魔眼の匣の殺人 の商品レビュー

今村昌弘(著者)

2024/09/17

3.5！期待してた分-0.5星かな〜
100ページくらいで誰がどんな動機で起こしているのかなんとなく推測できる展開で、どんでん返しが思っていたよりもなかった。

ただ予言者サキミの推測はできていなかったからこそ、見事なまでの伏線回収は面白かった！

登場人物がいるわりにスムーズに読み進められたのは、適度に繰り返される状況や設定の描写があったからだろう◎！

2024/08/19

ここまで入り組んだミステリーだと、登場人物の整理だけでわけが分からなくなり楽しくないのがほとんどだが、スラスラ読めて楽しかったです*.ﾟ
私の中で屍人荘はこえられなかったが、これはこれで素晴らしいです！

2024/08/18

面白い。屍人荘の殺人を先日読み終えて、そう間を置かずに読みましたが、こちらもよく出来てるなと思いました。前回はゾンビで今回は予言者。単純なクローズドサークルものとはせず、既に死ぬ人数が予言されている中で、さて、どうそれを回避して、どう解決に導いていくのか？相変わらず解決編読むまで全くトリックと犯人はわかりませんでしたし、随所に伏線が張られてて、しっかり回収します。また、最後の最後にはどんでん返し的な要素もあり、とても楽しめた一冊でした。斑目機関についてはまだ謎のまま。兇人邸の殺人もちょっとしたら読もうと思います！

2024/08/16

普通に面白いけど…やっぱり前作の衝撃を超えられてない気がする。

何の前情報もなしにこの本単体で読んでいたら星４かもしれない。設定は面白いしラストもびっくりな結末だった。

だけど、屍人荘を書いた作者の続編ってことで期待値が上がりまくってしまった。今回はどんな仕掛けで驚かせてくれるんだろう？と思いながら読んでたので…意外と普通に終わったな〜と…

次作も気になるのでそっちはどうなるのか楽しみ。

2024/08/15

「屍人荘の殺人」に続くシリーズ２作目。
山奥の崖に囲まれた不思議な建物、というクローズドサークル内で起きる殺人を解いていく物語。
そんな人物ではなかったなのに予言に惑わされて殺人を行ってしまう、人間の心の弱さや複雑さにぐぬぬとなった。シリーズはまだ続きそう。

本棚に登録して気付いたのが、綾辻行人さんの「殺人鬼」シリーズと同じシリーズかと勘違いするくらい表紙がそっくり。装画が同じ遠田志帆さんなのもあり…

2024/08/13

オカルト/超常現象×本格推理の第二段。今回は予言もの。ビル火災やゾンビテロなどに比べると予言者のお膝元の秘境で4人死ぬと言うのは予言としてのスケールが小さいし、その予言に捉われてしまい殺人を決意する犯人の動機はいくら特殊な環境下とは言え無理があるような気もした。そのせいか実行犯を暴く際のやりとりはそうなの？という感じで盛り上がらず、、、ただその後のサキミの正体には意表をつかれたし、業が深いサキミの人生を断罪する比留子とサキミのやりとりはなかなか良かった。

2024/08/08

ずっと読みたかったやつ買って読めた！ヒルコさんの先読みの推理は、前作さながら圧巻だし、予言をテーマにしていて、人間の心理をついた殺人とても面白かった。恐怖を感じて自分を守るために必死になって。人は追い詰められたら何をするのかわからないんだなって。揺さぶったり揺さぶられたりのハラハラストーリー

2024/07/30

屍人荘の殺人事件に続く続編。

金田一少年の事件簿のような本格ミステリー小説。ヒルコさん、知識ありすぎ。

2024/07/28

前作よりの衝撃はなかったが、なかなか楽しめた。
主人公が前回より開き直った性格になったと思えて面白かった。
この2人の行く末が気になる。

2024/07/27

面白かったー！！
けど個人的には屍人荘の殺人の方が好きだった！
なんとなく大きな盛り上がりに欠けた気がした。
とはいえ、サキミが偽物だったのは完全に予想外でびっくりしたけどね。
そこはさすがに疑ってなかったなぁ。
ノートとか会話の中にヒントがあったとはいえ、それは気付くの無理よｗ

あとは純のミスリードにまんまと引っかかりましたわ。
こんだけ匂わすって事は違うんやろなぁとは思いながら「純も隔世遺伝で実は槐は本物の超能力者だったとか？」って疑ってしまった。
そして剣崎さんが全然違う人を犯人に指名していたｗ
実は、、、とか後日談で純くんの話あるんじゃない？って思ったらなかったｗ
センスなしｗｗ

でも、冷静に時計の謎とか赤い花の謎とかを論理的に考えたら犯人は分かったはずなんだよなぁ。
結局、予言とか予知とか超能力の部分にフォーカスしすぎてまともな推理が出来なくなってたような気がする。

作者の思う壺ですなぁ。

次は兇人邸の殺人読むぜ！！