麦本三歩の好きなもの の商品レビュー
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主人公の三歩ちゃんが、ひたすらに愛おしかった。 考えすぎやったり、変に煮詰まったときに読みたいなと思う。 ブルボンのお菓子が好き、図書館が好き、チーズ蒸しパンが好き… 「動物か?」て思うくらい、感情にストレートすぎて人間ぽいというか、子どもぽいというか、親近感。読んでて三歩ちゃんの自由すぎる、いとおかしな感じに何回ムフムフしたか… ふふふって小さく笑いながら読んじゃう、ライトなお話 漠然と将来不安だし、こんなご時世だから現実みて着実に知能や資産蓄えなあかんとは思うけど、日常にある好きなものや楽しみを堪能するのも素敵だなと思う! かわいい!三歩ちゃんとお友達になりたい
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図書館勤務の20代女子、麦本三歩(むぎもとさんぽ)の、なにげない日常を描いた12の短編が収録されています。 「歩くのが好き」「図書館が好き」「生クリームが好き」「ブルボンが好き」「魔女宅が好き」「ファンサービスが好き」などタイトルは興味をそそられて楽しそうな予感がしていましたが...
図書館勤務の20代女子、麦本三歩(むぎもとさんぽ)の、なにげない日常を描いた12の短編が収録されています。 「歩くのが好き」「図書館が好き」「生クリームが好き」「ブルボンが好き」「魔女宅が好き」「ファンサービスが好き」などタイトルは興味をそそられて楽しそうな予感がしていましたが、文体が読みづらい事とキャラクターに魅力を感じない事、また全体的に浅い感じがして物語に入り込む事が出来ませんでした。 映画『君の膵臓をたべたい』が良かったので期待していた事もあり物足りない読後感。 10代~20代の方には 面白く感じるかも。
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図書館司書の仕事を頑張り、休日は好きなことを楽しむ。三歩の何気ない日々が淡々と描かれており、ほっこり癒された。 三歩はおっちょこちょいで失敗ばかり。いつも先輩に怒られてばかりだが、なんだか憎めない存在で「三歩だから」と許されちゃうような人柄。 天然と言われる三歩だが、頭の中では思...
図書館司書の仕事を頑張り、休日は好きなことを楽しむ。三歩の何気ない日々が淡々と描かれており、ほっこり癒された。 三歩はおっちょこちょいで失敗ばかり。いつも先輩に怒られてばかりだが、なんだか憎めない存在で「三歩だから」と許されちゃうような人柄。 天然と言われる三歩だが、頭の中では思考がグルグル回っている。根が真面目なんだね。嘘をついたり悪いことなんて絶対にできない。いい人でいたいとか、人から嫌われたくないとかいう気持ちも持っている。 人生において何に重きを置くかは、歳を重ねていくうちに色濃くなったり形を変えていく。きっと、それが明確になったら人の目など気にならなくなる時が来るんじゃないかな。私にもいつかそんな時が来るといいな。 好きなものを好きだと素直に言える三歩を私は強いと思う。これから彼女はどんな風に歳を重ねていくんだろう。好きなものを大切にするところは変わらないままでいてほしいな。
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途中までは全然話が入ってこなくて、つまらなかったー 結構期待してたので、がっかり。 けど出版社に勤める友達との旅行の話から、やっと三歩ワールドに入れた笑 友達のスマホに来た先生からのメールに、友達の事をお祈りするのはすごく感動したし、実は友達も気付いてたのも感動!その部分だけ読み返した。 好きなものをたくさん増やして小さな楽しみがある毎日を私も送りたい!
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三歩の好きなものに囲まれた毎日とそこにあるちょっとしたスパイス。私らしく生きることって悪いことじゃないし、なんなら私の人生だから好きなものに溢れた方がいいじゃない?と後押ししてくれる。私の好きなこと、自分らしさをゆっくりと考えたいときにおすすめ。
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この本を読んで、「こんな人生でいいんだ」と思えるそんな作品でした。ゆっくり進むときの中に小さな幸せは必ずあると気づかせてくれるそんな物語で、小説の中で一番好きな作品でした。
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大学図書館司書として働く麦本三歩とその職場の人たちや友人との日常を描いたのんびりおっとり、ほんわかした短編集。 三歩のどんくさくて、独特の世界観が独特の空気感を醸し出しているのがこの本の魅力。 「こうあるべき」「やらなきゃいけない」とか日常に疲れた時に、肩の力を抜いてソファでチ...
大学図書館司書として働く麦本三歩とその職場の人たちや友人との日常を描いたのんびりおっとり、ほんわかした短編集。 三歩のどんくさくて、独特の世界観が独特の空気感を醸し出しているのがこの本の魅力。 「こうあるべき」「やらなきゃいけない」とか日常に疲れた時に、肩の力を抜いてソファでチーズ蒸しパンを齧りながら読みたい本。
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おっちょこちょい三歩の心の声が漏れまくってる本ですw 個人的には三歩が「おかしな先輩」と呼んでいる先輩の気持ちの方が共感できました。
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等身大の三歩が好きになりました!特に、自殺未遂をした友達にかけた言葉が心に沁みました。自分の弟も同じような状況になったので…。
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【あらすじ】 天然で、抜けてて、ドジな主人公の麦本三歩。大学図書館に勤務しているが先輩から叱られてばかりの毎日。そんな毎日の中にも、三歩なりの好きなもの・好きなことが溢れていて、結局ちょっとハッピー的な生活を送っている。 【感想】 可愛いっちゃあ、可愛い。 イライラするっちゃあ...
【あらすじ】 天然で、抜けてて、ドジな主人公の麦本三歩。大学図書館に勤務しているが先輩から叱られてばかりの毎日。そんな毎日の中にも、三歩なりの好きなもの・好きなことが溢れていて、結局ちょっとハッピー的な生活を送っている。 【感想】 可愛いっちゃあ、可愛い。 イライラするっちゃあ、イライラする。 って感じ。 まず、絶対に身近にこんな後輩やクラスメイトがいたら、『おかしな先輩』のように、三歩のことは好きになれていないと思う。そして、三歩だからと甘やかす周囲に白い目を向けてしまうと思う。 決して悪い子ではない。でも、好きじゃない。 好きな人は好きなんじゃない? 三歩に対してもだけど、本のバランスにも同じ感想をもった。個性的なキャラも多いし、ストーリーも時々重い話が出てきて、すーっと引き込まれるときもある。しかし、没入感はなく、あまり印象にも残らないタイプ。 決して悪い本ではない。でも、好きじゃない。 好きな人は好きなんじゃない?
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