人F」「本となぞの日々」「こうして誰もいなくなった」は好きな話だった!

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2023/08/06

短編中編集。主に火村シリーズしか読んでないから他の作品読めて新鮮で楽しかった。まさに見本市面白い!タイトルの話が特に好きで私の推理は途中であっさりボツになったうえクローズドサークルで殺し合いする夢まで見たよ。

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2023/06/27

「これまで誰かが書きそうで書かなかった物語」ということで、落ちがファンタジーともホラーともミステリとも読み終えるまで分からない楽しさ! 中身の見えないトリュフチョコやたこ焼きとかが並べられ、一つ食べたら「うっ、この味かよ!」と驚くみたいな。 〈華谷堂書店〉の浅井店長、響・フェデリ...

「これまで誰かが書きそうで書かなかった物語」ということで、落ちがファンタジーともホラーともミステリとも読み終えるまで分からない楽しさ! 中身の見えないトリュフチョコやたこ焼きとかが並べられ、一つ食べたら「うっ、この味かよ!」と驚くみたいな。 〈華谷堂書店〉の浅井店長、響・フェデリコ・航には、また会いたいですね。

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2023/06/15

タイトルからしてミステリーかと思ったので拍子抜け レビューで後半にミステリーがあることを知ったので、いつかリベンジ

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2023/04/15

2011年以降に発表の作品を集めた中短編集。 ラジオの朗読のために書かれたものは初めて活字になるという。 アンソロジーに掲載されたもののうち、自分は三編読んでいたことが判明したが、途中まで気が付きませんでした、なんてこった。 ブクログに投稿した「みんなの少年探偵団2」のレビューに...

2011年以降に発表の作品を集めた中短編集。 ラジオの朗読のために書かれたものは初めて活字になるという。 アンソロジーに掲載されたもののうち、自分は三編読んでいたことが判明したが、途中まで気が付きませんでした、なんてこった。 ブクログに投稿した「みんなの少年探偵団2」のレビューには『「未来人F」が一番楽しかったです。』などと書いていたのに。 でもそのおかげで、心ゆくまで楽しんで読めました。 内容はバラエティーに富んでいて、ごく短いものでもひねりが効いている。 『線路の国のアリス』は不思議の国のアリスを鉄道に関する小ネタ満載で、パロっている。 『怪獣の夢』は、人生の変化で夢の内容も変化するのが面白いし、ゾッとする。 『本と謎の日々』は大崎梢さんリクエストのアンソロジーに収録された短編で、なんとなく大崎さんの書店ものの雰囲気がある。 が、やはり一番面白かったのは、一番長くて、本のタイトルにもなっている『こうして誰もいなくなった』だった。 アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を下敷きにしているというのはすぐに分かるけれど、もともと有栖川氏の作品には、こういう【大きな密室もの】がたくさんあって、得意分野なのではないだろうか。 大きな密室とは、交通が断たれた孤島や、災害現場、出入りのできない特殊な村やエリアで、そこで連続殺人事件が起きるのだ。 犯人を推理すると共に、次に誰が殺されるか予想しながら読むと夢中になる。 途中で「読者への挑戦状」が出るかと思ったけど無かった。 館の一夜/線路の国のアリス/名探偵Q氏のオフ/まぶしい名前/妖術師/怪獣の夢/劇的な幕切れ/出口を探して/未来人F/盗まれた恋文/本と謎の日々/謎のアナウンス/矢/こうして誰もいなくなった

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2023/02/13

「館の一夜」「線路の国のアリス」「名探偵Q氏のオフ」「まぶしい名前」「妖術師」 「怪獣の夢」「劇的な幕切れ」「出口を探して」「未来人F」「盗まれた恋文」「本と謎の日々」「謎のアナウンス」「矢」「こうして誰もいなくなった」 短編から中編まで14話が収録された作家デビュー30周年を飾...

「館の一夜」「線路の国のアリス」「名探偵Q氏のオフ」「まぶしい名前」「妖術師」 「怪獣の夢」「劇的な幕切れ」「出口を探して」「未来人F」「盗まれた恋文」「本と謎の日々」「謎のアナウンス」「矢」「こうして誰もいなくなった」 短編から中編まで14話が収録された作家デビュー30周年を飾る作品集。 ノンシリーズ物なのでファンタジー、ホラー、ミステリーと多岐にわたる内容になっていた。 好みは以前『毒殺協奏曲』で既読だがミステリー要素がある「劇的な幕切れ」登場人物もろとも、まんまと騙された。 巻頭の「館の一夜」のオチも好き。

Posted byブクログ