魔眼の匣の殺人 の商品レビュー
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「屍人荘の殺人」よりは面白かったですが、ちょっと余りにも動機が弱すぎるかな…。 本作も、前作同様、超能力ミステリーと思わせてのベタな本格ミステリー。ただ、これまた前作同様、謎解き自体は悪くなかったですがどうにも全体を通してライトノベルな感じで、どうにも僕には合いませんでした。
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ただただ面白かった〜 (このシリーズは3年くらい前に映画で入ってしまったので浜辺美波と神木隆之介のイメージは払拭出来なかった笑) 超常現象を認めた上で正統な推理をするのは新鮮なお気持ちになるし唯一無二感があってすごく良いになった..もう終わるな〜からの怒涛の展開にもびっくりした.. 途中で出てくる実在の推理小説ネタやミステリーあるあるも楽しめたな〜(硝子の塔の殺人を読んだ時よりはかなり学習をしたのでこの手の話題も楽しめる人間にはなった気がする) 兇人邸の方も読むの楽しみ〜(大学が始まるand 毛色を変えた作品を読みたいので暫くは読めなさそうだが...)
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最終章は念のため2回読み返すという事態に。笑 しかし毎回書いているけど、ミステリ作家という人たちは毎回よくもまぁこんな展開を思いつくなと感心します。
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「屍人荘の殺人」を読んだのが2〜3年前だったか? その第二弾。葉村譲と剣崎比留子のミステリーサークルが推理に動き出す。 今回は、斑目機関が数十年前に超能力車を集めて隔離し、謎の研究を進めていた話。そこに研究材料として隔離されていた一人の女性サキミ。未来を予言する。それは彼女の家系...
「屍人荘の殺人」を読んだのが2〜3年前だったか? その第二弾。葉村譲と剣崎比留子のミステリーサークルが推理に動き出す。 今回は、斑目機関が数十年前に超能力車を集めて隔離し、謎の研究を進めていた話。そこに研究材料として隔離されていた一人の女性サキミ。未来を予言する。それは彼女の家系に代々引き継がれてきた特殊な能力。そのために背負った人生。 予言が次々に当たり、事件が起きる。そんな中、羽村と剣崎が巻き込まれる。いや、その中に自ら飛び込む。話の展開が「屍人荘の殺人」と同様に次から次へと進み、いつの間にか引き込まれる。 もう一度じっくり読んでみたい作品。葉村、剣崎比留子シリーズ第三弾も是非読んでみたい。
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いや~屍人荘が面白かったので、こちらはこじつけ感があって、私はちょっとなあ~って感想です。 でも、十色勤の手記になんだか違和感を感じていて、それがなんだかわからないうちに事件が解決してしまって、最後にサキミの謎が明かされた時、そういう事か~ってすっきりしたので楽しめました。 しかし本当にそうなら十色勤って最低じゃない?そして真理絵の祖母もどんな気持ちで生きてきたんだろう・・・それを想像すると、真理絵が命を落としたのもなんだか呪いの連鎖のような気がする・・・人を踏み台にして幸せになることなんてできないのよヽ(`Д´)ノプンプン
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良かった点は、設定が村奥の筺の様な建物。 そこに存在する女の予言。 興味をそそる設定だった。 また登場人物それぞれの生い立ちも分かり 死ぬ人物について若干ツラく感じるところもある。 葉村、剣崎、2人のほんのり感じる恋愛の雰囲気も良い。 残念だった点は、筺の設定はあまり活かせて...
良かった点は、設定が村奥の筺の様な建物。 そこに存在する女の予言。 興味をそそる設定だった。 また登場人物それぞれの生い立ちも分かり 死ぬ人物について若干ツラく感じるところもある。 葉村、剣崎、2人のほんのり感じる恋愛の雰囲気も良い。 残念だった点は、筺の設定はあまり活かせてる様に感じなかった。普通の二階建てと代わりを感じなかった。 また推理もかなり希望的観測で立ててる様に感じた。 葉村、剣崎の2人の今後の展開や、謎の組織班目機関についてもまだ解決していない点が残っている。 第三弾の凶人邸の殺人も評判がいいので、これから読むのが楽しみ。
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屍人荘の殺人シリーズ2作目。今回もクローズドサークルで起こる殺人、そして超能力に斑目機関の存在、と盛り沢山。何より終盤の衝撃が!1作目の衝撃を彷彿とさせる、流石やなぁ、と。続編も読むの楽しみ。
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比留子さんと葉山くんの本格的な活動開始の巻。 今度は山の奥!またクローズド・サークル!そしてゾンビの次は超能力!という設定のてんこ盛り感が凄い。 今回もシリアスな事件の合間合間に親切に名前を覚えやすく説明してくれるシーンがあったり、突然のミステリ談義やオカルトトークが始まったりするコミカルさが良かった。 私も読んでない人にミステリ作品のネタばらしはタブーだと思う派。 前作に比べると人が死んでいく過程自体にあまり派手さはないのだけど、前作にも増して謎解きのシーンの比留子さんは格好良かった。 最後に人間らしい部分も見ることが出来たし。 「八つ当たり」、おおいに結構だと思う。 結局謎が解けてみれば、良くも悪くも「予言」を信じすぎたせいで雁字搦めになってしまった人達の話だったのかなぁなんて。 現実の世界にも似たようなものは溢れているけれど、話半分くらいがちょうどいいのかもしれない。
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最後の解説でゴチャゴチャしてしまった印象はあるが全体的に読みやすかった。 前作よりはインパクトがないと感じたがそれでも面白く読めた。
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【屍人荘の殺人】に引き続き葉村譲と剣崎比留子のコンビが事件に巻き込まれるクローズドサークル型ミステリー。 屍人荘ほどの驚きと斬新さは無いが、魅力的なキャラクターたちと目の離せない展開に引き込まれて一気に読んでしまった。 最後がよくわからなくて(自分の理解力が足りないだけなのだが)...
【屍人荘の殺人】に引き続き葉村譲と剣崎比留子のコンビが事件に巻き込まれるクローズドサークル型ミステリー。 屍人荘ほどの驚きと斬新さは無いが、魅力的なキャラクターたちと目の離せない展開に引き込まれて一気に読んでしまった。 最後がよくわからなくて(自分の理解力が足りないだけなのだが)消化不良のため星−1。
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