恐竜の教科書 の商品レビュー

ダレン・ナイシュ(著者),ポール・バレット(著者),小林快次(訳者),久保田克博(訳者),千葉謙太郎(訳者),田中康平(訳者),吉田三知世(訳者)

2024/01/15

図書館で借りた。
恐竜と聞くと、30年以上前の幼い記憶に、ティラノサウルスやプテラノドンといった名前がうっすら残っているくらい。子供がときめくジャンルではあるが、大人になってからはからっきし。
恐竜と言っても、よくよく考えれば、実際にいた(と言われている)わけだし、考古学や地球科学の範疇で、数十年も経てば研究が進んでいる。そんな恐竜の最新研究を踏まえた教科書だ。
「実は鳥系の恐竜も、～の分類に近いと研究で分かった」といった話があったが、そんな分類学は個人的には興味が湧かなかった。それよりは、「こんな色をしていたらしい」「歯はこんな形だったらしい」という話の方が、少しは興味を持って読めた。

面白いは面白いかもしれないが…、やはり大人になると見方が変わる。私はお腹いっぱいです。

2023/09/15

恐竜が好きそうな友人からの紹介で購読。
博物館や図鑑、映画を鑑賞したり、恐竜のゲームはかなりやり込んだが、恐竜の姿形の推定手法や分類学や機能形態学に沿って学んだことは全く無かったため、非常にワクワクしながら読み進めることが出来た。
今後、博物館・図鑑の説明文の読み方や、映画・ゲームの楽しみ方が変わりそうな気がする。恐竜好きそうな人に薦めていきたい。
Rexの復元推定が毎年のように大きく更新されるのをニュースで見る度、何故こんなに変わるのかと思うが、変わりまくるのも仕方ないと思わせられる。

2022/01/01

恐竜好きで鳴らしたのは、小学生に上がる前の話。その頃からアプデされていないので、これはいかんと思って購入。

ということを常にしていかないといかんのですよ。この1冊が決定版というわけでないので。知識欲は止まらないので、少しずつでもアプデし続けていかないと、と思っております。

2021/10/19

図鑑サイズ。内容はまるで大学の教科書のよう。細かい文字に分岐図やイラスト。小学生の息子に借りたが熱心に読んでいた。

2021/02/28

恐竜に関する我々の知見は、2000年以降に爆発的に増加している。そして、それ以前には常識であった学説が根底から覆され、それが更にまた覆されるなんてことも多い。小さい頃、恐竜博士だったあなた。その知識、もう埃まみれですよ。

というわけで、本書は、小さい頃に恐竜博士を自認していた大人にオススメしたい。というか、恐竜の名前がある程度頭に入っている人でないと、読み進めるのが少々ツラいし、最新学説に対する驚きも薄れてしまうだろう。

2020/01/19

こちらは図鑑ではないので、いろんな恐竜のいろんな特徴が、素晴らしいイラストで載ってるものではない。
また、わかりやすいけれど、ものすごく読みやすい本ではない。大学の時に講義で買わされる本を思い出しました。
初心者でも、勉強したい人向けかなと
あと恐竜しか扱わないので、鳥類は扱うけども、魚竜や翼竜の話は出てきません。
内容に関しては本当に素晴らしいので是非広まってほしいです。

2019/08/29

4/17は恐竜の日
恐竜研究も進んでおり、羽毛のある恐竜などが確認されています。
最新動向を示す一冊を。